事例226(防水テープ施工不良)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日は雨で2つ予定がずれたので
 昼間、少し事務所にいました。
 
 あと2日ほどスケジュールがきついです。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「防水テープ施工不良」
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 226
 

 

 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 窓まわりの防水テープ(両面)。
 施工してあるが上の防水紙を押さえていない。
 これでは隙間があり雨が入る。
 
 
 ◆内容説明
 
 「ただ付いていれば施工はどうであれOK」
 
 あるよその検査員から聞いた言葉を思い出しました。
 
 
 防水テープの役割を
 
 職人さんが理解していないのでしょう。
 
 きっちり防水するためと考えて施工したら
 写真のようにはならないでしょう。
 
 あとから自然にくっつくものではなく
 この段階できちんと密着させないとダメです。
 
 
 ◆対策
 
 防水下地の検査を行いましょう。
 
 
 瑕疵保険があると安心していませんか?
 
 施工ミスを重過失と判断された場合
 保険が下りません。
 
 
 
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■(2)編集後記

 
 まもなく、この検査業務を始めて
 10年目に突入します。

 この間、
  姉歯マンション偽装事件があったり
  住宅瑕疵担保履行法開始、
  建築基準法や建築士法改正もありました。
 
 業界はもちろん
 私も常に変化してきましたが
 
 たぶん変わらないのが
 
  「欠陥住宅の数」
  
 私、今年は
 昨年の2倍はかかわっています。
  
 
 家の品質自体は確実に10年前より
 よくなっていると断言できますし、
 
 住宅着工数は減少。
 
 ・・なのになぜ減らないか?
 
 
 
 それは過去に
 
  ・あえて問題とならない又は思わなかったこと
  ・知らずに通っていたこと
  
 などが今、
 問題になるからでしょう。
 
 
 供給する側がこれまでのやり方のままでは
 いつ大きな問題に直面するかわかりません。
 
 品質を瑕疵保証検査などだけに頼っているだけでは
 対策として十分ではありません
 
 というかぜんぜんダメです。
 
 
 今、検査などで私がかかわっている現場
 
 完璧に近い現場もあれば
 全くダメな現場  もあります。
 
 完璧な現場、業者さんは
 きちんと品質やトラブル防止の要所を
 押さえています。

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