事例214(胴ぶち固定忘れ)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 10月末ですが、朝日が入る事務所は
 暑くて窓を開けています。
 
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「胴ぶち固定忘れ 」
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 214
 

 
 ◆写真解説  ↑クリックすると拡大します
 
 外壁材を留めつける胴ぶちの固定忘れ。
 外壁固定不良の原因になる。
 
 
 ◆内容説明
 
 木造系の住宅の外壁裏側には
 「通気層」を通常設けます。
 
 この通気層の通気確保と
 外壁材を留めつける役割を果たすのが
 「胴ぶち」
 
 留めつけの基準では500mm間隔以内で釘止めします。
 
 今回は部分的に釘打ちを忘れた例。
 
 家全体で約10ヶ所も固定忘れがありました。
 
 
 
 ◆対策
 
 外壁職人さんに任せず
 
 仕上げ外壁材を張る前に
 胴ぶちの釘固定、通気確保の検査は必修です。
 
 あと、防水紙の破れなども
 このとき同時にチェックできます。
 
 
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■(2)編集後記

 
 今週、検査で思ったこと。
 
 現場で同じような指摘が全般にある場合、
 
 是正を監督さん、職人さんに任せると
 確認でまず100%は是正されていない。
 
 
 ・目立つ印をしておいてもいくつかは見落としている。
 
 ・ほんの一部分だけ是正してすぐ隣はそのまま。 とか
 
 
 なぜ、印などが目に入らないのか?
 
 慌てているためもあると思います。
 
 
 私もそうですが、動く、光るものを除き
 ビスや釘などの小さなものは
 見る意識をしないと目に入りません。
 
 
 職人さんも仕事を一旦止めて
 「見る意識」で確認しないから
 忘れが起きるんでしょう。
 
 
 そう考えると「検査する=見る意識」は大切です。

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