事例215(床下断熱材未施工)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 サーバーの容量が一杯なのか
 写真アップするのに時間がかかりました。
 (不要なもの削除したらできました)
 
 もし、一杯ならサーバーの乗り換えなどで
 少しの間、写真追加できないかもしれません。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「床下断熱材未施工 」
 ________________________
 
 215
 

 
 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 階段下、床下断熱材がない。
 居室下以外入れなくてもいいと判断する
 大工さんがまだいます。
 
 
 ◆内容説明
 
 断熱材は家全体をすっぽり覆うのが基本です。
 
 居室下だけあればいいと判断されると
 今回の例のようになります。
 
 
 検査で床下へ入ると
 階段、廊下、押入れ下に断熱材が無いことが
 たまにあります。
 
 
 ◆対策
 
 全ての床下に断熱材を入れることが
 前提となっているため、
 通常図面で施工範囲は記載しません。
 
 大工さんがわかっていなければ
 施工前に指示すべきです。
 
 
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■(2)編集後記

 
 先週から昨日まで
 現場のミス等を多く発見しました。
 
 どれも構造的な欠陥ですが
 
 施工している側に悪気はなく
 単なる無知からくるものばかり。
 
 
 施工者側が最近、
 品質で頼りにしているのは
 「瑕疵担保履行法」の保険法人の検査。
 
 これがOKであればすべてOKみたいに
 思っている方が多いです。
 
 特に細かな基準を知らない
 お客さんや建築士以外の方は誤解しやすいようです。
 
 
 私が実際に現場で見た経験と
 保険法人の内部にいる人の話を聞くと
 決して厳しい検査は行われていません。
 
 
 現在、私が受け持っているいくつもの裁判中の物件は
 全て役所の検査は合格していますし、
 保険を掛けた物件もあります。
 
 それでも重大な欠陥が発覚しているのは
 これらの制度が欠陥防止に完全には役立っていない
 ことを認識していただきたいと思います。
 
 
 住宅は個人の大工さんや中小規模の会社が多い。
 
 そのため、国の制度で厳しくすると混乱を招くため
 厳しい制度が施されません。
 
 
 現在、消費者の品質へ対する意識は高く、
 このギャップが紛争が増えている要因でしょうか。

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