事例205(筋交い金物 撤去)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今週も事務所にいる時間が少なく
今日は午後から集中して書類片付けています。
■(1)今回の事例_________________
・「筋交い金物 撤去 」
________________________
◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
床下から確認。
筋交い金物が取り外されたあと(ビス穴)を発見。
(矢印が筋交い)
◆内容説明
大地震などの時、筋かいが外れないように
柱と緊結する金物が和室全体で
一度取り付けたあと外されている。
法律で取り付けが決められた金物で
ないのは違法です。
外して別の箇所につけたわけでもなく
全くの無い状態。
壁の収まり上、取ってしまったのでしょうか?
検査後に取ったとすれば
完全に故意によるものです。
◆対策
大工さんが金物の重要性を理解してないことが原因です。
法律、基準を教え、重要性を認識させることも必要です。
===========================
■(2)編集後記
先週、こんな会社に遭遇。
検査の結果、違法行為があるのに
お金がかかるので直せないと言う会社。
買う前に見極めるにはどうしたらいいでしょうか?
数回、担当者に会っただけで見極めることは
難しいと思います。
方法としては「質問」が一番。
とくにかくいろいろ聞いてみて、
否定が多ければやめておいたほうがいいですね。
私が個別相談やセミナーで紹介している
「ダメ業者を見極める10の質問」
今度紹介します。(長くなるので次回以降で)