事例１７０（小屋通気ふさぎ）

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
　

　水曜日、東京へ行くとき
　マスクをするかどうか迷いました。
　
　関東で女子高生初感染のニュースの前日でしたし
　マスクも売り切れのせいか
　
　新宿駅でもマスクをしている人の確率は
　１０～２０％程度でした。
　
　私は今でもあまり気にしていません。
　
　
■（１）今回の事例＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

　・「小屋裏通気経路　ふさぎ」
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　◆写真解説　↑クリックすると拡大します
　
　屋根裏（小屋裏）の写真。
　屋根の頂上部で空気（青矢印）を抜く
　棟換気への通路が断熱材（赤丸）でふさがっている。
　
　これでは設計どうりの換気ができない。

　
　◆内容説明
　
　部分的な1枚の写真ではわかりにくいですね。
　
　設計内容としては
　　通称-棟換気というシステムです。
　　
　屋根の熱で温まる屋根裏の空気を
　屋根の頂上部から抜く設計になっています。
　
　今回、通気の経路が小屋裏収納の天井部にあたり
　断熱材が入れられたために通気をふさいでしまった。
　
　
　
　◆対策
　
　　小屋裏収納を作る。
　
　　効率のいい　棟換気にする。
　
　両者を別々に考えていると
　今回のような支障に気が付きません。
　
　当然やっている大工さんは気が付きそうですが
　そのまま進めてしまうケースも多いでしょう。
　
　現場をよく見るなどチェックが必要です。