こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は移動が多く、バタバタしたためか
すっかり「メルマガ」のことが
頭から抜けていました。
時間はすでに午後9時を過ぎています。
■(1)今回の事例_________________
・「けた行筋交い未固定」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
木造小屋組(屋根裏部)のけた行筋交い。
釘の固定が全くなく、役割を果たしていない。
◆内容説明
小屋組(屋根部を構成している部分)が
けた行き※に倒れるのを防ぐため、
小屋束(小屋の柱)をつなぐ筋交いを施工します。
※けた行きとは・・
屋根の頂部の「棟(むね)」と平行方向のこと。
本来はN50の釘、2本で留める。
釘の種類がさまざまだったり
今回のように釘留めを忘れてしまう
ケースは意外に多いです。
◆対策
あとからでも見つけることは可能であり
是正も容易ですが
工事中、小屋組の検査で
全数確認することです。
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■(2)編集後記
愛知県の4月の住宅着工数
前年比51%減
10%、20%ではなく・・・51%減
かなり強烈な数字です。
今後、どのようになっていくかわかりませんが
住宅業界は苦しい状況にあります。
当然この数字は
私のような仕事でも影響を受けます。
毎日、忙しく仕事の数はありますが
新築の検査が減るなど、昨年と内容の変化を感じます。
時代、業界が変わりつつある今
変化は今後も続きそうです。