事例173(けた行筋交い未固定)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日は移動が多く、バタバタしたためか
 
 すっかり「メルマガ」のことが
 頭から抜けていました。
 
 時間はすでに午後9時を過ぎています。
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「けた行筋交い未固定」
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 173

  

 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 木造小屋組(屋根裏部)のけた行筋交い。
 釘の固定が全くなく、役割を果たしていない。

 
 ◆内容説明
 
 小屋組(屋根部を構成している部分)が
 けた行き※に倒れるのを防ぐため、
 小屋束(小屋の柱)をつなぐ筋交いを施工します。
 
 ※けた行きとは・・
 屋根の頂部の「棟(むね)」と平行方向のこと。
 
 
 本来はN50の釘、2本で留める。
 
 釘の種類がさまざまだったり
 今回のように釘留めを忘れてしまう
 ケースは意外に多いです。
 
 
 
 ◆対策
 
 あとからでも見つけることは可能であり
 是正も容易ですが
 
 工事中、小屋組の検査で
 全数確認することです。
 
  
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■(2)編集後記

 
 愛知県の4月の住宅着工数
 
  前年比51%減
 
 10%、20%ではなく・・・51%減
 かなり強烈な数字です。
 
 今後、どのようになっていくかわかりませんが
 住宅業界は苦しい状況にあります。
 
 当然この数字は
 私のような仕事でも影響を受けます。
 
 毎日、忙しく仕事の数はありますが
 新築の検査が減るなど、昨年と内容の変化を感じます。
 
 時代、業界が変わりつつある今
 変化は今後も続きそうです。

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