事例172(壁内結露)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
昨日、結露した水筒のキャップを見て
結露発生の要因をあらためて体感しました。
空気中の水蒸気量と温度差
条件がそろえば発生します。
■(1)今回の事例________________
・「壁内結露」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
壁内結露。
壁をあけてみたら結露で内部はベタベタ。
水滴(矢印部)やカビもあった。
原因は断熱材の薄さ。
◆内容説明
写真は冬に撮ったもの。
壁の断熱材が非常に薄く、
外の冷気を遮断できない壁に
床下から壁内に湿度の高い空気が入り込み
結露を起こしている。
結露発生のメカニズムを数字的に考えると
難しく混乱します。
これからの季節
氷を入れた飲み物が入ったグラスに付く
水滴も同じ仕組みです。
◆対策
壁内結露は知らずに進行している病気のように
目に見えないだけに怖いです。
断熱材の施工を確実に行う。
(断熱性のあるカップは水滴が付かない)
湿気た空気を壁内へ入れない。
(空気が乾燥しているときはグラスに付く水滴が少ない)
設計の段階からチェックすることが大事です。
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■(2)編集後記
今週末のセミナー
31日(日)13時から15時
岐阜県県民ふれあい会館
岐阜市藪田南5丁目14-53
この会場で5年ほど前に
当社主催で行ったセミナー。
当日、予約なしで来た人が20名ほどいて
会場の定員を超えてしまい、
非常に慌てたことを思い出しました。
今回はまだ10名ほどは入れるようです。
(30日の高山市はかなり余裕あり)
直前でもOKですのでご希望の方は
メール info@ie-kensa.comか
電話 0561-54-9988又は
090-6614-1376(ソフトバンク)で受け付けます。
・覚えて欲しい2つのこと、
・ダメ業者を見極める質問とは
これを知りたい家を建てる予定のある方、
時間があれば是非来てください。
参加費は無料。
主催:NPO岐阜・楽しい家づくり研究所
後援:岐阜新聞