こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は曇りだと思っていたら
一日 雨。
朝から出て
ようやく夕方、事務所に戻りました。
■(1)今回の事例_________________
・「床下断熱材の落下」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
床下断熱材。
設備配管、配線時に落下した?
この部分断熱欠損になる。
◆内容説明
電気の線か、お湯の配管(ピンク色)を施工した時に
断熱材を乱してしまった例。
昔は床下に断熱材を施工しませんでした。
そのため、あまり重要と思っていない職人さんが多いかも。
職人さんが断熱材の重要性を理解していないと
落ちようが、垂れようが
そのままになってしまいます。
◆対策
設備の配管がある
キッチン、洗面の下は最終検査したほうが良いです。
この部分にはだいたい床下点検口があります。
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■(2)編集後記
長期優良住宅普及促進法が昨日施行されました。
内容は
構造躯体の劣化対策、耐震性、維持管理・更新の容易性、
可変性、バリアフリー性、省エネルギー性の考慮など。
これにプラスして
いろいろな税制の優遇。
税制優遇がやや物足らない感じがしますが
良い制度だと思います。
性能確保には新築時のきちんとした施工と
建ててからのメンテナンスが重要ですね。