事例175(帯金物釘)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日の午前中は事務所。
 午後からはやや遠方へ検査。
 この1週間、移動距離が多くなっています。
 
 
 
■(1)今回の事例_________________

 ・「帯金物、釘の打ち忘れ」
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 175

 
 

 
 ◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
 
 2×4で1,2階の壁などを緊結する帯金物の
 釘の抜け。

 
 ◆内容説明
 
 この帯金物、2×4外壁パネルの
 上下ジョイント部に引き抜き防止の役割で付きます。
 
 躯体検査において重要な項目ですが
 躯体検査時は金物が取り付いているだけで
 全て釘は打ちません。
 
 全て釘を打つタイミングは
 ジョイント部が沈む可能性があり
 屋根を葺いたり、中に石膏ボードを搬入し
 重みをかけてからです。
 
 
 そのため ↓↓
 
 ◆対策
 
 施工のタイミング的に
 帯金物の釘だけを検査することは難しいです。
 
 当社でも躯体の次の検査では
 上に防水紙が張られている事が大半です。
 
 大工さん自身の確認、又は現場監督さんの
 確認が重要です。
 
  
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■(2)編集後記

 
 最近、既設住宅の検査時間が以前より
 平均1時間は長くなっています。
 
 2名で伺うので単純に合計2時間長くなっている。
 
 原因は?
 
 1、指摘が多い
 2、しっかり見ている
 3、床下が低いと移動に時間がかかる
 
 など理由はいろいろだと思います。
 
 
 新築の家でも床下が低い家があります。
 
 シロアリの点検など床下のメンテナンスを考えますと
 基準法の基礎高さGL+300mmでは低いです。
 体の下にスケボーのような台車を使えません。
 
 公庫基準のGL+400mmは最低欲しいです。
 欲を言えばプラス50mm・・・450mmあると
 かなり動きやすいです。

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