事例919「断熱材の濡れ」

瑕疵検査後、有名メーカーが修理の約束をした現場。
なかなか工事が始まらない。

担当者が仕事ができないタイプなので、
建て主が担当者の変更を希望したがダメでした。

地元工務店の方が比較的いい人材が多い気がします。

 

■(1)今回の事例______________

「断熱材の濡れ」
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断熱材の濡れ
◆写真解説

躯体組み立て時に断熱材が濡れた。
一度吸水すると乾きにくく、
濡れた状態では壁内が湿気たり、断熱性能も落ちる。

 

◆内容説明

工場で断熱材を入れてくるメーカーは
建て方時の雨に注意が必要です。

担当者は「大丈夫です」といいますが
完全防水は不可能で、強い雨にあたれば内部に雨が入ります。

過去にトヨタホームやセキスイハイムなどでも
工事中に雨に濡れ、断熱材をかえてもらったことがある。

躯体内の断熱材は濡れているかどうかの確認が難しい。
写真のように実際に触って確かめるのが確実です。

 

◆対策

雨天時は建て方作業をやめてもらう。

と言っても強引にやられてしまうことが多い。
濡れた場合は、内部を確認する。

 

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■(2)編集後記

工業化住宅は建て方予定を綿密に組み、
トラックなどの手配も事前に行うため

雨でも建て方予定をずらしにくい。

一度ずらすと建て方職人の手配などもあり
10日くらいあとになることもある。

だから台風でも何でも出荷し、組み立てるメーカーが多い。

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