事例957「柱、梁の隙間」

今週は現場予定が少なかったため
私用、雑用の処理、打ち合わせを多くこなした週でした。

今日の午後は打ち合わせ等が3本。
夜まで予定を埋めています。

 

■(1)今回の事例______________

「柱、梁の隙間」
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梁の浮き

◆写真解説

2階柱、小屋梁の隙間。ここ1本だけでなく全て空いている。
組み立て時の手抜き。鉛直荷重が柱に伝わらない。

 

◆内容説明

こんないい加減な仕事はプロの仕事ではない。
建築主が気の毒です。

躯体組み立て時、通常は梁を木のハンマーで叩きながら柱へ差し込む。
その作業を省略してしまったようだ。

屋根がガルバニウムで軽いため、屋根荷重でも下がらず
そのまま完成した。

このようなミスを想定していないため
隙間についての基準などはない。

柱、ほぞの断面は梁に接合していないため、荷重が伝わらない。

 

◆対策

構造検査時にチェックをする。

 

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■(2)編集後記

今朝は涼しいです。
ここまで涼しいとエアコンが無くても過ごせます。

ただし、夏場のこういった日を涼しく過ごすには
室内に入る日射を遮る事と、風通しが重要。

日射はあとからでもシェードなどで遮る事ができます。
風通しは、建ててからでは何ともなりません。

契約時にきちんと考えておくことが重要です。

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