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事例970「気流止め未施工」

台風10号が東北地方に被害をもたらしそうです。

名古屋はほとんど影響がありませんでした。
大きな被害が出ないとよいですが。

 

■(1)今回の事例______________

「気流止め未施工」
_______________________

気流止め
◆写真解説

2階間仕切り壁上、気流止め未施工。
気流止めがないと部屋の空気がここから屋根裏へ抜け省エネ性能が落ちる。

 

◆内容説明

現場での気流止めの認識はかなり低い。
過去に建てられた家ほど、未施工である確率が高い。

屋根裏に接する最上階の壁上、基礎に接する1階壁下などで
本来施工が必要。(屋根断熱、剛床の場合は不要)

「気流止め」言葉のとおり、気流を止めるもの
断熱材がしっかり入っているのに家が寒い場合などは
気流の対策をしていないケースが考えられます。

 

◆対策

気流止めの施工については、
断熱材メーカーの施工マニュアルが分かりやすい。

施工業者にこの通りに施工してくださいと手渡すとよいです。

フラット35、長期優良住宅などの仕様を選択していない場合、
基準にないと逃げられるケースがあります。

 

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■(2)編集後記

雨の日にコンクリートを打った。
雨の日に躯体を組み立て、断熱材が濡れた。
この夏もこの2点の相談を多く受けました。

台風の最中に建て方を行った大手メーカーが過去にありました。
当然ですが、基礎を残し解体させました。

なぜ雨なのにストップしないか。

それは会社の方針で工程をずらせないためです。
着手日を入力すると工事完成日までが自動で決まる。
工程をずらすとぺナルティーが課せられるなど、
融通が利かないシステムができているからです。

これは建て主のことを無視したやり方。
早く完成させることで、経費を押さえ、早く資金回収することが目的でしょう。

こういった自分勝手な会社は、建て主のことをきちんと考えない。
契約時に工程があまりにもシビアだと感じたら契約を避けた方が良いと思う。

夏が終わりこれからは冬に向かいます。
氷点下なのにコンクリートを打ったという事例が出てきます。
(コンクリートが凍り、強度が出ない)

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