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ZEH仕様の家なのに寒い

ZEH=ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス
省エネ性の高い家を想像して入居したけれど、
住んでいたアパートより寒いなどという話が寄せられます。

エアコンをフル稼働しても寒いとなれば、
実際はゼロエネルギーになっていない可能性が高いです。

有名大手ハウスメーカーの家でもこの手の話は良くあります。
住んでから気づいても、改修はほぼ不可能。

営業マンやカタログ表記を信用せず、しっかり情報を集めてから
注文先を選ぶことをお勧めします。

追加立証

今日は追加の証拠を押さえるため、現場立ち合い、作業をしてきました。
目視での検査は済んでいるため、仕上げを一部撤去しての確認作業。

壊して何もなければ無駄になりますが、今日の現場は、
壊せば必ず何か不具合がある。確率100%でした。

破壊検査は、やってみないと結果が分からないため、
くじを引く時のような気持になります。
壊す位置の選択も任されることが多く、やや緊張します。

作業のあとは、この家の件で役所に出向き打ち合わせ。
役所の方と話をする機会は、普段、意外と少ないため
役所の考えが聞けて良かったです。


事例1216 「床下断熱材の下がり」

来月にかけても、出張予定を多く組んでいます。
最近は、新幹線もかなり混んでいるので
以前より注意しないといけません。

この時期、車で移動するのが一番良いですが、東方面は、
東京手前の渋滞がネックとなり、道具が少ない時は
新幹線を利用してしまいます。

■(1)今回の事例_____________

「床下断熱材の下がり」
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◆写真解説

普通、床下断熱材は床合板に密着するように施工する。
写真は断熱材を約20mm下げて施工。合板との間に空間があり、
周囲の隙間から1階床側に空気がまわりこむ。

◆内容説明

床下断熱材の受け金具が、断熱材の厚さより大きいため、
下に下がったような施工になっていた。
周囲に隙間がなければよいが、ぴったりでなく、多少の隙間が
あるため、床下の空気が断熱材の裏側に回り込んでしまう。

是正は、断熱材を上に持ちあげ、周囲の隙間をウレタンで塞いだ。


◆対策

1階の床は1日で組みあがるため、タイミングよくチェックするのは難しい。
完成時に床下を確認する。

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■(2)編集後記

このブログを書いている「ワードプレス」のソフトを新しくした関係で
写真の位置などの表示が以前から変わってしまったと思います。

操作、打ち込み画面も大きく変わり、慣れるまでしばらくかかりそうです。

建物における湿害

ここ数年、特に夏場の結露被害が増えています。
全国的に結露などの湿害が増えているためなのか、
建築学会から先月、
「建物における湿害の診断と対策に関する規準・同解説」
の改訂版が出ました。

さらっと読みましたが、意外と夏型結露の例が少なかったです。

今後増えると予想する「湿害」。
調査、対策の精度を上げるために、情報を集めています。

戸建ての雨漏り検査

先回はマンションの雨漏り検査のことを書きましたが、
ここ1年くらい、スケジュールの都合等で、雨漏り検査を
控えてきました。

本日、伺った現場は、何回か調査をしても
原因が分からない、お手上げ状態である
ということを聞き、引き受けました。

依頼者側は、丸1日調査すると思っていたようですが、
私は2時間以内で終わると予想。
開始から約1時間15分くらいで原因を特定できました。

雨漏り原因の特定は、雨水浸入ルートを予見し、
怪しい箇所を絞れれば、発見できる可能性が上がります。

雨漏りのパターンをたくさんインプットし、
壁内の構造などを理解できれば、雨漏り調査の精度は上がります。

 

 

 

 

 

事例1215 「マンションの雨漏り」

未だ、かなりスケジュールが過密で、
朝1時間くらい早く、出社するようにしています。

ただ、朝早く現場に出る日が週に2,3日はあるため、
あまり仕事が片付きません。

 

■(1)今回の事例_____________

「マンションの雨漏り」
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◆写真解説

マンションの床や壁が変色。
雨漏りを疑い、赤外線サーモグラフィーカメラ撮影を実施。
壁下と床の一部(青色部)が濡れていた。

 

◆内容説明

雨漏りが頻発している分譲マンション。
端世帯の雨漏り状況を調べたところ、
ほぼ全ての世帯で室内側に水の浸入を確認した。

外壁にウレタン吹付(断熱材)があるため
室内への被害が分かりにくく、
一部の世帯で被害が重症化した時は、
瑕疵担保責任期間の10年を過ぎてしまった。

 

◆対策

内装などに黒ずみ等の変異が出た場合は、早めに原因を確かめる。

 

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■(2)編集後記

すでに4月の欠陥住宅調査枠が埋まりました。
それほど不具合が出ている現場が多いです。

新築検査においても、未だ基準を無視して
自己流で施工している現場が多い。

基準などを知らなくても建築業を営むことができます。
無知な部分は、下請けの設計事務所、専門業者がカバー。
ただ、設計事務所などは頼まれた最小限のことしかやらないため
不具合施工が多発します。

 

年度末

3月末の忙しさもあと少し。
今週は移動が多く、事務所にほとんどおりません。
今日も朝5時半に事務所を出て、欠陥検査に向かっております。

急なトラブルなどの対応ができにくい状況ですが、
4月に入れば、通常に戻ります。

今月もあと6日。
予定しているスケジュールを確実にこなそうと思います。

建て替え決定

昨年初めころ、欠陥住宅検査に入り、その後、建て替え要求をしていた現場。
調停が不調になり、弁護士が裁判準備を進めていたところ、
相手業者が建て替え費用を払うと連絡があり、急遽決着しました。

今回の判断は、予想外でしたが、当初から完全に逃げる感じはなく
経営者が思い切った判断をされたと思います。

今回のようなケースは過去にいくつかあります。
やはり、家を建てるときは、依頼する業者のトップを良く見極めることが大事です。
ただし、経営が良くないと、人柄が良くても責任が取れないため、
経営状態も良いことが条件です。

 

 

日経ホームビルダー最終号

昨日、日経ホームビルダーの最終号が届きました。

私の連載は、今後増え続けるであろう建物の不具合について
注意喚起をする内容を書かせていただきました。

時間をかけて書いた原稿です。読んで記憶にとどめていただき、
今後の業務に反映していただけると嬉しいです。

日経ホームビルダーの編集部さんとは、2014年頃からのお付き合い。
その間に担当者の移動などで、多くの編集者の方と関わることができました。

今後は日経アーキテクチュアの方で、連載を継続します。
6月発売分までは、ホームビルダーで掲載した内容のリニューアル。
7月発売分から新しい内容で原稿を書いていきます。

最近も多くの問題に関わっております。
公表すれば、建築会社が吹っ飛ぶような問題もあり、
水面下で処理されてしまうケースも多いですが、
いろいろな問題を公表していきたいと思います。

 

 

完成検査 傷の指摘なし

今年は、緊急事態宣言などもございますが、
3月の忙しさは例年どおり。
月末までほぼスケジュールを埋めております。

昨日、新築の完成検査の現場。
傷、汚れの指摘がゼロでした。
軽微なものが5つ以内という現場は、年に数件ありますが、
ゼロは20年間くらい検査の仕事をしてきて初めてです。
名前は出すのを伏せておきますが、大手ハウスメーカーです。
監督さんが、かなりしっかりした方でしたし、
大工さんなども皆さん、丁寧でした。

一般的には、完成検査時に傷などを指摘すると、嫌な顔をする監督が多いです。
どうせ住めば傷が付くと言って、施主さんからの傷の指摘を受け付けない会社
もあります。(意外と上場企業に多い)

傷ついた材料を交換しろと言えば、抵抗があるかもしれませんが
補修業者の予算を確保し、傷がない、きれいな状態で引き渡した方が
お互いが気持ちが良いと思います。

この辺りの対応でも業者の良し悪しが分かります。

 

 

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