事例552『「防水テープ 接着不良』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今週は、紛争書類の作成に追われています。
完成のノルマは、今週あと1件でしたが、、
弁護士から急に書類を頼まれたので、計2件となりました。
週末の余裕時間がなくなってしまいました。
■(1)今回の事例________
「防水テープ 接着不良」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-防水テープ不備
 
◆写真解説
窓まわりの防水テープ。
粘着が悪く、防水紙と密着していない。
これでは防水の意味がない。
◆内容説明
両面の防水テープを施工した際、
防水紙をしっかり押さえて密着させなかった。
そのため、テープの粘着面が露出した状態となり
粘着が弱くなった。
壁裏で防水の役割を果たす防水紙。
窓などの開口部は、防水テープを施工し
雨が内部へ入らないようにしています。
写真のように、テープの粘着が弱いと
隙間が出来、雨が躯体に入り込む。
◆対策
防水紙が隠れて見えなくなる前に、全体を検査する。
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■(2)編集後記
昨日検査に行った現場で、大工さんがこんな事を言ってました。
「最近、自分のことしか考えない職人が増えてきた」
監督が常駐しない木造住宅で、大工さんといえば、
現場の主みたいなもの。
以前は、他の業者がいろいろ気を使ってくれたようですが、
今は、横並びの感覚があるのか、気を使う人が減ったそうです。
あとの納まりを考えすに配線、配管する設備業者。
施工が楽なのか、造作しにくいように施工していく断熱屋の話など
いろいろ愚痴を聞きました。
現場の和が乱れれば、品質も落ちるでしょう。
コスト優先で、職人を簡単に入れ替える風習から、
関係が気薄になっているようです。

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