事例592『鉄筋の分断』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
梅雨があけ、急に暑くなりました。
この時期になると、あせもがよくできます。
一番できる箇所は、パンツのゴム部分。
毎日、薬を塗るのが日課です。
■(1)今回の事例________
「鉄筋の分断」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-鉄筋分断
 
◆写真解説
基礎の下端筋だけT字型の交差部で分断されている。
基礎の耐力に影響する重大な施工ミス。
◆内容説明
ベタ基礎の立ち上がり。T字型の交差部。
鉄筋を所定の長さで折り曲げ、つなぎ
一体化しないといけない箇所。
ベタ基礎が流行り始めた頃は、下端筋が不用と考える
職人が多かった。
今回のような継ぎ手がない。
下端筋自体がない現場が多かった。
◆対策
これでも保険の検査は合格しています。
検査する建築士を選びましょう。
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■(2)編集後記
ある大手ハウスメーカーの違反を発見しました。
現在、逃げられないように、いろいろ準備をしています。
ただ、この違反がニュースになるかどうかは、わかりません。
揉み消される可能性もあります。
受注が止まる。
莫大な補修費がかかる。
その他のメーカーへ波及する。
マスコミも国も慎重になるでしょう。
今日検査した中堅メーカーの現場は、未だに防火違反を犯している。
指摘をすると監督がこう言いました。
「自社の基準では問題ない」
この会社は自社基準が優先で、建築基準法は守らなくていいそうです。
揚げ足を取るつもりはありませんが、安易な発言ですね。

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