事例608『サイディングの施工不備』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
ある地方の裁判所。
明らかな法違反を容認する調停委員がいるため
無駄に私が動かないといけません。
今日も本来は書かなくてもいい
意見書の作成に追われています。
■(1)今回の事例_________
「サイディングの施工不備」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-サイディング不備
 
 
◆写真解説
サイディング下部が水切りに接している。
通気層の排水を妨げると共に、断面から水を吸い、
材料が反るなどする恐れがある。
◆内容説明
カットする必要がある下屋の水切り部で
ミスが起きやすい。
サイディングメーカーの規定では
水切りから10から15mm離す。
解説に記載した以外に、断面から水が吸水すると
冬場、凍結して材が劣化する。
塗料面がボロボロになるなどの症状も見たことがあります。
◆対策
現在、サイディング屋さんも忙しい業種の一つ。
急いでいると、カットミスしても
そのままになるケースが多い。
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■(2)編集後記
私のことが嫌いなだけかも知れませんが、
覇気のない若い現場監督さんが多い気がします。
こちらの言ったことをやってくれない、忘れてしまうなど、
現場監督さんのやる気が薄いと、現場はうまく回りません。
最近、ブラック企業と言う言葉をよく耳にします。
現場監督の仕事も勤務時間が長い、
休みが少ないなどハードです。
このような雇用の問題もやる気に大きく関係するので
今後覇気のない監督が増えるかもしれません。

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