事例484『壁仕上げ厚さ不足』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
欠陥調査の書類作成に追われています。
瑕疵内容が多いほど時間がかかります。
先週1件、比較的指摘が少ない現場があった以外は
平均7,8項目の瑕疵があります。
■(1)今回の事例________
「壁仕上げ厚さ不足」
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欠陥住宅を調査する建築士のブログ-壁厚さ
 
 
◆写真解説
壁塗厚不足。20mm必要なところ8mmしか塗られていない。
防火性能の確保ができない。
◆内容説明
表面のひび割れがひどく、調べてみたら厚さが薄かった。
仕上げ材料は「しっくい」。
20mmを8mmで仕上げる。そこまでの手抜きは悪質です。
塗ってしまえば、厚さは分からないと思ったのでしょうか。
しっくいに限らず、塗り仕上げ厚さ不足の発覚が続いています。
◆対策
工事中に厚さを確認する。
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■(2)編集後記
今回紹介した例。
仕上げだけでなく、下地にも重大な不備があった。
ですから、修補は上塗りだけで済まず、
外壁を全て解体しないといけません。
職人か元請け、どちらが責任を取るか分かりませんが
高額な工事費がかかることは確実です。
現在裁判中の一つに、修補が1億くらいかかる現場があります。
あとからやる工事はいろいろと費用がかさみます。
それでもなかなか、事前の対策や予防はできないものです。
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