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事例344(火打ち梁の固定不良)

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 断熱材不足が、まだ解消されていません。
 
 多くの現場が遅れているようで、
 子供の転校などが絡む、3月末完成が今から心配です。
 
 工事遅延紛争が多く起きないように
 早く解消すると良いですね。
 
 
■(1)今回の事例_________________

  「火打ち梁の固定不良」
 ________________________
 
 344

 

 
 
 ◆写真解説
 
 火打ち梁。釘1本だけで固定している。
 これでは大地震などの力に耐えられない。
 
 本来、六角ボルトにて緊結する。
 
 
 ◆内容説明
 
 今回はリフォーム工事。
 耐震補強のはずが、弱くなっては意味がない。
 
 
 火打ち梁は、梁や胴差の接合部を固める目的で用い、
 耐震上、防風上有効である。
 また、建築基準法施行令第46条に設置を規定している。
 
 写真は、ボルトを通すのが面倒だったのか、
 釘で留めていただけの状態。
 
 
 原因は、大工さんの無知か、手抜きかわかりませんが、
 現場管理者も気がついていなかった。
 
 
 ◆対策
 
 あとから隠れてしまう箇所は
 構造的に重要なことが多い。
 
 第三者の建築士に検査してもらうことをお薦めします。
 
 
 
==========================

■(2)編集後記
 
 
 「トステム」が製造、販売した
 約1万棟の建物で使用されているアルミサッシ。
 
 先週、建築基準法で定める防火基準を満たしていなかったことが
 国土交通省の調査でわかった。

 昨年の「三協立山アルミ」のサッシに続いての発覚で、
 数年前には「ニチアス」の外装材の防火基準偽装もありました。
 
 ニチアスの発覚は内部告発でした。その影響からか、
 最近は、国土交通省が抜き打ち検査を行うようになり
 今回の発覚となった。
 
 
 なぜ、このようなことが起きるのでしょうか?
 
 私の想像ですが、耐火認定試験に合格するため、
 試験用に特別な試験体を作り、実際の製品は、
 試験体どうりでは、量産する製造過程や、
 使い勝手に支障があり、一部を改良し製造。
 それを認定済みとして販売していたからでしょう。
 
 製造メーカーは、
 認定性能が、「たいしたことない」という認識と、
 火災等の事故で、責任追及がなかったから、
 普通にズルをしていたと思う。
 
 
 そうなると、消費者は高いお金を払って、
 偽物をつかまされていたわけで、
 認定試験自体がなくてもよかったと思えてくる。

 得していたのは、認定試験を行う、国土交通大臣の指定機関と
 性能を騙して売っていたメーカー。
 
 
 
 かつて食品偽装や、三菱自動車のリコール隠しでは
 マスコミの報道も多く、大きな話題となりました。
 
 しかし、建築関係は、大きなニュースにもならず、
 すぐに忘れ去られてしまいます。
 
 
 抜き打ち検査がなかった過去について、非常に気になります。
 偽装はこれ以外にないのでしょうか?
 メーカーは正直に、申し出るべきだと思います。
 (無理でしょうけど)
 
 
 
 
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