こんにちは住宅検査カノムの長井です。
今日は午後から引越し。
直前まで使うものはまだ箱詰めできていません。
■(1)今回の事例_________________
・「防水テープ未施工 」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
外壁防水下地。
配管貫通部まわりに防水テープの施工がない。
雨漏りの原因になることがある。
◆内容説明
外壁や屋根は基本的に
仕上げ材と裏側の下地で防水しています。
今回、下地防水の「防水テープ」の未施工。
下地防水はあとから見えなくなる部分。
窓、配管まわり、屋根との接点、バルコニーの壁
などは特に気を付けて施工しなければいけません。
◆対策
職人さん任せですと技量に左右されます。
瑕疵保険でも検査しない部分だけに
必ず、検査が必要です。
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■(2)編集後記
昨日、築30年の木造住宅の耐震診断に行きました。
この家は1階リビングが広く
2階は個室の壁が多い間取り。
屋根と2階の荷重で2階床が下がって
廊下などは1Mで2CMも傾斜してました。
こうなると、補強、補修するのには
かなりの費用がかかります。
役所から耐震補強の補助金60万円もらっても
半分は建築士への申請、監理費用に消えるので
全額ほぼ自己負担しかありません。
いつ来るかわからない地震に不安を持って
生活されている話を聞くと、
何とか安く補強できる方法はないかと考えてしまいます。