事例211(床根太下部切り欠き)
こんにちは住宅検査カノムの長井です。
事務所移転のための片付けと
来週月曜日のセミナー準備に追われています。
事務所移転をきっかけに整理方法を確立したく
「整理HACKS!」とかいくつかの整理関連の本を読み
名刺をデータ化したりしています。
■(1)今回の事例_________________
・「床根太の切り欠き 」
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◆写真解説 ↑クリックすると拡大します
2×4 2階床根太下部を電線が貫通している。
床荷重を支える床根太で
耐力上切り欠きしてはいけない箇所を
欠いている。
◆内容説明
このところよく見る例。
2×4の床根太は梁と同じ役割をしています。
中央下部など力がよくかかる箇所は
切り欠き、穴あけが禁止されていますが
電気屋さんが無知ですと今回の例のようになります。
余裕があればよいですが
ボードなど重たいものを載せると
たわみが大きくなります。
◆対策
2×4は制約がいろいろあります。
まず、監督さんが基準を覚えないと
何が悪いか判断できません。
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■(2)編集後記
当社の完成検査はお客さんの立場になって
2名で傷、汚れなども指摘します。
そのため、完成検査に限っては社内検査をしていても
指摘ゼロというのはかなり難しい。
先週土曜日の完成検査で
開始40分までは指摘が出ない現場がありました。
最終的に11項目出ましたが
今年いや近年では最優秀現場です。
工事中に傷、汚れはつき物です。
できるだけ付けない気配り、工夫。
付いてもきちんと補修する姿勢は
品質に気を配る業者の証拠。
このいい業者さんは
岐阜県大垣市の岡本住建(株)さん
基礎から完成までほぼ完璧でした。
監督の服部係長はかなり優秀です。
(↑お客様から依頼された検査で
業者さんを売り込んでいる訳ではありません)
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事務所移転のため
電話番号が変わるので注意してください。
10月23日(金)午後から
新電話番号 052-739-5471
新FAX番号 052-739-5472