事例848「基礎の位置の間違い」

今日は1日、瑕疵検査の書類作成。
製作時間は1件当たり累計で20時間ほどかかります。

1件終わりましたが、次にやらないといけないことが
全て文章作成。

気分転換しようとブログを書き始めましたが、
これも文章作成。気分転換になっているのか疑問です。

 

■(1)今回の事例______________

「基礎の位置の間違い」
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鉄筋切断

◆写真解説

鉄筋の断面が露出。
スラブコンクリート打設後に立ち上がりの位置が間違ている
ことに気づき切断、移動。

新たな位置の基礎立ち上がりは、鉄筋がスラブに
つながっていないと思われる。

 

◆内容説明

木造のベタ基礎。
欠陥検査で立ち上がりの縦筋が切断されているのを発見。
位置を間違えたため、移動したと思われる。

当然、スラブコンクリートは打設済であるため
移動した基礎は下端筋がない。またスラブとつながっていないか、
あと施工アンカーが用いられてると思われる。

新築ではあと施工アンカーの施工は認められていない。

耐力壁線下の重要な基礎。
耐力不足であることは確実です。

 

◆対策

1回目のコンクリート打設時に、立ち上がり位置をチェックする。

 

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■(2)編集後記

昨日、弁護士と打ち合わせした方は、
裁判以外に解決法がない状況まで来ている人。

そんな状況でもどうしようかと迷ってしまう要因は
費用がかかること。

弁護士費用、調査費用その他で100万円は超えるケースが大半。
さらに終了時には成功報酬を弁護士に払います。

被害者がなぜ、自腹で裁判をやらないといけないのかと
皆さん思われますが、自腹以外に方法はありません。

以前、退職金をつぎ込んで買った家が大きく傾いた方がいた。
貯金は少ししかない、下の子供がまだ大学生でお金がかかる。
このような状況で裁判を躊躇されてました。

時間が経過し、除斥期間が近づいてきた。
私は本人を呼び出し説得。ようやく裁判の決断をしていただいた。

裁判で相手の反論がひどく裁判は長期化。
地裁で勝訴するも控訴してきた。
相手の嘘を立証するために、何度か追加の調査や書類を書き
費用が予定外にかかりました。

しかし、あきらめず最後までやり通したことで
高裁でも勝訴。請求したほぼ満額を取ることが出来ました。

場合によっては、私が背中を強く押してあげることも
必要だと思っています。

裁判は相手の嘘などが非常にめんどくさいし、腹が立つ。
勝てない裁判はお勧めしませんし、お金を頂いてもやりたくありません。

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