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品質管理の実施具合

先週、完成検査で伺った現場。明らかに床下含め
社内検査を細かくしていることが現場を見て分か
りました。

良い例なので施工者名を出すと「秀光ビルド」

支店や担当者、職人によって、ばらつきがありま
すが、会社として、品質管理に力を入れている
ようです。(昔、マスコミに欠陥住宅で叩かれた
ことで、再発防止策を講じていると思います)

その一方で、ある躍進中の会社は、社内検査が
行われていません。監督が忙しいため、検査を
する時間がないようです。

今、品質管理ができていない会社は、来年、残業
規制が開始されると、より品質が疎かになるので
はないかと懸念しています。

一条工務店の省エネ性能

本日、一条工務店さんの現場の完成検査に行って
きました。

外気温がマイナス2℃。床暖房を入れてすぐでし
たが、一晩おいても、前日の暖かさが残っていて、
室内は検査スタート時から暖かかったです。

検査時も床暖房だけの稼働で十分暖かく、驚いた
のは、ユニットバスの床にも床暖房が入っている。
何度か検査に入ってますが、知らなかったです。
↓ユニットバスの床暖房、
赤外線サーモグラフィーカメラ撮影
ユニットバス床暖房
実績があるだけに、いろいろよく考えられています。
また、改良も頻繁に行われています。

他所の会社が真似しようとしても、床暖房はじめ、
独自の物が多いので、なかなか真似ができません。

 

ダメ現場監督

現場監督が仕事ができる人かどうかは、検査の仕事で
かかわれば、すぐに分かります。
現場の点数も付けるよりも、現場監督の点数を付ける
方が簡単です。

最近も、数回やり取りしただけで、その現場監督の
性格や会社がどう評価しているかを当てました。

新築検査においてのデータですが、ダメな現場監督の
割合は7割くらいです。
人気が少なく、数年前より、希望すれば採用される
ため、誰でもOKの状況が原因だと思います。

働いてみたものの、仕事が嫌で、他業種へ転職する
人も多いです。厄介なのは、この業界にとどまり、
嫌々仕事をしている人です。

現場の責任者でありながら、自分のことしか考えず、
いろいろ気が配れません。

当然、品質をより良くしようとは思わず、楽に早く
仕事を済ませようとします。

この人が現場監督では不安と感じた場合は、早めに
遠慮なく、交代を希望しましょう。

業者選び(耐震、省エネ)

9月の後半ということもあり、スケジュールが
混み合っております。ただ、欠陥検査は一段落
し、精密検査機材を校正に出しました。

営業力の弱い工務店さんが、今、トレンドである
耐震等級3、省エネ、床下暖房仕様などを手掛け
るケースが増えています。高い技術力がなくても
、外部頼りでこの仕様を取り入れることができる
ため、注意が必要です。

耐震等級3,許容応力度計算においては、でたら
めな入力で、計算し直すと、等級1だった現場も
あります。

省エネなどに関しては、空調が効かない、カビ
だらけといった例が多いです。

仕様に飛びつき、依頼するのは大変危険です。
その会社、設計者の実績を確認しましょう。

中には、外部の専門家のサポートを強調している
会社もあります。それは、自社にノウハウがない
証拠であり、専門家のサポートが少なければ、自
己流の仕様になる可能性が高いです。

リフォームの手抜き

リフォーム会社相手の裁判が始まりました。
一人の顧客に訴えられたからと言って、安価な
値段でお客さんを引き寄せて契約。工事の手抜
きで儲ける手段は変えないはずです。

被害者の数が多くなれば、マスコミや警察が動く
かもしれませんが、今のところは、そうなる様子
はありません。

頭の良い業者は、素人にわかる手抜きをしない
ため、悪徳でもトラブルになる確率は低いです。

業者選びのポイント

住宅着工数は、減少傾向にあります。
大手ハウスメーカーにおいても、受注数が減少傾向
の会社もあれば、まだ、増えている会社もあります。

クレーム、アフターの対応を見ていると、仕事が減少
傾向にある会社ほど、対応が悪いです。
利益が少なく、費用を出せないのが理由だと思います。

地元工務店で、あと数年で廃業しようとしている業者
の場合、金額がかかる自己補修が生じたケースでは、
廃業時期を前倒して逃げるケースも多いです。

今後も売り上げを伸ばしていく会社においては、
紹介、評判なども考慮し、対応が良いケースが多いです。

ただし、無理な要求をし過ぎると、即、弁護士対応になる
会社も増えています。

将来的な保証やメンテナンス対応、費用を考えて、依頼
先を決める事も重要だと思います。
個別相談などにおいて、私の知り得る範囲で情報を開示
することは可能です。

 

古い基準を認識したまま

2ケ月連続である県の欠陥検査に行きました。
設計者、施工者は違うものの、重要な瑕疵内容を指摘。

もしかして、この地域では、建築の関係者の認識が
そうなっているのか疑い、面識のある同県の業者へ聞いた
ところ、そのとおりであることが判明した。

指摘の内容は、1つは基準法に抵触、詳細は建築学会で
規定され、広く、よく知られている基準。細かな部分の
内容に近年、改定があり、それに付いていけていない。
もう一つは、建築学会が30年以上前に基準を改定。
また、瑕疵保険の基準にも明記されている内容。
愛知県では認識を間違っている人は皆無だと思われる内容。

問題があるかどうかは、外部から指摘を受けないと
気づくものではありません。けれども、外部のチェックを
受ける機会は、そう滅多にあるものではありません。

自社の設計施工が、今現状の基準に適合しているのか、
施工者側が、弊社のような外部の検査(瑕疵保険などでは
ない検査)を受けてチェックすることも重要かと思います。

大手ハウスメーカーにおいても、自社で気づけていないミス
がいくつかあります。私に指摘をされ、認めてしまうと大事
になるため、証拠を出さず、口頭だけで問題ないと必死で
抵抗します。品質面において、社外の目でチェックすること
は大事だと思います。





反論がとてもおもしろい

指摘などに対する反論。会社の規模が大きいほど面白い。
内容を認めたくない場合、何等か反論しないと認めた
ことになるため、おかしなことを書いてくる。

紛争中なので、公表はできませんが、今週だけで2社、
面白い反論がきました。

反論の内容から、相手の状況が不利なのが分かります。
早めに不備を認めればよいですが、大手ほど知恵がある
分、しぶといです。


ミスマッチ

家へのこだわりが強いにも関わらず、依頼先を間違えて
しまった方が多い。

これはある意味、仕方がないことで、業者の数が多い
のと、営業トークや広告を信用してしまうからです。

大手ハウスメーカーのカタログも、嘘が平気で記載されて
います。けれど、メーカー側からしたら、嘘だと思って
いないので(自社のことしか知らないため、会社の発信は
正しいと信じている)、騙す気はなかった、詐欺ではない
と言います。

このようなミスマッチを防ぐには、情報収集が有効です。
ただし、ネット上では、真逆の意見も多く、偏った
情報を信じてしまうと、やはり失敗します。

家へのこだわりが強い人ほど、依頼先の方と事前によく
話をして、依頼先の真の実力を見極めましょう。

住宅業界のパワハラ報道が頻発

「住宅営業マンぺこぺこ日記」が売れていて
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アマゾンでも在庫切れになっているようです。

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感想(6件)

私はすでに読み終えていて、業界内にいるので、内容
は知っていることが多かったです。

ただ、驚いたのは、どこのメーカーの話か容易に分かること。
ベストセラーになっているようなので、多少は受注に影響が
出るのではないかと思います。

この本も上司のパワハラが書かれていますが、
今日は住宅業界で2件のパワハラのニュースが出てます。

1件は飯田GHD、もう1件は青森のハシモトホーム。
ハシモトホームはホームページへのアクセスが集中し過ぎて
サーバーがダウンしているようです。

これからの傾向として、品質不良よりも、パワハラが
マスコミに取り上げられやすくなると思います。

建築業界は、2年後に残業上限が厳しくなりますし、
働き方について、大きな変革が迫られるでしょう。

 

 

 

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