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夏場の結露

この時期、結露調査に行くことが多い。

今日、伺った家は、最上階の天井で結露を起こしていた。
天井には気密シートの施工があるため、結露水は気密シートの端部、
天井の壁際から室内に出てきていた。

施主さんが、施工業者に、天井から水が垂れてくるという苦情を入れたところ、
現場を見に来た、担当者はいろいろ調べたあと、
「天ぷら油の垂れです。生活の仕方に問題があるから、壁の補修は、自己負担です」
と言ったようです。後日、出てきた見積もりは120万円。

この件のあと、私に依頼がありました。

現場を確認すると、結露水が合板を通っているため、水が茶色になっているだけ。
それを天ぷら油だと思いこんだようです。

このような、バカげた話はよくあります。
中には信用してしまう人も多くいると思います。
施主自身も家に関する知識を持つことが重要です。

 

 

設計ミスが多い

先月は、大きな問題がある家を3件、検査しました。
2件は、相手から訴訟を起こされています。
欠陥住宅を造っておいて、自分から訴える。よくあるパターンです。

1件は、相手が非を認め、修理をしていく予定です。
まだ、あと1件分の書類作成に追われています。

今回の3件に共通することは、設計、監理のミスが目立つ。

・希望した冷蔵庫が入らない。
・車庫に小型車しか入らない。
・バリアフリーになっていないなど。
書ききれないくらい、建て主の希望が反映されていない。

原因は、設計担当が、素人だった。
設計している時に予見が出来ない。現物が出来て、ミスに気付く。

設計事務所の代表者が細部を能力がないスタッフ、下請けに投げるパターンも多い。
売れてる設計事務所で良くあるパターン。
所長の能力は高いけど、担当は、学生のインターン。

建築家と名乗る人は、たくさんおります。
任せて大丈夫な方なのか、しっかり見極めることが重要です。

 

 

猛暑

今日は名古屋におります。

ついに今日、名古屋で気温40度を突破したようです。
観測史上初。
午後からの基礎の検査は炎天下で実施。とても暑かったです。

昨日、出張帰りの名古屋駅、新幹線乗り場で、警察が通行制限をしていました。
誰が来るのかと思っていたら、皇太子さまでした。
多くの人が足止めされ、ごった返している中、
比較的近くで、お姿を拝することができました。

出張が続くと、仕事や疲れが溜まりますが、
珍しいことにも遭遇できたりするので、悪くもありません。

名古屋が暑いので、涼しいところへ呼ばれたいです。

 

事例1102 「天井断熱材、施工忘れ」

猛烈に暑い日が続きます。

昨日は屋根の上に2時間半ほどいましたが、
体が慣れてきたせいもあり、体の調子が悪くなることはありませんでした。

今日からも暑い日が続きます。
外へ出たくありませんが、
来週にかけて、現場予定がたくさん入っています。

 

■(1)今回の事例______________

「天井断熱材、施工忘れ」
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◆写真解説

天井断熱材の一部施工忘れ(黄色の箇所)。
天井面の温度が高く、部屋が暑い原因となる。

 

◆内容説明

設計だけ断熱仕様を高めても、施工がいい加減であれば意味がない。
このところ、壁や天井の断熱材抜けを多く発見しています。

完成後であっても、赤外線サーモグラフィーカメラを使えば、
断熱材の抜けは、壁などを壊さなくても確認できます。

今回の写真は、部分的に天井断熱材が未施工。
故意的というよりは、大工のうっかりミスが原因だと思います。

 

◆対策

石膏ボードを張る前に断熱材をチェックする。

 

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■(2)編集後記

最近、結露、雨漏りの調査依頼が多いです。
この2つは、室内へ出る症状が似ているため、判断が難しいケースがあります。

結露は、起きる時期が限定されます。
大きく分けると、夏か冬。
細かいことを言えば、春や秋でも条件や場所によっては発生する。

雨漏りは、6月から9月頃が多い。
(昨年は秋に台風が来たため、その時の雨漏りも多かった)

原因を突き止めるには、データ取りをしていくと、分かりやすいです。

 

 

 

現場監督への愚痴

このところ週に2日は出張。
今週は、明日と明後日。明日は始発の電車で出発です。

先日、検査に行った現場で、大工さんが現場監督のことをひどく怒っていた。
よく見かける風景。現場監督に不満を持っている職人は多い。

検査で多くの現場監督を見てきた。
1回会えば、出来る監督か、そうでないか分かります。

今回、大工さんが怒っていた監督は、基礎の時からダメ監督だと思っていました。
大工さんがイラつく気持ちが、理解できます。

職人は、段取りの悪い監督を嫌います。
仕事が順調良く進まず、収入が減るからです。

段取りの良さ=もともと要領が良いなど、
現場監督は、性格的に向き不向きがあると思います。

私が最初に勤めたハウスメーカーは、段取りにミスが続くと、
監督の職を外され、内勤業務にまわされていました。
努力だけでは、段取りが良くならないという判断からだったと思います。

今は、現場監督が不足しているというか、やりたい人がいない。
代わりがいないため、嫌なら会社を辞めるしかない。

 

 

 

事例1101 「基礎スラブの水」

過密なスケジュールが続いています。

この時期、夏休みを取る方も多いと思いますが、
普段の休みも取れない状況です。

あと1週間ほどすれば、落ち着いてくると思います。

 

■(1)今回の事例______________

「基礎スラブの水」
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◆写真解説

基礎スラブの水たまり。夏場に多くみられる。
原因は結露、雨水浸入等。

 

◆内容説明

春先やこの時期。猛烈に外気が湿気ることがあります。
湿度が100%近いと、少でも温度の低いものに触れれば結露を起こします。

コンクリートが冷えている状態で、湿気た空気が入ってくると
結露を起こしやすい。

また、この時期は雨が多く、地下水位も高くなる。
基礎の打ち継ぎや隙間から雨が入りやすい。

どちらの原因であっても、床下に水が溜まれば、床下が湿気る。
金具が錆びたり、木にカビの胞子が付いたりする。

改善するには、原因特定が重要。
作業として、現場の状況確認、数日間以上のデータ取りを行います。

 

◆対策

基礎内の風通しを良くする。
雨水が入らないように、打ち継ぎ部の防水を行うなど。

定期的に点検し、水が無いか確かめる。

 

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■(2)編集後記

最近、毎月5枚の写真更新を心がけています。

今月は多忙なため、無理かと思いましたが、
何とか月末ぎりぎりで5枚目を載せることが出来ました。

今月は、大きな瑕疵をいくつか見つけております。
来月から順番に公開していきます。

瑕疵対応の良し悪し

6時前に事務所を出て、現場に向かう新幹線の中です。
この時期、お盆を避けて休みを取る人も多く、空港や駅は混んでいます。

紛争になったケースで、社員と修理の約束を交わしたにも関わらず、
あとになり、社長が出てきて、対応を拒否するケースが非常に多い。

何かあった時の対応の良し悪しは、経営者次第。
いくら営業担当がいい人でも、経営者の指示に逆らえません。

経営トップの人柄も業者選びのポイントです。

ホームページに良いことが書いてあっても、裏は真逆の人だったりします。
大手含め、そのあたりの情報は良く知っている方だと思います。

有料の面談などでは、知っていることをお話しします。

 

 

 

 

 

 

 

 

帰路

今日も1日、暑い中、現場でした。

今から飛行機に乗って帰ります。
日付が変わる前に家に着きそうです。

今年、飛行機を利用した出張。数えたら8回目。
月に1回くらいのペースです。

朝早く、夜遅い帰りで、疲れますが、
交通費を払ってまで依頼いただけることをありがたく思います。

 

 

事例1100 「大引きに付着したカビ 2」

1週間ほど、過密スケジュールが続きました。

今日は1日2件の新築検査で、気持ち的には楽。
明日から週末にかけて、遠方の予定が続きます。

 

■(1)今回の事例______________

「大引きに付着したカビ 2」
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◆写真解説

先回よりさらにすごいカビを撮影できました。
1階の床下で発生していますが、室内はカビ臭くて住める状態ではありません。

 

◆内容説明

家の中に入るとカビ臭い。
和室の壁(塗り壁)はカビだらけ。

これらは、床下のカビが原因。
コンセントをあけると、電線などもカビている。

カビの問題は年々増えているように思います。

 

◆対策

工事中に床がひどく濡れた場合は、乾燥を確認する。
換気システムのない基礎断熱を計画しない。

 

 

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■(2)編集後記

家を建てる時、天井面の断熱を強化。
さらに風通しが良くなるように設計しました。

目的は、夏でもエアコンなしで寝るため。
昼間、現場に出るため、エアコンを付けて寝ないほうが、体の調子が良いです。

例年、エアコンなしで寝ることが出来ますが、今年だけは別。
風が入っても、その風が温かい。

これから家を建てる人は、異常気象を考慮し、省エネ計画することをお勧めします。

 

 

住めない家

昨日の名古屋の最高気温は約40度。
夜8時でも外の温度は37度ありました。
幸い、昨日は一日、他県での検査。
滞在していた場所の最高気温は34度くらいでした。

せっかく建てた家が、住めない。
検査をした結果、住んではいけない。
換気などで入る場合でも、できるだけ建物内に長くいない、というジャッジを下しました。

何のために家を建てたのか。
当然住むため。
住めない家でも、工事代金を請求されている。

住めなくなるような家になった原因は、業者の注意不足。
新しいものを取り入れたのは良いが、不具合が起きることを予見できなかった。
設計事務所やそれなりの施工者に依頼してこの結果。

半年くらい、新たに大きな事件がなく、ほっとしていましたが、
先月くらいから、大きな問題を抱えた家の検査依頼が続いています。
そのうち写真をアップしていきます。

今月だけで5件の瑕疵検査を行いました。
書類が溜まっているため、次の方は来月まで待っていただいております。

 

 

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