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瑕疵検査

今日と明日は欠陥住宅調査。また3日ほどあけて、また欠陥調査。

屋根裏が暑い季節になりました。
今日もしっかり汗をかきました。

今日は○○Gホールディングスの物件。
施工不良はレオパレスだけの問題ではありません。どこも似たようなもの。
検査に入れば、施工不良がいくつか出てきます。
大半は騒がれないまま、個別に処理され、何もなかったことになります。

 

 

10連休明け

10連休明け、昨日からいきなりスケジュールが一杯です。
休みが長かった分、休み明けに依頼が集中。
瑕疵保険の検査もかなりスケジュールが混んでいるようです。

この10連休、前半5日は仕事。
後半5日は、一人旅をしてきました。

目的を事前に決めて、ほぼ予定通りに達成。
想像以上の様子の場所もあり、衝撃も受けましたし、
実際、現地を見ることで知り得たものがたくさんありました。

詳しい内容は、異常な忙しさが落ち着いてから紹介します。

 

 

連休の真ん中

明日から休みにするため、連休前半は、毎日予定がぎっしり。
混まない方面へ検査に行きましたが、途中、事故が多く、渋滞にはまりました。

 

「地元工務店が造る木造住宅は、2,3回目にくる地震に弱い」
大手ハウスメーカーの営業マンが、よく言うセリフです。

1回目の大地震で、筋交いや構造用面材が破損。
2回目、3回目で筋交い、構造用面材が壊れ、倒壊する。

過去の大地震で、そのような崩れ方をした家が実際にあるため、
それを根拠にしていると思います。

耐力を高める、制震装置を入れるなどの対策した家であれば、
繰り返しの地震でも倒壊しません。

地震が心配だからと言って、木造住宅をあきらめる必要はありません。
きちんと計画をすれば、強い建物が造れます。

 

 

事例1137 「石膏ボード開口処理 未施工」

連休の前半は、休みなく働きます。

本来は溜まった仕事を片付けるつもりでしたが、
いろいろ予定が埋まってしまいました。

 

■(1)今回の事例______________

「石膏ボード開口処理 未施工」
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◆写真解説

防耐火性能を高めた家。耐火性能が求められる天井石膏ボードに大きな開口。
隙間の防火処理が未施工。ユニットバス天井裏で発見。

 

◆内容説明

省令準耐火構造の家。
ユニットバスまわりも、石膏ボードの施工が必要。

省令準耐火構造の壁、天井は、通常の火災時の加熱に15分以上
耐える性能が求められる。
電線貫通部等による大きな開口があれば、所定の防耐火性能は確保できない。

施工ボードの端や継ぎ目は、隙間が無くても、裏にあて木を入れる。
大きな開口が出来た場合は、防火のパテなどで埋める。

 

◆対策

設備業者に指示をするとともに、施工中に確認する。

 

 

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■(2)編集後記

建築物は、形や工法、材料がさまざまなため、
建築基準法などの基準が細かなところまでカバーされていない。
10%くらいしかカバーされていないという意見もある。

木造工事仕様書や建築学会の仕様書などの基準を入れても
全てをカバーするには程遠い。

一般的には「技術慣行」で判断するケースが多くなる。
(慣行・・以前からのならわしとして通常行われること)
これはプロでも知識がないと難しい。知識を得るには勉強するしかありません。

「規基準の数字は「何でなの」を探る 第1巻 建築技術」
東京理科大学名誉教授 寺本 隆幸氏が書いた巻頭言に以下の記載がある。
「技術慣行は一般的に使用可能であり、工学的にほぼ正しい内容であることが多い。
しかし、その適用範囲を逸脱して使用すれば当然問題を生じる。技術者として
心すべきことは、技術慣行の適用範囲をいかに認識して、「適用可能であるか」、
「適用に問題がある」かを、判断することが大切である。

技術慣行の適用限界を認識するためには、その前提条件を理解することが
必要であり、どのような前提条件・仮定や理論を背景に成立しているか、
どのような実験結果を根拠としているかを理解する努力が必要である。

ある前提条件下での深い知識・洞察のうえに、ある数値が決められている
ことがあり、その前提条件をまったく理解しないで、表示された数値を
無条件で使用することは好ましくない。機会あるごとに示されている参考
文献などを参照して、どのようにこの式や数字が導かれたかを深く理解
するように努力すべきである。」

 

施主さんが調べた、間違ったネット情報に工務店側が反論できないケースが多い。
諸基準の決められた経緯や構造的な知識がないと、言われるままになる。
無駄なクレーム、お客さんの不安を取り除くためにも、施工者側も知識を得て欲しいと思います。

 

ミスが多い防耐火、省エネ施工

10連休に入りました。
今日のまわる順番は、守山区、北区、春日井市、長久手市。
全て事務所から10KM以内です。

今、施工で、何が間違いやすいかと聞かれれば、
「防耐火」と「省エネ」と答えます。

防火は施工内容が広く周知されていないので間違いやすい。
省エネは、昔の施工方法が、今の基準に合わない。

建築関係のセミナー案内は、大半は集客や設計に関することが多い。
施工者向けに、正しい施工方法を勉強する場を設けないと
施工ミスは減って行かないと思います。

正しい施工方法を発信していく必要性を感じます。

 

 

 

 

 

専門知識の勉強

先週くらいから弁護士との打ち合わせが多く、
検査以外に結構、時間を取られています。
連休前、連休中の相談、打ち合わせ枠も一杯になりました。

専門誌を定期購読している以外に、本も結構、買っています。
仕事の合間は、なかなか読む時間がなく、
新幹線移動中か寝る前に読むことが多いです。

この前、伺った現場でお会いした水道屋さんは、勉強熱心。
私の本も読んでくれたみたいです。

現場に出ているだけでは、情報は入ってきません。
知識を得るには、本を読むのが良いと思います。

この方の仕事、今まで見たことないくらいの丁寧さ。
設備関係の基準は、あいまいなケースが多いですが、
ほぼ基準に沿った施工でした。

無理やり勉強させても知識は身に付くものではありません。
あるハウスメーカーは、職人向けの講習を行っていますが、強制参加です。
好き好んで勉強する職人さんが増えると瑕疵問題も減ると思います。

 

 

定期点検

3年点検に伺いました。

1年目、瑕疵検査に入り、その後、是正確認、2年点検、
今回3年点検で4回目の現場訪問。

新たな不具合もなく、床下、屋根裏へ入っても異常なしでした。

不具合は初期に起きやすく、
2,3年目になると新たな不具合の発生は減る。
10年目前後から、劣化による故障、不具合が出始めます。

初期の段階できちんと点検しておくと、あとあと安心です。

 

 

事例1136 「コンセント、スイッチ防火被覆未施工」

慌ただしい1週間でした。
明日は現場3件、打ち合わせ2件。余裕がない日になりそうです。

 

■(1)今回の事例______________

「コンセント、スイッチ防火被覆未施工」
_______________________

◆写真解説

防耐火性能を高めた家。コンセント開口に防火被覆の措置がない。
石膏ボードの開口や取り合いは、防耐火上の弱点となりやすい。

 

◆内容説明

未だに指摘が多いので紹介します。

石膏ボードは火に強い材料ですが、そこに開口があると弱点となる。
壁には多くのスイッチ、コンセントが付くため、省令準耐火構造の規定では、
以下のいづれかで被覆することが求められる。(木造住宅工事仕様書)
・壁内に入るBOX自体を鋼製にする
・グラスウール、ロックウール、又は石膏ボードでBOX裏を被覆、
・簡易耐火プレートの施工

木造3階などの準耐火建築物でも基本的には同じですが、
コンセント開口などの被覆の規定が告示等にないため、未施工の現場も多い。

省令準耐火構造は、火災保険を割り引くための仕様であり、
建築基準法に関係しない。
特に現場検査などはなく、間違えて施工し続けても、
誰も気づかないケースが多い。

基準法に抵触しなくても、契約内容どおりでないため、瑕疵に該当します。

 

◆対策

省令準耐火構造や準耐火建築物など防耐火性能が高い仕様の場合、
コンセント開口などの仕様をチェックする。

 

 

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■(2)編集後記

建築関係で10連休を取る会社も多いようです。

ただし、請負の職人さんは、10連休を取ると月の収入が2/3になるため
現場自体は動くと思います。

職人さんが現場に出ると、現場監督は電話をあけておく必要が出ます。
この辺りを改善していかないと、現場監督を希望する人が増えません。

 

レオパレス、ダイワハウスの次は・・

今日、完成検査に行った現場。キッチンの床が傷だらけ。

この会社は、大工さんがキッチンを組み立てる。
床の養生を剥がし、その上で組み立てしたようです。
傷やへこみの数は、狭い箇所に50箇所以上。
補修対応では建て主さんは納得できません。

レオパレス、ダイワハウスと建築関係の悪いニュースが続いています。
次は、住宅大手のある会社かもしれません。

裁判の追加立証で壁を壊したところ、建築基準法違反を発見。
裁判の進行で開示された施工マニュアルを見ても間違っていたため、
相当な件数が建築基準法違反の状態。

メーカーが自ら公表するか、注目しています。
(株価に影響する恐れがあり、名前のヒントを出すのは控えます)

 

不具合の調査

連休まで2週間を切りました。
連休までに何とかという依頼が多いですが、新規の予定は入りません。

不具合の原因特定に伺いました。
今月は、この手の依頼が多く、現場へ行く前は、いろいろスタッフと仮説を立てます。
図面や写真を送ってもらっても、現場を見ると考えがかわることがほとんど。
遠方であっても、現場へ行くのが重要だと改めて思いました。

写真は北海道のスキー場。(昨日)

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