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技術者不足に拍車

ある分譲住宅メーカーが営業職の初任給を約6万円上げると新聞で読みました。
もちろん、すでに入社している営業も調整し、給料がUPするそうです。
営業はこれに加え、歩合給もあるので、収入だけで見れば、魅力的だと思います。

ただし、給料に惹かれ入社しても、厳しい環境が待っています。
仕事が取れなければ、会社に居ずらくなります。

大学の建築学科を卒業しても、設計や現場ではなく
営業を希望する人が増えているようです。
実際、一級建築士の受験者数はかなり減っています。
給料の差が大きくなれば、その傾向は益々進むでしょう。

人件費高騰が価格に反映され、家の値段は上昇傾向になると思います。

 

 

 

価格と性能

安かろう、悪かろうではなく、
高かろう、悪かろうになっている家があります。

車なら価格が高いほど、性能、装備もよくなりますが、
住宅の場合はそうでもないです。

検査で見た家は、仕上げ材に費用をかけている反面、
それ以外はローコストメーカーより仕様が劣る。
その結果、住み心地が悪い。
また、職人の腕も払った単価に見合っていない。

家の場合、価格に見合った性能、装備であるか、素人では分かりにくい。
住宅展示場をまわるなど、自分自身で勉強することも大事です。

 

 

業者選びの相談

このところ、相談(面談)希望が多いです。
この3連休も毎日、面談がありました。

相談内容は、この3日間全て、業者選びに関すること。
慎重に業者を選ぶことは重要です。

地元の小さな業者の情報はない事が多いですが、
大手であれば、家の性能、会社の体質等、詳細な情報までお伝えできます。

大手、中堅で5社ほど、選んではいけない業者があります。
名前はブログなどで公開することはできません。
面談に来られた時、候補に入っている場合は、削除理由を告げています。

 

レオパレス問題

昨日の昼間は17℃くらいの場所で欠陥検査。
今日は、移動中の場所ですが、昼間でもマイナス3℃。
寒暖差が激しいため、体調が悪くなりそうです。

レオパレスの界壁施工不備。
わざと手を抜いているというよりは、
職人や監督が界壁を認識していないことが原因だと思います。

界壁は集合住宅などにおいて、世帯間を区切る壁。
戸建て住宅では存在しません。
大工にとって、よく意味が分からず施工している可能性が高く、間違いが起きやすい。

本来、法令に適合させる、ミスを防ぐために、建築士が図面を詳細に書き、
現場を監理する必要があります。

この手の会社は、図面枚数が少ない。
たくさん書くと費用がかかるため、最小限の図面しかありません。

また、設計、施工が同じ会社のため、監理も機能しにくい。
実際に監理者が現場へ行っていない可能性も高い。

監理者は毎日現場へ行く必要はありませんが、
界壁は防耐火上重要な壁であり、監理者がチェックすべき箇所です。

レオパレスだけでなく、多くのハウスメーカーも同じです。
他でも、屋根裏の界壁がない集合住宅の現場を、何件も指摘しています。

コストや人手不足から監理を十分機能させることは難しい。
監理不足を補うのが、第三者検査です。

確認申請の完成検査で、小屋裏を確認していれば、
ここまで大きな問題にならなかったと思います。

点検口をあければ容易に確認できるものですが、
そこまで確認する検査機関を見たことがありません。

 

 

人手不足

建築現場の人手不足が深刻です。
住宅よりビル関係の方がかなり不足している感じを受けます。

人が足らないため、高齢者に頼っている面もある。
それ自体は悪いことではありませんが、
高齢者の職人さん(特に大工さん)を見て思うことは、現場が汚い。
道具が古いことが多い。

引退間際なので道具に投資しないでしょうし、
若い時は現場が汚くて当たり前だったので、少々汚くても気にならない。

高齢者の職人さんたちも、いつまでも仕事できるわけではありません。
最終的には外国人に頼るしかないと思います。

 

 

 

 

セミナーの件

3月5日(火) 建築・建材展でのセミナー(東京ビックサイト)

主催者側から、一般の方の入場も多いと予想されるため
一般の方にも分かるように資料を作って欲しいと依頼がありました。

大きなイベントでのセミナーの場合、
パワーポイントなどの資料の締め切りはかなり前。

過去のセミナー資料を編集するつもりだったため、焦りを感じます。

募集ページは以下です。入場は無料、ただし、事前予約が必要です。
https://messe.nikkei.co.jp/ac/seminar/#seminar_138760

主催が日経新聞社でお堅いセミナーのイメージがありますが、
業界の裏話など、たくさん雑談も入れる予定です。
一人で80分しゃべります。

 

 

不人気な仕事

雑誌で得た情報。
国土交通省によると、建築士事務所に所属する一級建築士約14万人のうち
60代以上がなんと約4割!30代以下は約1割らしい。

この数字は建築士会を見れば納得できます。若い人がいない。
また、受験者数もここ10年ほどで約4割も減っているようです。
(合格率は同じなので、受かりやすくはなっていません)

若い人にそこまで人気がないとは知りませんでした。

大学などの建築学科の学生数は減っている訳ではありません。
設計の仕事などは憧れの対象になりそうですが、
労働時間が長いのが敬遠される原因かもしれません。

 

 

 

 

 

セミナーのご案内

今日は1日、瑕疵検査。
小屋裏で無理な姿勢を取り続け、疲れました。

「建築・建材展」https://messe.nikkei.co.jp/ac/ でセミナーを行います。
テーマ 「欠陥住宅トラブルはこれで防げる!」

日時 3月5日(火) 13時30分から15時
会場 東京ビックサイト 会議棟6F(607、608会議室)
受講料 無料(事前申し込み必要)

先回は有料セミナーでした。今回は無料で入場できます。

↓受け付けが始まりました。
https://messe.nikkei.co.jp/ac/seminar/#seminar_138760

現場監督による品質の差

職人以外に現場監督が誰かでも品質に影響する。

新築検査で複数回担当してもらう監督さんを見ていると、
品質が良い人は毎回良い、悪い人は毎回悪い。

原因の一つは、職人の扱いがあると思います。
強く指導できなかったり、舐められいると職人はいい加減になる。

若い監督ほど、舐められやすいですが、
しっかりしていれば、職人はきちんと従います。

私が新卒の頃、厳しく職人に接していたため、よく喧嘩を売られました。
現場の裏に連れていかれたり、人目につかない場所に
呼び出されることが何度もありました。

また、今の検査を始めた頃(15年前後)も、現場で職人に物を投げられたりすること
が年に数回ありました。

それを考えると今の時代は、喧嘩を売られることも少なく、
職人を指導しやすくなっていると思います。
施主が職人や監督を指名できないため、第三者検査は必要です。

 

 

 

 

 

 

3連休中の仕事

土日は、終日瑕疵検査。
久しぶりに長距離を運転しました。

今日、検査は午前中の1件だけ。事務所に戻り、裁判相手の嘘だらけの反論を読んで
再反論を書いたあとは、ドローンのテスト飛行。
天気も良く、動画撮影もできました。
電線が多く難しい場所の撮影も難なくこなし、本格稼働はもうすぐです。

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