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地盤調査会社の言い分

地盤調査の結果、地盤調査会社の判定は、
「ベタ基礎、基礎補強なし」。
その指示通りに施工し、不同沈下が起きた。

データを見ると、その判断はなくもないですが、私だったら、
杭を打つ判断をする。

不同沈下が起きたことに対し、地盤調査会社は、
「弊社に不備はありません。告示の規定に従って適切に
判断した」という回答。

実際に事故が起きているので、責任逃れにしか取れません。

住宅の地盤解析は杓子定規的に判断されているケースが多く、
地盤判断はAIに任せ、事故例なども学習させれば
地盤沈下は減っていくと思います。

事例1258 「不同沈下で基礎が折れた」

先週の土曜日の朝、新幹線内で携帯の電波が
立っていないことに気づきました。

2度ほど再起動したあとに、AUの電波障害を
知りました。

ネットは時々つながったのと、もう1台ソフトバンク
携帯を持っているので、それほど困りませんでした。

 

■(1)今回の事例_____________

「不同沈下で基礎が折れた」
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基礎割れ

◆写真解説

ベタ基礎スラブの割れ。
不同沈下が原因で、スラブが折れて、ひびが入った。

 

◆内容説明

家の中央部あたりから不同沈下していて、
丁度、沈下の起点付近でベタ基礎のスラブが折れていた。

今は地盤調査を行うので、昔ほど大きく沈下しません。
にもかかわらず、地盤保証は大きく沈下しないと
保証対象となりません。

つまり、いくら基礎が折れていても、傾斜角が保証基準
を超えないと保証対象外。保証会社に有利な内容です。

 

◆対策

地盤調査会社に判断を丸投げしているケースは判断ミスが多い。
軟弱地盤の場合で、判定に疑問がある場合は、
セカンドオピニオンを求める。

 

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■(2)編集後記

6月に実施した欠陥検査の数が多く、未だに書類作成に
追われております。

1件終わったら次に着手ではなく、優先順位を付けて、
数件の書類を並行して作成します。

まとめて1件ずつ仕上げるよりも、途中に時間を置くことで
考え直す時間が増えるなどのメリットがあります。

あと残りは、鉄骨造と鉄筋コンクリート造の建物。
木造とは違うパターンの瑕疵が多くあり、
作成に時間がかかっております。

地盤沈下

欠陥検査に伺い、地盤沈下が発覚するケースが多いです。
今年はすでに2件発覚、その他、過去に発覚し、裁判中の
家もあります。

最近は、地盤調査をしているので、大きく沈下しません。
2CM以内の沈下が大半です。そのため、保証基準を持ち出し
問題ないという会社が多いです。
(地盤保証の基準は3M以上の距離で5~6/1000が多い。)

2CM程度の沈下は、住んでいて気づかない方がほとんどです。
ただし、基礎が折れている、壁に大きな亀裂などが生じている
こともあります。

保証しないから諦めてくれと言われても、地盤のことですし
家の価値なども考えると、分かりましたと言う人はいません。

地盤沈下の原因は、地盤調査結果の判断ミス。
安易に考え、簡単に判断しているケースが多い。

また、杭や地盤改良が必要になると、追加代金がかかるため
言い出しにくく、判断を甘くしてしまうケースもあります。

地盤や基礎は家の重要な部分。依頼先の技術力、知識に不安が
ある場合は、地盤のセカンドオピニオンをしている会社に相談
するか、近所の家に杭施工の有無などを聞いてみるのも良いです。

家を持ちあげる工事は、多額の費用を要します。また、傾斜の
程度によっては、いくら相手に過失があっても、裁判で負ける
こともあり、工事前の対策が重要です。

不同沈下

欠陥住宅検査に行った家。床の水平を測ると、不同沈下していました。
杭が施工してあるのに沈下。
地盤調査か、杭の設計もしくは施工に不備があったと思います。

不同沈下の修理について、保証書の記載は、
5/1000未満の傾斜は、保証対象外。

最近では、地盤は必須なため、沈下するにしても
それほど大きくは下がりません。家全体で1,2CM下がる事例がほどんどです。
今回、杭の施工もあり、最大の傾斜は4,4/1000。
数字だけで判断すれば、保証対象外です。

5/1000という数字、10Mの長さの家なら5CMの沈下。
そう思うと大きな数字です。

近年、マンションの不同沈下のニュースがいくつかありました。
5/1000まで達してなくても、報道されたことで建て替えになっている例がほとんど。

施工などに過失があれば、3/1000程度でも保証すべきだと思います。

建築時にすでに傾斜していて、その内容を隠蔽していたこと、
あと1mmの沈下で5/1000になる状態で、沈下以外にも家の不具合が多く、
補修費用が建て替え費用を上回りそうなため、
建て替えを要求していく予定です。

事例1220 「不同沈下」

普段、新幹線での移動中は、建築雑誌や本を読む時間にあてます。

今日は3時間と長時間移動、未読の雑誌はなく、
書類を作成してました。

 

■(1)今回の事例_____________

「不同沈下」
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◆写真解説

2階階段ホールの傾斜が8/1000。
歩くだけで傾斜を感じるレベル。不同沈下が原因。

 

◆内容説明

昨年末あたりから計3件の不同沈下した家を見ております。
原因は、どれも地盤調査のミスによる。

スクリューウエイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)
において、自動測定したデータだけで判断し、敷地の特殊な状態を
見逃しているケースが多い。

この家も地盤調査の結果は、かなり固い地盤という判断。にも関わらず、
基礎のコンクリートを打設した時から、その重みで不同沈下し始めた。
大きな荷重がかかるごとに傾斜の度合いが進行したと思われ、
おそらく現場監督は気づいていたが、沈下の事実を隠し、引き渡しをした。

施工者の過失は明らかであるが、保証基準よりわずかに傾斜角が少ないとして
修理を拒否している。

 

◆対策

施主完成検査の時、スリッパを履かずに歩く。
靴下だけで注意して歩けば、6/1000を超えるような傾斜は違和感を感じる。
(ビー玉を転がすのも有効。ただし、問題ない傾斜のレベルでも転がるケースがある)

 

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■(2)編集後記

今週、ある大手分譲住宅メーカーの構造検査を行った。
感心したのは、細部までよく考えて、商品開発をしている。

量産している分、職人も数多く入るため
ミスが起きにくいような工夫が多い。

誰が施工してもミスが起きにくいものにすれば
施工不良の確率は大幅に下げられます。

それに加え、職人教育、検査を充実させれば完璧です。

 

 

 

不同沈下した家

新築注文住宅を建てたAさんは、入居して数年後に家の傾斜に気づいた。
ハウスメーカーに計測してもらったところ、以下の回答がきた。
「傾斜はしているが、傾斜角が5/1000を超えていないため、保証できません」

Aさん宅の傾斜角は4/1000。わずか1/1000の違い。
納得できないAさんは、私に検査を依頼。検査の結果、不同沈下の原因は、
ハウスメーカーの重過失(地盤調査の判断ミス)があることが分かった。

また、基礎完成時には傾斜が始まっていて、その事実を大工が気づき、
現場監督も認識していたはず。それなのに、躯体を載せて、完成させた。
つまり、不良品であることを隠して引き渡し、代金を回収していた。

会社のホームページを見ると
「安心・安全」、「高品質」、「お客様目線」などの文字がたくさん書かれているが、
やっていることは「不安・危険」、「低品質」、「会社目線」。

社会的に名も通っている会社だけに、責任を取らせるように動いていきたいと思います。

事例1175 「ベタ基礎の構造クラック」

今週は完成検査のピーク。検査スケジュールだけでなく
打ち合わせ枠も一杯です。

今週を過ぎると、新築検査の手持ち数が一気に減ります。

 

■(1)今回の事例______________

「ベタ基礎の構造クラック」
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◆写真解説

ベタ基礎スラブの割れ。不同沈下が原因で中央部が真っ二つに割れた。

 

◆内容説明

ベタ基礎のスラブに入るひび割れで一番多い原因は「沈下ひび」。
コンクリートが固まる過程で下がり、ひびが入る。

写真は、隣地造成の影響により家が不同沈下、
ベタ基礎の耐力が持たず、ひび割れが入ったもの。

沈下ひびは、補修すれば問題はないが、
沈下を伴う場合は、家を持ち上げる必要がある。

 

◆対策

鉄筋量を増やせば、基礎にひび割れは入らず、一体で傾斜する。
ただし、経済的な設計は、支持地盤に適した鉄筋量の設計。
不同沈下が起きた場合は、適切な方法で修理を行う。

 

 

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■(2)編集後記

毎年4月、5月は、新築検査が一段落するため
1年で最も時間に余裕ができます。
会社を3月決算にしているのも、決算処理をする時間が取れるためです。

今年は、欠陥住宅検査の依頼を多くいただいております。
紛争処理の忙しさが続くかもしれません。

 

 

 

不同沈下

2000年に地盤調査が義務付けられて以降、住宅の不同沈下が減った。

だが、地盤調査の結果、軟弱地盤で杭が必要との考察が出ているにも関わらず、
基礎補強をしない現場が未だにある。

今日、欠陥検査に行った現場もそのパータン。
水平精度を計測した結果、不同沈下が確認できました。

営業は「よい地盤です。杭は必要ありません」と説明したようです。
結果の見方が分からないのか、嘘をついているのか、
本人に聞かないと分かりません。

 

 

 

休み明け

中古住宅の診断に伺いました。
床の水平を測定したところ、不同沈下を確認。
依頼者に購入をあきらめて方がよいと説明しました。

生活するうえで我慢できる傾斜の範囲であっても
大地震時に沈下がひどくなったり、擁壁が壊れたりすれば、
修理費用が膨大にかかります。

傾斜がいつ起きたか、ついでに検証。
壁は比較的真っすぐ建っていたため、
ベタ基礎施工時から上棟した時点で大きく沈下したようです。

大工は床が傾斜しているのを認識したまま、柱の起しだけ垂直に合わせた。
家のねじれ、傾斜の事実を隠したまま、施工、販売した業者は、悪徳です。

 

 

 

事例1148 「地盤陥没」

このところ、写真の更新頻度が少なくなっています。
事例がないわけではなく、更新する時間が確保できません。

来週からの連休は、たまった仕事を片付けようと思います。

 

■(1)今回の事例______________

「地盤陥没」
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◆写真解説

基礎底の陥没。埋め戻した土地で転圧が不十分なため、
基礎工事をしている時から陥没が起きている。
家は杭で支えられるが、基礎下に隙間ができる可能性が高い。

 

◆内容説明

表土が軟弱であり、沈下の恐れがあることを
基礎業者に伝えていれば、陥没は防げた可能性がある。
特に指示をしなければ、職人は普通の転圧しか行わない。

小範囲な沈下なら、大きな問題はないが、
全体的に沈下し、杭が抜け上がった場合は、修理の必要性が生じる。

 

◆対策

地盤に応じた細かい転圧指示を基礎業者へ出す。

 

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■(2)編集後記

大手ハウスメーカーの建築基準法違反を行政へ情報提供する予定。

1つは、すでに裁判の中で違法な施工を認めています。
裁判で開示された施工マニュアル自体が間違っているため、
今まで施工した現場全てに波及すると思います。

自ら行政へ間違いを申し出ると思いましたが、
そのまま無かったことにしようとしています。

もう1つは、これから裁判が始まる。
基準法違反は明らかですが、型式認定で逃げる可能性が高いと予想しています。

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