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お盆休みの予定など

7月の長雨の影響とお盆休みが絡むため、
先週末から検査を過密に組んでおりました。
車での移動時間が長く、ブログの更新も空きました。

現場予定は明日まで、それ以降は書類を作成します。

先月末に雑誌の原稿を出したところ、
「特集内容と一部かぶります」と編集者より連絡をいただいた。

当然、特集の方が強いので
私がもう1本原稿を書くことになりました。
期限は16日まで。仕事がもう一つ増えました。

日経ホームビルダーの連載は6年目に入りました。
当初は業者自身が失敗しやすい、他所からもよく聞く内容を書いていましたが、
さすがに6年目になると内容が濃くなっています。

本や雑誌などを読む人が減っております。
日経ホームビルダーは最新知識が得られる専門誌だと思います。
先回出した原稿(雑誌未発売)は、かなり時間をかけ、
多くの現場で苦労している設計仕様の改善点を書きました。

時代遅れにならない、品質を上げていくためにも
業者の方にはぜひ定期購読をお勧めします。

 

メーカー基準

外壁乾式タイルの下地サイディング施工において、
建材メーカーの施工マニュアルどおりでない施工を指摘したところ
大手ハウスメーカーの現場監督から、自社のマニュアルどおりの施工
だと反論があった。

ハウスメーカーのマニュアルを確認すると監督の言うとおり。

なぜ、同じ商品において、一般向けとハウスメーカーで
マニュアルの内容が違うのか意味が分かりません。

以前、大手ハウスメーカーの現場で、フローリングの施工不備を指摘したら、
同様にハウスメーカーのマニュアルどおりの施工でした。

一般向けのマニュアルより、施工基準が厳しければ指摘をしませんが、
外壁もフローリングも基準が下。
これを追及したところで、回答が出てくる可能性は0%です。

ハウスメーカーが自社マニュアルを作成する際に、
当然、建材メーカーのチェックは受けるはずです。

うるさいことを言うと、メーカーを代えられる可能性があるため
あまり意見しないのかもしれません。

 

施工者別の不具合データ

弊社のデータ(昨年度)、各検査における施工者の割合
1、新築検査依頼の割合
大手ハウスメーカー45%、地元有名メーカー35%、規模の小さな業者20%

2、欠陥検査依頼の割合
大手ハウスメーカー15%、地元有名メーカー30%、規模の小さな業者55%

欠陥検査の比率を見れば、規模の小さな業者ほど、新築検査を入れるべきでしょう。
ただ、信頼関係が密な場合が多く、新築時は検査を頼みにくいと思います。
不具合が発生、関係がこじれて、検査を依頼してくるパータンが多いです。

大手ハウスメーカーの不具合は、職人個人の手抜きが多い。
現場監督が厳しければ、職人も手を抜きにくい。

規模の小さな業者は、知識不足から施工を誤ってしまう不具合が多い。
やっている本人たちは、まじめに施工していても、その方法が間違っている。
長寿命、高性能を目指す家では、無知な施工は致命的になる。

 

 

 

 

 

検査業務

午前中は100Km東へ行った現場。
午後は反対方向、名古屋を通り越し、西へ250KM行った現場。

反対方向のやや遠方の現場が同じ日に重なりました。
車移動で伺います。

 

今月、他の検査会社が検査を実施した2番手として
2件の現場に入ります。

1件は、検査をした方が、検査の経験が少なく、判断を誤った。
もう1件は、問題点を深く掘り下げず、原因特定に至っていない。

建物検査の民間資格を出している組織がありますが、
資格があれば、信頼できるというものではありません。
国家資格である建築士を持っていても、受験だけ受かり
実務を行っていなければ、分からないことばかりです。

私も未だに現場に出ていて、新しい内容を知ることが多いです。

設計、現場管理問わず、個々の知識や経験を後輩へ伝えていく
必要性を感じます。

 

 

 

地盤沈下した新築住宅

今日、東海地方も梅雨明けしそうです。
梅雨明けを待ち望んでいましたが、猛暑になるのも現場がつらいです。

先日、地盤沈下している新築住宅の立ち合いに行きました。
私が沈下データを示していますが、施工者側も自ら確認したいと言ったためです。

測定の結果、沈下が進行していることが判明。
数字だけを見るとわずかではあるが、約10ケ月で30%も沈下が進行。

今回、私がでたらめを言っていると思い、自分たちで計測したかったと思います。
測った結果が、自分たちにとって都合が悪い、沈下の進行が判明。

結果を検討の上、何らかの回答がある予定。
ベタ基礎の面積が大きな家で修理費用が莫大にかかります。
「問題がない範囲の沈下、修理はしない」と言ってくるかもしれません。

 

 

 

事例1192 「アルミダクトのつぶれ」

愛知県のコロナ感染者数が100人を超えました。
今後、どう推移していくのか、今週の数字に注目しています。

検査は、国や県から自粛要請などが出ない限り、
普段どおり実施していく予定です。

遠方への検査も同様に考えております。

 

■(1)今回の事例______________

「アルミダクトのつぶれ」
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◆写真解説

キッチン換気扇、アルミダクトのつぶれ。
ダクトの断面積が減り、排気効率が悪くなる。

 

◆内容説明

外壁部への接続時、手で潰してしまったと思われる。
アルミ製のため柔らかく、簡単に潰れます。

消防条例等の規準では、キッチンのダクトにアルミ製は使えない。
また、山折りと谷折りの繰り返し構造になっている
フレキ管の使用を禁止している。理由は油が溝に溜まるため。

ただし、住宅の現場では、慣習的に昔からアルミダクトが使用され
消防署も黙認しているのが現状である。つまりグレーゾーン。
(業務用に比べると火力も弱く、支障がないという判断をしているようです)

消防検査の対象となる住宅以外でも、
施工性から曲げ部だけ、アルミフレキを使うケースが多い。

破損、変形しやすいアル三ダクト。
施工中の破損等には気を付ける必要があります。

 

◆対策

石膏ボードで隠れる前にチェックをする。

 

 

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■(2)編集後記

7月の天気は、ほとんど曇りか雨でした。
過去、このような天候は記憶にありません。
今年の冬は雪が異常に少ないなど、明らかに気象変動が起きています。

住宅への影響ですが、冬が暖かいのは、特に気にする面はありません。
問題は梅雨から夏場にかけての、雨と湿気と台風。

雨は雨漏り、浸水、がけ崩れ。
湿気は結露、カビ。
台風は雨漏り、屋根などの破損。

去年から確実にカビ被害は急増しています。
特に海に近い土地、内陸部でも風通しの悪い土地では、その確率が高まっています。

カビの原因となる結露。
一般的には冬場に多く発生するイメージですが、
最近はサッシ性能がよくなり、冬場の結露は減っています。

反対に夏場、床下、壁内の結露が急増しています。

 

 

 

完成検査の指摘是正

今週、梅雨が明けそうですが、晴れマークが出るのは来週以降。
天気待ちの検査が溜まっています。

 

新築検査において、完成検査の指摘是正写真の提出率が非常に悪い。
1週間以内に送られてくる確率。7月完成の現場は30%。

仕事ができる監督さんは早期に送ってきます。
この監督さんは遅いと予想すると、その予想はほぼ当たり、
こちらから何度か催促をしないと送られてきません。

理由は想像がつきます。
引き渡しが済み、お金をもらったから、仕事の優先度が下がる。

今後、是正が終わるまで、最終代金を残すようにアドバイスしたいと思います。

 

事例1191 「乾式タイル壁の下がり」

明日がなぜ祝日なのか、ふと疑問に思いました。

調べると「スポーツの日」
オリンピック開催のため、10月の体育の日が移動したんですね。

 

■(1)今回の事例______________

「乾式タイル壁の下がり」
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◆写真解説

木造住宅、乾式タイル壁の落下。
下地のボードが重みで下がり、目地が切れた。

 

◆内容説明

現在、木造住宅の外壁タイルは、モルタルを使わない
接着剤による乾式貼りが主流です。

今回紹介するのは、下地サイディングの下がり。
一部分だけの下がりのため、釘の本数が不足していた可能性がある。

検査でタイル下地の施工を見ると、100%釘、釘とビスの併用、100%ビス
など施工方法は会社により様々。施工マニュアル以上であれば、指摘はしません。
また、下地サイディングは胴縁に固定するため、胴縁の固定も重要です。

 

◆対策

通常のサイディングの重さに加え、タイルの重みも加算される。
下地の留め付けを施工中にチェックする。

 

 

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■(2)編集後記

一般的な外壁は、2重に防水をしていても、雨漏りをなかなか減らせません。

外壁は継ぎ目や取り合いが多く、100%雨の浸入を防げない。
下地防水も釘などの穴が開くため、100%ではない。
2重にすることで、補完し合い、100%に近づけていています。

これとは対照的に鉄骨系の大手メーカーの外壁は、防水が1重の会社が多い。

1重防水が可能なのは、外壁材の大きさの違い。
大判であるため、継目が少ない。
大判が扱えるのは、工場生産の強みです。

雨が漏りやすいのに継ぎ目が多いのは、運搬や施工性から。
外部に継ぎ目を無くせることができれば、雨漏りは激減します。

7月は雨が多かったため、雨漏り検査の依頼もいくつか来ています。

 

マンション販売会社のトップが住民側に謝罪

今日のニュースでの注目記事。
「25年前に分譲された福岡市東区のマンションで傾きが生じ、
基礎となる杭が固い地盤(支持層)に未到達だったことが判明した問題で
販売したJR九州、若築建設、福岡綜合開発(現・福岡商事)の3社のトップ
が21日、マンションを訪れ、住民側に謝罪した」

当初は非を認めていなかったが、杭が届いていない証拠を突きつけられ
さらにマスコミが報道したため、態度を一転、非を認めました。

会社が大きく有名なほど、マスコミやSNSの影響は大きいです。
JR九州の存在が、よりマスコミの露出を高めたと思います。

地元工務店レベルの場合、実名報道をすることはほとんどなく、
TVや新聞での影響は少ないです。
ただ、SNSと連動することで、地元で噂が広まることもあります。

 

 

現場での威嚇

今日は、空調服を着用していても、結構汗をかきました。
こういう暑い日に限って、現場が多く、
耐震診断も含め4件もまわりました。

今月に入り2回、現場で喧嘩を売られています。
一人は大工、もう一人は現場監督。
甘く評価しても、悪い部類に入る大工と現場監督。
一流レベルの方は仕事に自信があるため、喧嘩を売る必要はありません。

検査で指摘されると、自分の仕事が増えるので
威嚇目的で喧嘩を売ってくると思います。

私は施主さんから依頼を受けて現場に入っているため、
私に攻撃=施主さんに喧嘩を売っているようなものです。
頭が回らず、先走ってしまうのでしょう。

最近は、私ではなくアシスタントに喧嘩を売る人もいます。
そのケースでも確実に、あとで本人は後悔することになります。

また、施主さんが若い方や女性の場合、お金を払う立場であっても
業者になめられるケースがあります。
何かあっても脅せば黙る。みたいな考えがあるようです。

なめられないため、検査を入れようという考えもありです。

 

 

 

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