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余裕のない1日

今日は1日、紛争がらみの仕事ばかり。

朝早く出社、裁判所へ月末までに出す書類を作成。
午前中の現場は、未施工や手直しが終わらないにも関わらず、
最終代金を請求されている現場。

午後からは、裁判所の現場確認の立ち合いに同席。

事務所に戻ってからは、朝とは別の裁判所へ出す書類作成。

今月は、完成現場が異常に多く、連休明けから休みなく動きてきましたが、
ようやく書類作成などのゴールが見えて来てほっとしています。

 

 

 

事例1140 「界壁の施工不備」

朝、6時台の新幹線に乗り、紛争の打ち合わせに行ってきました。
午後、名古屋に戻り、現場へ行くのに、刈谷駅でスタッフと待ち合わせ。

駅前のコメダの前を待ち合わせ場所にし、
スタッフから着いたと連絡が来ても車は確認できない。
お互いコメダの前に居るはずなのに、姿は見えず。

もしかしてと思い、検索すると、すぐ近くにもう1店舗あることが判明。
コメダは名古屋発祥の喫茶店。地元でも近接して店があることは想定外でした。

 

■(1)今回の事例______________

「界壁の施工不備」
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◆写真解説

界壁の石膏ボードが野地板まで届いていない。
また、2枚張りが必要なところ、1枚しか施工されていない。
界壁の施工不備はレオパレス以外でも多い。

 

◆内容説明

界壁は、防火や遮音が求められる壁。
検査に入れば、高確率で不備を指摘する。

きちんと施工できないのは、現場監督がきちんと指示をしないから。

写真は、木造の老人ホームの界壁。
記載した以外に、壁の厚みも足らなかった。

 

◆対策

第三者のチェックを入れる。

住宅に比べれば、圧倒的に数は少ないが、
最近、集合住宅の新築検査依頼を受ける。

今現在、RC1棟、鉄骨1棟、検査しています。

 

 

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■(2)編集後記

明日は、午後から北陸へ移動。
この週末も予定が一杯です。

休みがほとんどありませんが、土日は連絡が少ないため、
気分的には休みの感じがします。

 

設計図書 偽装事件

長期化している裁判に途中から関わった。
書類が膨大にあり、今までの経緯を理解しないまま、
取り急ぎ、現場の鑑定を行った。

鑑定後、いろいろ深く掘り下げていくと、
故意に偽装設計されていたことに気が付いた。

偽装の手口は巧妙で、素人さんが気づくことは難しい。
今回は、構造ではないが、過去に起きたマンション偽装事件と背景は変わらない。

この建物は、住宅ではありません。
工事が途中で止まっていなかったら、利用者が騙されるところでした。

なぜ、建築士は不正を犯したのか、
会社に所属する建築士なので、上からの指示でしょう。
仕事を受注するために、発注者を騙し、規定に沿わない建物を
沿っているように図面を偽装し、行政のチェックもパスした。

同じような事例は、バレてないだけで、他でも数多くあると思います。
裁判中のため、具体的に記載できませんが、
後々、マスコミに取り上げてもらい情報公開したいと思います。

 

断熱材施工不良

今日は、住宅でない建物の検査が2件。
このあと、弁護士との打ち合わせまでに時間があるため、
ブログの更新を行っています。

2件とも、同じ指摘をしました。
内容は、グラスウールの防湿材がきちんと施工できていない。

住宅でも数年前までは、いい加減な施工が目立った。
そう考えますと、住宅以外の現場は、断熱材の施工が遅れている。

建て主自身が気にしないと、いい加減になりやすい。
レオパレスの問題も、アパートだから発覚が遅れたと思います。

 

事例1139 「増築部、緊結未施工」

長期連休明けに現場予定が一杯になるように、
月曜日は連絡が多いです。

土日が少ない分、その反動だと思います。
現場予定や打ち合わせが多いと、その日のうちに処理できません。

 

■(1)今回の事例______________

「増築部、緊結未施工」
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◆写真解説

増築した屋根裏。既存と緊結されていない。
接合に使う予定だった金物が梁の上に置いてある。
大地震時に接合部分で破壊する可能性が高い。

 

◆内容説明

新築より確実に問題が発生する確率が高いのは、増改築。

見た目はきれいに工事が完了したが、
重要な構造が一体化されていない。

増築する場合、あえて既存部と切り離して施工することもある。
その場合は、大地震時にお互いがぶつからないように間をあける。
2階の軒先で40CMくらいの隙間が必要なケースもある。

今回は、一体化で計画したにもかかわらず、構造が接合されていない。
大地震時にバラバラに動けば、接合部で破壊する。

 

◆対策

増築の場合でも、構造計画を疎かにしない。
構造計算をするなどして、構造の計画を詳細に検討する。

 

 

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■(2)編集後記

連休明けの現場の忙しさは一服。
月末にかけて、書類の締め切りに追われます。

昼間、現場予定が少なければ、書類を書く時間が確保されますが、
直近で、どんどん現場の予定が埋まってきます。

長時間労働の是正とは縁がない仕事です。

三陸海岸の現状

仙台から三陸海岸沿いを北上。
高速道路(無料、対面通行)は、連休中ということもあり、
時々、大渋滞にはまりました。
バイクの幅が広いので、すり抜けは、ほぼ不可能。
また、重さがヘビー級のため、ストップアンドゴーは苦痛です。

国道45号線には、どこまで水が来たかの表示があり、
被害の状況が想像しやすかった。

きれいな海岸線は土嚢が積み上げられていたりして、景観を悪くしています。

↑気仙沼あたりの海岸

陸前高田は、津波被害の様子が未だに分かります。
被害を受けた中学校等もそのまま残っています。
復元された奇跡の1本松は、人が多く、遠くから見ました。

↑陸前高田の沿岸部。

↓すぐ山側をかさ上げして造った土地は、がら空き。
お店は賑わいがありましたが、普段は閑散としていると思います。

もう少し山側に入るなど、被災地を見てまわることで、
地震被害に関する気づきもありました。

三陸海岸を抜けたあとは、岩手県 八幡平アスピーテラインへ。
快晴で岩手山も綺麗に見えました。周囲は、雪が残っています。

その後、十和田湖あたりをかすめて、男鹿半島へ出て南下。
秋田、山形県境にある鳥海山ブルーラインを目指しました。

海のすぐ横、海抜0Mから一気に1000Mくらい上がるので、景色がいい。
上の方は、しっかり雪がありました。
酒田から米沢に抜ける途中の道は月山などが綺麗に見えました。
蔵王エコーラインは、GW中は渋滞がひどいという情報を得たためパス。

再度、福島県に入りし、最終日は一気に名古屋まで帰りました。
連休最終日で、高速、首都高もガラガラ。予定よりかなり早く、帰って来れました。

 

 

 

 

 

北陸で瑕疵検査

北陸まで日帰りで瑕疵検査に行ってきました。
すでに裁判中の家。隠れた欠陥を探す検査です。

天井裏をのぞくと、とんでもない手抜きを発見。
構造を理解している建築士の指示、チェックがないまま建てられた印象です。

仕上げ不良などで争いになった場合でも、見えない箇所で
重大な瑕疵が無いか、調べることが重要です。
裁判が終わってから気づいても手遅れなケースが大半。

 

福島原発事故 周囲の現状

GWの5日間、青森を除く東北5県をまわってきました。

主な目的は、福島原発近くと津波被害のひどかった地区が
現在、どうなっているかを見ること。
ついでに、東北の景色が綺麗なスカイラインを走ること。

なぜ、一人旅だったのか。
いつもついてくる大学生の子供は、アメリカ留学中で不在。
友人何名かに一緒に行かないかと声を掛けましたが、全員に断られました。

断られた理由は、名古屋から、行きも帰りも自走。
5日間の合計の走行距離は2,400KM。それも車ではなくオートバイ。

普段、仕事で車に乗り過ぎているので、気分を変えるにはオートバイがいいです。
私は雨男だと思っておりますが、行きの長野市あたりで5分くらい、帰りは御殿場あたりで
3分くらい雨に降られただけで、あとは全て晴れでした。

福島原発近くを通る国道6号線を走るつもりでした。
現地近くに行って知ったことは、オートバイは未だ通行止め。(車はOK)
常磐道は、放射線の数字が低ければ通行できますが、
走り抜けるだけでは、意味がないのでやめました。

いわき市あたりから、放射線の数字を示す看板が目立ちます。
また、原発で働いている人たちや車もよく見かけます。

近くまで行けなったですが、現地の方と話をしたり、付近の状況を見て
8年経過した今の現状を理解することが出来ました。

どこで地震が起きてもおかしくない状況なのに、日本ではいくつかの原発が稼働しています。
同じようなことが起きないことを祈るしかありません。

東北で人気がある絶景道路、福島県、磐梯吾妻スカイライン。
噴火の規制で除雪が遅れ、今月末まで通行止めでした。
近くに行くまで知らなかったです。

↑磐梯山


↑磐梯山ゴールドラインから見えた猪苗代湖

次回、津波の被災地の事を紹介します。
今現在の状況を見ても、衝撃でした。また、たくさんの気づきがありました。

 

事例1138「外壁通気の不備」

大型連休明けの反動が今週いっぱいくらい続きます。
それに加え、裁判関係の書類作成に追われています。

連絡などのレスポンスが遅くなるかもしれません。

 

■(1)今回の事例______________

「外壁通気の不備」
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◆写真解説

外壁上端で通気の抜けがない。
空気と水蒸気が滞留し、結露などの原因となる。

 

◆内容説明

ほとんどの木造住宅において、外壁に通気層を設けている。
通気層の厚さは15~20mmほどで、壁内の空気や外壁裏に入った雨を
排出する役割がある。
通気層内の通気は、太陽光で空気が暖められるため下から上へ移動する。

空気の排出する外壁上部において、未だに空気の抜けを設けていない家が多い。
設計者の指示不足、現場監督や専門職の知識不足が原因。

ひどい例になると壁内結露が発生することもあるが、
大半は症状がなく、知らず知らずのうちに長期間湿気にさらされ
躯体の耐久性に影響が出る。

 

◆対策

通気の抜けを図面や外壁工事時にチェックする。

 

 

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■(2)編集後記

紛争処理の場面において、強い勢力に押され、自分の意見を言えず、
同調してしまっているケースによく遭遇します。

逆らうと面倒だから意見を合わせておこうという考えでしょう。

多数決で瑕疵判断をするわけではないので、
結果にはほとんど影響がありません。

瑕疵検査

今日と明日は欠陥住宅調査。また3日ほどあけて、また欠陥調査。

屋根裏が暑い季節になりました。
今日もしっかり汗をかきました。

今日は○○Gホールディングスの物件。
施工不良はレオパレスだけの問題ではありません。どこも似たようなもの。
検査に入れば、施工不良がいくつか出てきます。
大半は騒がれないまま、個別に処理され、何もなかったことになります。

 

 

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