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裁判参加

今朝は自宅から現場へ直行。計3件検査をして、最終の予定は裁判所。

この裁判は、結構な頻度で参加しています。
現場監督も毎回、出廷。
瑕疵の内容で難しいものもあり、私は弁護士の補助をしています。
頻繁に顔を出しているため、相手に鬱陶しいと思われているでしょう。

相手は不備を認めているものの、修理は不要だと主張している。
今までたくさんの裁判に関わってきましたが、
少しの歩み寄りもなく、反発してくるケースは初めて。

検査をしてから4年目に入っています。
被害者への影響を含め、建築紛争の解決について、深く考えさせられる事件です。

 

 

事例1142 「鋼製束の浮き」

6月も半ば、新築検査の手持ちが一時より減りましたが、
紛争関係の書類作成は、相変わらず多いです。

明日も裁判に参加。
そろそろ、裁判所の判断が出てくる頃。
こちらに有利な流れになると良いですが。

 

■(1)今回の事例______________

「鋼製束の浮き」
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◆写真解説

1階床を支える鋼製束の浮き。
施工途中にそのままになったと思われる。床がたわむ原因となる。

 

◆内容説明

社内検査後に伺った現場で指摘。
床下点検口の横なので、奥まで入らないでも確認は容易です。

鋼製束を1本、施工し忘れる例はあっても、
途中で施工をやめたのを見たのは初めて。

大工さんが完全に忘れてしまったのだと思います。

束を1本、飛ばしても、人が一人歩くくらいでは気づきません。

 

◆対策

完成時に床下をチェックする。

 

 

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■(2)編集後記

設計事務所の方たちの話によると、ハウスメーカーの営業マンが
間違ったことを平気でお客さんへ伝えてる例が多いようです。

私も思い当たることがあります。
この前、完成検査に行った際、営業も現場に来ていて、耐震などに関する
持論をお客さんへ述べていましたが、半分は間違っていると思いました。

技術的なことになると、営業は専門外。
カタログに書いている以上の深い説明は、無理だと思います。

大手などの場合、本社の研究部門の人以外、
詳しいことが分からないケースが多いです。

カタログなど、広告では何とでも書けますし、
口でも何とでも言えてしまうため、安易に信じ込むのは危険だと思います。

 

 

外国人

建築の現場においても外国人が増えています。
特に大手メーカーの現場では、珍しくない存在になっています。
働きに来る人、観光で来る人を含め、増加傾向にあり
受け入れていくしかない状況です。

私の経験上、行動や考えが日本人とはかなり違うと感じたのはインド人。
トンでもない行動を何度か見てきました。

そんなインドで会社を経営している公認会計士の野瀬さんの本を読みました。
インドで開業する前に知り合い、お世話になった方です。
お金儲けは「インド式」に学べ!
https://www.amazon.co.jp/dp/4828421033/ref=cm_sw_em_r_mt_dp_U_M75.CbQ9E2X21

タイトルにお金儲けとありますが、インド人を知るには良い本だと思います。

できないのに、できるとアピールするのは、インド人だけではありません。
泳げないのに俺は泳げると言って、プールに飛び込んで溺れた外国人もいました。
自分は万能だと本気で信じていると思います。

飛行機の話も面白いです。
野瀬さんが自分の席に行くと、違う奴が座っている。
予約に関係なく、自分の好きな席に座る。
日本ではあり得ない話ですが、インド人なら平気だと思います。

日本人から見たら非常識な外国人に、いちいちイライラしていては、
ストレスをためるだけです。
彼らの性格を変えるのは無理なので、自分自身が変わるしかないと思います。
外国人に性格を合わせていくことで、案外、気が楽になるかもしれません。

 

 

 

瑕疵修理の打ち合わせ

1日の予定を3件までにしようと思っていますが、
打ち合わせが多いので、4件以上になる日がよくあります。

今日も現場3件と最後に打ち合わせ。
一旦事務所に戻り、打ち合わせに出かける際、事務所に財布を忘れました。

スマホにモバイルスイカ、クイックペイ等を入れていますが、
駐車場は現金払いのところがほとんどなので、財布を取りに戻りました。
多くの方が参加する打ち合わせ、早めに出発したため、戻っても、
遅れずに到着しました。

打ち合わせは、欠陥補修について。
建物が大きいため、相当な大工事になります。
難しいのはカビの再発防止と虫侵入の措置。
安易に考えていると再発する可能性が高いため、徹底的に原因を潰さないといけません。

実際に工事が始まったら、現場指導や確認で結構な時間を取られそうです。

 

今日の現場

朝、行った現場は、現場に入るなり、
業者の担当者と大工が「何しに来た」と威圧してきた。
売られた喧嘩を買うつもりでしたが、すぐに相手の態度が後退。
おそらく怖がらせ、指摘しにくい状況を作るつもりの演技をしようとして
続かなかったと思います。

そのあと、弁護士立ち合いで、家の瑕疵を見てきました。
施主は先日、ブログに記載をした被害者になりやすい人に当てはまる。
やはり、予算に余裕があると騙される確率が高いことを確信しました。

列車の遅延など

このところ、電車の運休や遅延が多くなっている気がします。

今日は横浜の地下鉄が脱線で運休になったり、
途中乗った電車は5分くらい遅れていました。

今まで運が良いのか、出張で到着が遅れたことは
車での事故渋滞以外ありません。

運が良いのが続かないことを考えると
前日入りも検討したほうが良いと思いました。

 

 

 

 

確認申請制度

確認申請や瑕疵保険の検査があっても、欠陥住宅は無くなりませんが、
これらの制度の重要性は感じます。

先月、瑕疵検査を行った増築の現場。
確認申請が不要な土地での工事。また、増築のため瑕疵保険は加入しなくてよい。
一切、審査や検査を受けることなく、工事が完成。

計画時から、いろいろなもめ事があり、紛争に至っている。
今回の検査で、重大な瑕疵がいくつか発覚。
裁判の流れは大きく変わるでしょう。

施工者は、地元では有名な会社で、新築は結構な数を建てている。
無知ではないはずなのに、なぜ、無茶苦茶な施工がされたのか。

確認申請が不要ということで、建築士や下請けの設計事務所などが関与せず、
営業が主体で設計、施工されてしまったと推測してる。

建築士が関与しない例は、珍しい事ではありません。
営業がプランニングし、工事を直接指示するケースは意外と多いです。

 

 

 

被害者の分析

今日は1日、4件の検査。
本日最終の検査は、急に入ってきた予定です。
帰りが遅くなりそうなので、昼の休憩時間に更新します。

多くの紛争事例を分析すると、いろいろなことが分かってきます。
今回、紹介するのは、被害者になりやすい人。

答えは、意外かもしれませんが、予算に余裕がある方。
被害のパターン的には、業者が利益を得るため、安い下請けに丸投げ、
又は、材料を落とす。その結果、手抜き工事が行われたり、
安い材料を使われ、あとで不具合が生じる。
利益確保が第一になり、品質はどうでもよくなる。

もっと悪質なケースでは、契約後の追加請求が高額。
払えると分かっているので、変更した覚えがないものまで
数百万、ひどいと1千万円単位で請求される。

大手ハウスメーカーや大手設計事務所とトラブルになっている人もいます。
契約する際は、しっかり情報を集めるなど、慎重に事を進めることが重要です。

 

 

車移動

今日は長野市で検査。
事務所から270KM。朝、出発して予定どおり現場に着きました。

車で遠方へ行く場合、事前に距離を調べます。
検索に使うのは、ネクスコ中日本かナビタイム。

ちなみに時間は参考にする程度です。
距離だけ分かれば、あとは通る道により、かかる時間を自分の頭で予想します。

今日は300KM弱なので3時間半と予想し、朝6時半出発。
現場にほぼ予定どおり9時40分頃着きました。

車での遠出が多いので、時間の予想が上手になりました。
普段の近場の検査でも、移動時間の予想はかなり正確です。

 

事例1141 「断熱材未施工」

今日検査に行った現場は汚かった。
大工さんが掃除や片づけを一切しない。

現場の看板には1日5回掃除するように書かれている。
ヘルメット着用も書かれているが、現場監督自身がかぶってない。

 

■(1)今回の事例______________

「断熱材未施工」
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◆写真解説

壁の右側(白い線より右)、断熱材が未施工。
外からの温度が伝わり、温度が高くなっている。

 

◆内容説明

赤外線サーモグラフィーカメラは表面の温度を色で表示。
家を撮影する時は、色の変化を見ています。
窓などのない箇所で、色の変化がある時は、断熱材の不備を疑います。

この現場は、図面で指定された壁に断熱材が未施工。
スイッチから壁内部を確認。目視でも未施工が確認できました。

 

◆対策

工事中の壁が塞がる前に断熱材の施工状況を確認する。

 

 

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■(2)編集後記

これから裁判を行う現場で、工事中の埃について主張する予定。

室内の空気を循環し、空調を家全体にまわすシステムが少しづつ増えていて、
工事中のゴミ、埃が室内へ出てくる被害を聞くことが多くなりました。

昔の気密が取れてない家では、壁の下から
石膏ボードの粉が出てくる被害が多かったです。

気密が高くても低くても、この問題は生じます。

問題は証拠の確保。
分析してくれる会社がない。住宅でなければOKという意味が分からない
回答もありました。

 

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