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現場監督の質

この1週間ほど現場に入る中で感じたことは
「現場監督さんの質の低下」

工程を把握していない、職人に指示ができない、
こちらが指示したことを理解できない、平気で嘘をつくなど。

現場監督をかえて欲しくても、人出不足で交代人員もいない。

優秀な方は、出世し現場を離れるか、独立してしまうため、
優秀な現場監督に出会えるのは稀です。

設計事務所に所属する建築士数、60,70代が40%を占めているそうです。
若手が不足の上、建築士の受験者数もここ10年くらいで激減しているため、
ますます今後、現場などの人手不足は加速しそうです。

以前、現場監督の仕事をAIが担うようになるという記事を読みました。
今現状の現場を見ていると、導入まであと数年はかかると思います。

 

 

 

はんこを無くす

河野行革相が提言している「はんこを無くす」に賛成です。

私が裁判所に出す書類。意見書、見積書等で、
はんこがなくてもOKする弁護士もいれば、朱肉で押したはんこにこだわる、
また、紙の質まで指示する弁護士もおります。

統一されていないということは、重要度が低いと思っていました。

捺印することで結果がよくなれば、はんこは必要ですが、
三文判でもOKの書類にはんこの意味は薄いです。

同時に検討されているペーパーレス化も、是非実施して欲しいと思います。

 

事例1198 「土台未施工」

健康診断の結果に「軽度の肥満」と書かれていました。

ケガ防止のために体幹を鍛えている影響で
体全体が一回り大きくなり、体重が増加傾向。

体は重くなっていますが、この1年、ケガもしなくなりましたし、
不安定な足場などでの体の安定感は増しました。

 

■(1)今回の事例______________

「土台未施工」
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◆写真解説

土台が未施工のため、アンカーボルトが丸見え。
図面どおりでない施工。

 

◆内容説明

上に耐力壁ではないが、壁が載る箇所。

その箇所の土台が欠品。大工が手待ちを嫌い、
土台未施工のまま作業を進めた可能性が高い。

普通は作業を中断し、材料を待ちます。

図面どおりでない施工であり、施工業者に修理を求めます。

 

◆対策

1階床組時、または完成時に床下を確認する。

 

 

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■(2)編集後記

夏場の結露発生時期は過ぎましたが、
結露被害の相談、調査依頼が多いです。

かなりの数、調査させていただいたため、
被害データがたくさん蓄積できました。

昨年から家の仕様、構造を見直す必要性を訴えておりますが、
建築系のマスコミ含め、反応が悪いです。

被害がもっと顕著にならない限り、業界の意識は変わりません。

 

今月2件目の建て替え決定

今月2件目の建て替え決定の報告を頂きました。

建て替えになるケースは、裁判より直接交渉が数倍確率が高い。

今回も先回も、直接交渉を飛ばして、いきなり裁判をしていたら
建て替えの結果は出ていないでしょう。

構造的な瑕疵があり、生活に支障が出ている家。
修理は不可能ではありませんが、いろいろ面倒なため
建て替えしたほうが人的負担が少ないと業者側が判断したと思います。

建て主さんの冷静な判断、行動が今回の結果を引き寄せました。

 

仕上げ不良~重大欠陥が発覚

この連休に欠陥住宅調査に伺った新築の家。
建て主さんは、仕上げ不良が気になり欠陥住宅調査を依頼。

現場で仕上げ不良箇所を確認すると、それほど悪くはないレベル。
それよりも構造や断熱などの重大な不具合が発覚した。

目に見える仕上げ不良がきっかけで検査に入り、素人さんが気づかない
重大欠陥が見つかるケースは今までも多くあります。

何かおかしな予感がする場合、調べてみることをお勧めします。

 

 

事例1197 「地盤からの基礎高さ」

4連休ですね。
今朝、名古屋高速一宮線で事故が2件もあり、
早めに出発したにもかかわらず、15分ほど遅れました。

今日は終日、どこへ行っても道路が混雑。
最近は新型コロナの影響で、連休でも道路は空いていたため、
久しぶりに車の多さを感じました。

 

■(1)今回の事例______________

「地盤からの基礎高さ」
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◆写真解説

周囲地盤からの基礎の高さが低い(300mmほど)。
フラット35や長期優良住宅の仕様は劣化対策で400mm以上必要。

 

◆内容説明

地面からの雨の打ち返しや、シロアリが上りにくい高さを考慮し、
地盤面からの基礎高さは400mm以上という規定がある。
(告示では300mm以上)

図面より基礎本体を低く施工するというよりは、
周囲の土を上げすぎる事例がほとんど。

GL設定や庭の設計に無理がある場合に起きやすい。

 

◆対策

完成時に基礎の高さを確認する。
(テラスやポーチなどは対象外)

 

 

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■(2)編集後記

今月バタバタしている原因は、完成現場が多いためです。
8月に比べると10倍くらい完成があります。
完成検査に付きものの床下に、今週は毎日入っています。

連休があると、休み前後に工事中の検査予定が埋まりやすくなります。
そのため、この連休は欠陥検査などの予定を埋めています。

久しぶりのセミナー登壇

新型コロナの影響で、3月以降のセミナーの予定はすべてキャンセル。
本日、久しぶりにオンラインではない講演を行ってきました。


(ステージ脇からの写真)

会場は入り口での検温、消毒、席を一つづつあけて座る等、対策は万全。
今後の流行次第ですが、ライブのセミナーも増えていくと思います。

 

現場監督を正す

先日、ある現場監督が仕事の怠慢ぶりを建て主さんから責められました。
支店長や上司まで引っ張り出され、注意を受けましたが、
その後の仕事ぶりは、以前と変わらず。

こういう話は珍しいことではありません。
別の現場の建て主さんが、ハウスメーカーの監督、上司のダメな仕事ぶりを
直そうと、本社へミスの記録を送るという話を伺いました。

私は、無駄ですよとアドバイス。
会社にとって工期を守り、家を完成させることが優先で、
仕事のできるできないは重要ではない。
また、起きたミスの再発防止をしている会社も少ない。

最近は現場監督を希望する人も少ないため、
辞められたら困るので、強く指導しない会社も多いです。

 

 

 

 

最近、指摘が多い

ここ2週間ほど、新築検査で重大な指摘を多くしております。

指摘内容は様々ですが、原因のほとんどは職人の手抜き。
材料をケチる、手間を抜く行為。
単価が安いのが理由かもしれませんが、あとからやり直しになれば
大赤字になるはず。

職人に手を抜いたら、あとから必ずバレるという緊張感を
持たせることが大事です。

それには現場監督が手抜きを見つける目を持つことが大事。

ただ、ほとんどの現場監督は、現場に来ても電話ばかりしている。
現場監督が段取りだけに追われているケースでは、
別に品質管理のスタッフを置くべきだと思います。

 

業界再編

「ヤマダ電機がヒノキヤグループを連結子会社化」

エス・バイ・エル、レオハウスに続き、次はヒノキヤグループ。
ヤマダ電機の動きは住宅業界が注目しています。

住宅のウレタン吹付でシェアの高い、日本アクアもヒノキヤグループ。
省エネ性の面を強化し、一条工務店を追いかけていくつもりだと思います。

今年は新型コロナの影響で住宅の着工数は昨年度比で10%程度落ちる見込み。
来年度は回復をする予想が出ていますが、右肩下がりの傾向は変わりません。

大手が中小を買収する。大手と大手が手を組むなどの動きは
今後活発化していくでしょう。

 

 

 

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