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遠方の検査

遠方の現場に車で移動。
高速道路は、区間によっては、かなり交通量が多くなっています。

毎回、高速道路で目にするのが煽り運転。
今日の帰り、目の前で行われていました。

関わらないことが一番です。

 

遠方の検査は、交通費などで検査料が高額になってしまうため、
料金で検査をあきらめられる方が多いです。

ただ、掛け捨て保険のように、万が一のためと依頼いただくケースもあり、
検査に行くと重大な問題があることが多い。

今日行った工事中の現場でも、構造的にかなり重大な事にも関わらず、
瑕疵保険の検査や社内検査で指摘されない内容を指摘してきました。

あとからでは発見できない内容。
不具合が隠蔽されなくてよかったと思います。

 

 

現場の安全

先週の水曜日、名古屋市守山区内の名鉄瀬戸線高架工事現場で
資材が架線に引っ掛かり、切れて停電。
4時間ほど電車が止まりました。

一部を除き、安全対策のため、それ以降工事が止まっています。
線路横での工事で、安全対策レベルを高めていても事故が起きます。

住宅の現場の安全対策は、ゼネコンに比べればかなり緩い。
高さが低く、事故が起きる確率が低いため
足場の安全基準を守っているのも一部の大手だけ。

また、ヘルメット着用率が100%も大手だけ。
一部の会社は、工事看板に場内ヘルメット着用と書いてあるのに
現場監督自身がヘルメットをかぶらない。

安全対策がだらしない現場は、会社自体がきちんとしていない
印象を持つと思います。

事務所や展示場以外に、工事中の現場を見るのも
その会社を判断する材料になります。

 

 

 

 

 

20年前の法改正

最近、3件の現場で同じ内容の基準法違反を指摘しました。

法改正は20年前。20年間、法改正を知らずに
施工していたことになります。

確認申請時と中間、完成の現場検査以外、
確認検査機関が確認出来ない部位については、設計、監理者である
建築士が確認する必要があります。

 

たくさん建てている業者ほど、外から指摘を受ける確率が高いため
違法な施工があれば、早期に気づきやすい。

3件の中の一つは大手。
あまり数が出ない商品のため、今まで指摘を受けなかったと思います。

ある程度の頻度で、自社商品が法に適合しているか、
造る側においても、自ら外部のチェックを受けることも必要だと思います。

 

 

 

 

 

紛争中の現場立ち合い2

不同沈下被害の修理要求をしている住宅の
現場立ち合いに行ってきました。

双方の代理人である弁護士も立ち会う中、
施工業者の営業担当が私にこんなことを言った。

「なぜ、沈下したと決めつける。
最初から傾いて施工することもあるだろう」

私が「傾いた家をよく造るのですか」と尋ねたら

とっさに「違う」と答えた。

こちらをけん制しようとして、失言したと思われる。

また、ミスを認めたくないため、こんな発言もしている。
「傾斜の度合いと地盤調査結果を比べて違和感がある」

地盤調査の結果は明らかな軟弱地盤。杭打ちが必要と記載されているのに
杭の施工は省かれた。沈下して当然。何の違和感もない。

依頼者曰く、「とても口達者の営業担当、だから騙された」

この調子ですと、解決まで長くなりそうな印象を持ちました。

 

 

 

 

 

紛争中の現場立ち合い

現在、裁判中の現場に行ってきました。

この現場を検査し、商品欠陥を複数指摘をしております。

それについて、まともな反論、回答はなし。
こちらの突込みに対し、話を逸らしています。

私が察するには、非を認めてしまうと
今まで何千件、何万件も建ててしまっているため、
10年くらいさかのぼり、修理をする必要が生じることを心配している。

他のメーカーでも商品欠陥は、結構あります。
自社の開発部が最高だと思っていることが、
他所から見ればおかしいことがたくさんある。

他所から指摘を受ける機会がないため、
おかしなまま、改良されずに売り続ける。

欠陥商品を買ってしまう、消費者の方は気の毒です。
(家を購入予定の方は、メーカーを決める前に相談してください)

現在裁判中なので、国土交通省などへの通告を控えておりますが、
裁判が終わるまでにメーカーが、
こっそり商品改良してくると予想しております。

 

 

 

事例1185 「基礎がブロック」

今月より事務所での面談も再開したいと思います。

打合せテーブルには、アクリル板を設置するなど
できる限りの対策を講じます。

引き続きオンラインでの対応も致します。

 

■(1)今回の事例______________

「基礎がブロック」
_______________________

◆写真解説

耐震補強工事をした家。新設した耐力壁下の基礎がブロック。
これでは耐力壁が有効に働かない。

 

◆内容説明

告示に以下の記載がある。
「木造住宅の基礎は鉄筋コンクリート造とする」

基準を調べなくても、耐力壁下の基礎がブロックで良いとは
素人さんでも思わないでしょう。

床下の狭い空間で鉄筋コンクリートの基礎を造るのは手間がかかる。
手っ取り早く、ブロックで造ってしまったと思われる。

ブロックでは耐力壁にかかる地震力を受けきれない。
基礎まできちんと施工し、耐震壁が成立する。

 

◆対策

補助金を使う、耐震リフォームは役所のチェックが入る。
構造面において、設計と施工を分離するなど、施工者以外のチェックを入れる。

 

 

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■(2)編集後記

いろいろな現場を見てきて、以下の2通りの現場が多いと感じます。

1、社内検査をしていなくても職人が責任をもって施工し、問題が少ない現場。

2、職人の品質に対する意識が低く、社内検査をしているが、
その検査レベルも低いため、問題が多く残る現場。

1の職人さんの考えは、不具合で現場に呼び戻されると時間のロスになるため、
自分でチェックを欠かさない。失敗したらやり直す。
このタイプの職人さんで、さらに社内検査をきちんとすれば、
不具合が起きる確率はかなり低い。

2の職人さんは、社内検査が緩いことに甘んじて、
失敗しても直すのは面倒。言われたら直せばいいという考え。
社内検査のレベルが低い場合は、施主さん自身が目を光らせる必要があります。

私のデータでは、1のタイプはローコストメーカーに多い。
効率化を図らないと、儲からないシステムが要因になっていると思います。

2は意外にも大手ハウスメーカーに多い。元請けの力、縛りが強く、
職人の自立性を阻んでいるかもしれません。

 

 

 

開き直りの対応

久しぶりの長距離移動。
長い移動時間も少し新鮮に感じます。

欠陥住宅の紛争において、ハウスメーカーの対応は様々。
最近多いのは、開き直る対応。

何でも言うことを聞いて対応をするが、裏ではクレーマー扱い。

大手なら、入居後のアフターサービスは
担当者がかわるので、あまり気にしなくても良いですが、
小さな工務店の場合は、入居後のアフターサービスを考えると
そうはいきません。

長期保証が付くケースが増加しているため、
縁を切るつもりでなければ、うまく振舞った方がよいです。

開き直らせた結果、施主側が有利になることは少ないです。

 

 

マンションタイル貼り替え

今日、明日と2日続けて、弁護士同席で新規の紛争相談を受けます。
その後、検査に行くことになるでしょう。

来月は、すでに欠陥検査予定がたくさん入っております。
移動自粛の影響から、遠方の欠陥検査を保留していたことも要因です。

あまり世間では話題にはなりませんが、欠陥問題は多いです。

事務所近くの賃貸マンション(10階建て)が築5年で全面足場を掛けた。
大規模修繕には早すぎるため、雨漏りか、タイルの剥離の修理だと予想をしておりました。

先週ようやく足場が取れました。
予想通り剥離のため、タイルの部分貼り替えを行ったようです。
見たところ20%くらい、貼り替えています。
(色違いが出るため、分かりやすい)

工事中にチェックをきちんとしておけば、必要のない作業、費用です。
知名度の高い大手企業の施工ですが、このようなミスは起きます。

 

 

下請け業者の立場

本日の午前中は動画撮影。
30分に収めるつもりが10分もオーバーしてしまいました。

また当初、マイクをつけ忘れるなどして、撮り直したこともあり
完了した時は、電池の残りが10%でした。
数をこなせば、慣れてくると思います。

検査代金をお客さんのかわりに施工業者側が支払うことがある。
最近、2件ありましたが、共に担当者の態度が悪い。

直接の現場担当でなく、支払いの経緯を知らないためか、
弊社に30分以内に書類を送れなどと命令口調で連絡をしてくる。

建築業者で100%自社で施工している会社はほとんどない。
下請け業者の協力なしでは成り立たないが、
発注側が圧倒的に強い構図は昔から変わらないようです。

職人が今後も減り続け、それ以上に仕事の需要が多ければ
立場は変わってくると思います。

いろいろな会社を見ておりますが、紛争事になる会社は
圧倒的に下請け業者を大事にしていない会社が多いです。

 

 

 

 

 

 

リモート相談

今日は1日中、現場。
それほど気温は高くないですが、蒸し暑かったです。

非常事態宣言が全面解除となりましたが、
オンラインでの相談、面談を希望される方は、今後も対応いたします。

この自粛期間、ZOOMなどで、問題は起きておりません。
近く、ホームページに追記するようにいたします。

 

 

 

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