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意見書作成

本日も欠陥検査を天候の都合でスライドしたため、久しぶりに1日事務所です。
午前中1件面談したあとは、裁判所に出す意見書を書いています。

完成時だけの検査を引き受けたときは、裁判にはなっていませんが、
すでに紛争中で、弁護士立ち合いの元で検査をした物件。
検査でも不備を出しましたが、その後、解決したと思っていました。

検査から2年半くらい経過した先月に、意見書を書いて欲しいと
本人から連絡があった。そこで初めて裁判中であることを知りました。

裁判書類を見ると相手は全ての瑕疵に対し、否認している。
全否定型は、徹底的に争うタイプの紛争で、お互いの溝は深い。
何を主張しても否認するため、意見書を出す必要が出たようです。

意見書と言っても、私の私見だけ並べたものでは効果がありません。
主観は控えて、どれだけ客観的に書けるかが重要です。

 

 

 

会社の良し悪し

今日は午前中現場2件。午後は弁護士事務所での打ち合わせなど。
現場に出ていた午前中は大雨。午後はくもり。
天気が反対だったらよかったです。

他業種の知人から「不動産、建築関係でどの会社が調子が良い」と
聞かれることがあり、聞かれたときは、即答できます。
コロナで株が暴落した時は、何人かの人が聞いてきました。

私自身、不動産、建築関係の株は所有していませんが、
上場企業のIR情報はチェックしています。
また、現場等を見ていると、業績が上がるか下がるか、
予想が付く時もあります。

この業界に限ったことではありませんが、
調子のよい会社、悪い会社の違いは、いろんなところに表れます。
紛争などでの対応にも違いが出ます。

個別相談において、株の売買の相談には応じられませんが、
メーカーを選ぶ時のアドバイスとしては情報をお伝えできます。

 

 

 

 

 

 

 

床下結露

雨天続きで、湿度が非常に高い状態が続いています。
湿度が高いと、少し気温が下がっただけで結露が起きやすくなる。

今の時期、夜に気温が低い日は要注意。
通気がある床下で、結露が起きているかもしれません。

このところ名古屋の最低気温は23℃くらい。
天気予報を見ると20℃の日もあります。

梅雨が明け、熱帯夜が続く頃になるまで、床下の結露に注意が必要です。

注意と言っても自然現象。対策は簡単ではありません。

 

トイレ交換

自宅のウォシュレットが故障。
メンテナンスの人に要交換と言われました。
タンクレスのため、全交換です。

壊れたのは1つですが、2つあるので、
2つとも交換を勧められました。

新築の時には、便器の値段をあまり気にしていませんが
便器単体の値段を提示されると、驚きます。
タンクレスの値段は想像していたより高かったです。
(TOTOは定価で約30万円~60万円)

家を購入して、10年前後で家電が順番に壊れ、
10年過ぎて、エコキュート、ユニットバスのカラン、
インターホン、トイレと順番に壊れました。

最近、外壁メンテが30年ほど、不要の家が増えていますが、
家電、住設の買い替えは、どこの家でも、時期が来れば必要です。

これらは意外と高額なため、交換費用を頭に入れておくことをお勧めします。

 

 

 

 

事例1189 「外壁タイルが斜め」

今日は東海地方でも、大雨の影響で高速道路の通行止めや
電車の運休が出ています。

岐阜県の川が氾濫する可能性があるというニュースもあり、
いつもよりニュースを気にしています。

 

■(1)今回の事例______________

「外壁タイルが斜め」
_______________________

◆写真解説

外壁タイルが斜めに貼られている。軒天が水平。
完成時の検査で指摘。

 

◆内容説明

今回の例は、スタートの水平墨を間違えてしまったのが原因です。
職人自身が途中で気づいたと思いますが、やり替えが大変なため、
斜めのまま完成させた。

新築完成時の検査は、仕上げ不良もチェックします。
家を買うのが初めての方は、何を見るのか分からないため、
施主さんの代わりに仕上げもチェックします。

仕上げ不良は、生活に支障はありませんが、
本来、きちんとした状態で引き渡すのは当然のこと。

社内完成検査、施主完成チェックがないまま
引き渡される新築住宅が未だに多いです。

施工者側からすれば、現場で造っているので
誤差や傷などは仕方ないという考えでしょう。
(軽微であれば確かに仕方ないですが、許容を超えているものでも
そう思っている会社もある)

 

◆対策

引き渡し前に完成チェックを入れる。

 

 

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■(2)編集後記

昨年秋、たまたまですが、千曲川が氾濫して水が引いた
直後の道を通りました。
川の氾濫被害を実際に見たのは初めてで、衝撃的でした。

昨年は、台風による大雨。台風は通過していきますが、
梅雨前線は停滞もあり、動きが読みにくく、不安が大きいです。

天気予報を見るとこの先も雨続き。早く梅雨が明けることを
願いますが、梅雨が明けると台風シーズンです。

例年は空梅雨が多く、台風の直撃も少ないため、
夏場の雨を、あまり気にしていないことが多かったと思います。
今年のような雨の降り方は、この時期の工事を避ける方を増やすかもしれません。

 

 

 

 

逃げる分譲業者

大雨の被害が熊本県の方で出ております。
今年は梅雨時としても雨が多いです。

愛知県も雨がしばらく続き、その影響で検査予定の変更が多いです。
予定が空くと、書類関係の仕事を片付けるようにしております。

 

以前ブログで紹介した、隣の分譲地の造成によって家が傾き、
基礎、外壁が割れた事件。

分譲業者は修理を約束していたが、数ケ月、連絡が途絶え、
ようやく出てきた書面は金銭解決。
完全に元どおりにする費用の3分の1程度で、分譲業者に有利です。

金額査定の詳細は記載されていませんが、おそらく被害者宅の経年による
価値の下落を主に見ているようです。
未だに日本の住宅の価値下落は早く、こういったケースでも
所有者にとっては不利です。

第三者に被害を加えておいて、責任を十分に取らず、
最小限で逃げ切ろうとする分譲会社。
この会社、昨年も紛争に関わった際に、その場では調子のいいことを連発。
工事が完成し、引き渡しを終えた途端、言っていたことは実行されず。

TV局からコロナによるロケの自粛が解除になったと連絡をもらたばかり。
展開によっては、複数のマスコミを入れるかもしれません。

 

 

 

梅雨時の工事

今日からまた雨が続きます。
雨の時期の工事で影響するのは、躯体の濡れ。

木造はもちろん、グラスウールなどの断熱材を工場から入れてくる
鉄骨造も要注意です。
雨で工程を延ばすと、物流や職人の手配替えが大変。
あとの工程も狂うため、雨でも組み立てを強行する会社が多いです。

木はどれだけ濡れても問題ないという、営業や現場監督もいるみたいですが、
それは嘘です。

多少濡れる分には問題ありませんが、反りが出てくるなど、大量に長期間、
濡らしてはダメです。また、あとから乾きにくい箇所も、カビや腐朽対策の意味から
濡らさない努力が必要です。


濡れてしまった場合は、十分乾燥させることが重要です。
乾燥しないまま床合板にフローリングを貼り、あとで変色した、盛り上がりが出た
という事例が未だに多くあります。木の乾燥度合いは機械で測れます。

 

 

 

 

 

 

 

名義貸し

近年は、設計者や監理者へも責任が及ぶことが多くなり、
確認申請などの名義貸しは、あまり聞かなくなりました。

ただ、どこの業界においても、資格者の名前を借りたいという
ケースが無くなるわけではありません。

私のところにも、こういう文章を書いて欲しいなどと
依頼してくるケースがあります。

人が言ったことを、そのまま書類に書くようなことは、当然お断りします。
資格がなくても、自分の名前で書けばよいと思います。

 

 

 

 

不思議体験

この週末にお会いした方が、私の顔を見ただけで
先月、今月の私しか知らないことを言い当てました。

お会いしたのは2度目。
先回は約1年前で、当然、私のことなど気に留めておりません。

その他に家の図面を見ただけで
その家に住む夫婦のことも言い当てました。

スピリチュアルな事を信じる方ではありませんが、
この週末は、このことが頭から離れませんでした。

1週間ほど前も、別の人からこんな話を聞きました。
スピリチュアルな能力のある友人が、図面上に家の不具合箇所を記した。

疑いたくなる話ですが、複数の方が見ています。
本当の話なら、一緒に組みたいですね。

 

 

 

 

 

事例1188 「土台水切り裏に雨がまわる」

昨日、3階建ての現場で3時間ほど検査。

マスクを着用して、階段を何度か上り下りしていたら、
酸欠気味になり、事務所に戻ってからも頭が痛かったです。

夏用のマスクでも、動く時は着用しない方が良いですね。

 

■(1)今回の事例______________

「土台水切り裏に雨がまわる」
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◆写真解説

床下に入り、基礎と土台の間から外部側を撮影。
土台水切りの裏側に雨が入っている。
本来、雨が入る箇所ではない。

 

◆内容説明

土台水切りが機能を果たしていない事例が多くあります。
メーカーに事例を突きつけても、不備を認めないため、
証拠を集めている最中。

検査で床下に入っている時、雨が強く降ってきた。
注意して床下から土台水切り裏を観察したところ、
本来、雨が入る箇所ではない裏側が、かなり濡れてきた。

この水が基礎天端へ移動し、室内に入る例が多発している。
基礎パッキンがない現場では、土台が濡れ、腐朽する。

 

◆対策

不具合の出やすい材料を選ばない。

 

 

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■(2)編集後記

新型コロナウイルスの影響で、検査依頼の数は昨年より減っていますが
毎日、予定が埋まります。

自粛が解除され、裁判や話し合いが再開し、
打ち合わせや、反論意見書の作成依頼が増えているためです。

来月に入ると、夏型結露と雨漏り調査依頼が増えてくると思います。

 

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