長井のブログ
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号外 新聞記事の解説
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は号外です! (いつもの欠陥住宅事例ではありません) 7日土曜日の新聞1面に欠陥住宅裁判の記事が 載ってました。 私は中日新聞と日経新聞を取っていますが両方 とも1面と社会面両方に載るなど大きく取り上げ られていました。 しかし、内容が結構難しく感じたため私なりに 解説さ... -
欠陥住宅事例10
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 先週行った2×4の躯体検査の事例を紹介いたします。 ■今回の事例_______________________ ・電気屋さんによる 2階床根太(床を受ける木材)の穴あけ不備 □2階の床根太 「部分的に集中して穴を開けた」 ________________... -
欠陥住宅事例9
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回ご紹介する事例は3件に1件くらいは起きている 事例で、職人やメーカーの認識の不足がひきおこしている 重大な欠陥です。 ■今回の事例______________________ ・基礎工事の欠陥 □鉄筋に剥離材が付着 (剥離材とは・・コンクリートを付きにくくする油。... -
欠陥住宅事例8
ブログ「欠陥住宅」の原因は? ・「図面の間違い」 ・「監督、職人の勘違いによる施工」 ・「故意の手抜き」など要因のほとんどは 現場にあります。 広い意味で捕らえると現在90%以上の家は欠陥住宅です。 欠陥住宅は防衛方法は? 購入者自身が意識を持って行動する事で・・ ... -
欠陥住宅事例7
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 昨日は確認申請について書きましたが 今回、確認申請に関連する壁量設計の間違いを紹介します。 ■今回の事例______________________ ・木造住宅の耐震偽装 1、壁量(地震や風の力を受ける壁)不足 _________________________... -
欠陥住宅事例6
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は雨漏りで躯体の一部が腐食した現場に行きました 内容はまだお伝えできないので過去の例を1つ紹介します。 ■今回の事例______________________ ・確認申請と違う建物が建っている 1、確認申請は2棟の分譲なのに現場は3棟建っている ______... -
欠陥住宅事例5
ブログこんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は在来工法の耐力壁不足の例を紹介します。 (耐力壁とは地震や風などの水平力を受ける壁のこと) ■今回の不備_______________________ ・筋交い以外の耐力壁の施工が間違っている 1、外部の構造用面材(ダイライト) 上側外周に釘打ちなし ... -
欠陥住宅事例4
ブログ■(1)今回のニュース、事例 こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回は築1年の家を調査した例です。 ■今回の不備_______________________ ・柱の上下 端部の金物が付いていない 平成12年告示 1460号2項違反 HPの躯体編 在来工法 2位... -
欠陥住宅事例3
ブログ■(1)今回のニュース、事例 こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今回はハウスメーカーで建てた築数年経った現場の例です ■今回の不備_____________________ ・壁、天井の亀裂が多数 (下地の施工方法の不備) ・壁、天井断熱材の隙間、(隙間が多いと効果激減します) 今回の物件はこの... -
欠陥住宅事例2
ブログ「欠陥」とは1、契約違反、 2、基準法等建築関係法令に抵触、 3、一般に使用している技術基準に抵触 することです。 広い意味で捕らえると現在90%以上の家は欠陥住宅です。 ==========================■(1)今回のニュース、事... -
欠陥住宅事例1
ブログいよいよ変更版になります。今日はまぐまぐ審査のために書いた1回目を載せます■(1)今日のニュース、事例 こんにちは住宅検査カノムの長井です。 新しくテーマ立ち上げ1回目です。 目標1000号目指しがんばりますのでよろしくお願いします。 今日伺った現場は木造2階建てで _______________________... -
ご報告
ブログブログをはじめてまだ数ヶ月ですがメルマガとの区別が難しくこのたびいきなりですがメルマガを新しくしてブログはメルマガのバックナンバーをためて行こうと思います。内容的にはメルマガが変わりブログは変わりません新しいメルマガのタイトルは■「欠陥住宅事例1000連発」■ 1000号目指して新たなスタートを切ります。 今日、ま... -
欠陥の定義
ブログ今日までいい天気で明日からは梅雨入りになるのでしょうかこれから基礎の検査が増えてくるため予定がズレそうです。私はいつも欠陥の定義は難しいと言っておりますが欠陥住宅被害東海ネットのHPから欠陥の定義文を引用します。「欠陥」とは、①契約違反、②基準法等建築関係法令に抵触、③一般に使用している技術基準に抵触、することです。 ... -
2階建て鉄骨住宅
ブログ軽量鉄骨と言えばハウスメーカー独自の工法という認識があります。しかし、大阪の会社が工務店向けに軽量鉄骨の躯体を売り出しています。もともと、工務店は鉄骨と言えば重量鉄骨しか選択肢がありませんでした。今回当社で設計し採用した理由は非常にどんなものか興味があったのとお客様の要望が合致したからです。本日建て方を行ないました... -
何でも書けるペン
ブログ今日も3件検査に行ってきました。朝は小牧で大雨が降り、予定を変えようと思いましたが一宮では全く降られず予定どうり帰ってきました。最近便利なものを見つけました木、鉄、コンクリートなど何でも書けてごみ、埃、水の影響を関係なく書けるペンです。今までは油性のマジックを使いすぐに埃でかけなくなり苦労してました。指摘が細かいと... -
正しくないこと
ブログ今日は朝から直行で夕方まで検査に行ってました。そのためまだ、検査報告書が全て完了していません、明日も朝直行で検査のため今日中にやってしまわないといけません。今日もいろいろありましたが検査の事よりこの事をお伝えしたいと思います。・・・・「コムスンの事件」グッドウィルグループの社訓の一部に「正しくないことをするな、常に... -
火災報知機
ブログ昨年の6月から取り付けが義務付けされた「火災報知機」ですが未だに良く理解されていないようです。取り付ける部屋は確認申請に必修のため間違いはないですが◆問題は取り付け位置です。私も実は法改正後2~3ヶ月後に取り付け位置の基準がある事を知りました。法改正自体はいろいろなもので知っていましたが取り付け位置の基準があることは... -
コンクリートのクラック
ブログ今日伺った現場は基礎のコンクリートにクラックが結構ありました。住宅の基礎に発生するヒビはほとんどが収縮によるもので髪の毛のような細さから「ヘアクラック」という言い方をします原因を特定する事は難しく・急激なコンクリートの乾燥・打設後の高温や風の影響・内部の鉄筋の位置・打設方法 など要因はたくさんあります。ただ、強度的... -
またまた構造不備
ブログ今日はいい天気でドライブ日和でした少し遠方に検査に行きましたがこういう日は運転が苦になりません。今日検査に行った現場の1つは構造面の大きな不備がありました。故意にやっている訳ではなく基準を職人、監督が知らないためと構造図面が見難いからこのような事が起こると思います。現在の建築基準法ぎりぎりの設計では震度6は耐えられな... -
基礎の検査
ブログ基礎の検査は何をするか少し説明しますちなみに今日行った現場の写真ですがこれは高基礎部で高低差のある現場で一部高さの高い基礎を造ります。見るポイントは1、図面どうりか2、配置、地盤高さ3、鉄筋の重なる部分4、地面からの離れ5、設備配管など基礎は後から見えなくなる部分が多いです技術の進歩でいろいろな計測器が出てきました...