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事例1117 「鉄筋切断」

今日は、列車移動。

朝はいつもより新幹線が混んでいました。
何かあるのでしょうか。

天気が良いので、移動も快適です。

 

■(1)今回の事例______________

「鉄筋切断」
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◆写真解説

コア抜きによる鉄筋切断。
図面のミスであとからコンクリートに孔をあけた。
大手鉄骨系住宅メーカーの現場。

 

◆内容説明

先回に続き、基礎の鉄筋を切断した事例。
大手メーカーでも起こり得る。

主筋が切断されているのを目視で発見。
(コア抜き箇所で鉄筋の切断面が見えた)
構造検査時に指摘をして、部分的に基礎をやり替えました。

あとから孔をあける必要が生じる場合もある。
その時に、鉄筋の位置を調べてあければ、切断する可能性は低い。

 

◆対策

コンクリートに孔をあける場合は、鉄筋の位置を調べる。

 

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■(2)編集後記

見渡す限り、新しい家ばかり建っている場所に来ています。
住宅の建設ラッシュで、大通りはハウスメーカーや住設のショールームが目立ちます。

新たな大規模開発地は、圧倒的にハウスメーカーが強いです。
(土地を大量に買える資金力があるため)

 

事例1116 「鉄筋切断」

今日の午前中は三重県の現場。

朝、雨が降っていたため、名二環、東名阪が、かなり混んでいました。
天気や曜日などで渋滞状況が変わるため、
なるべく早めに出発することを心がけています。

 

■(1)今回の事例______________

「鉄筋切断」
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◆写真解説

基礎の立ち上がりにあとから換気孔をあけた。
鉄筋が切られている可能性があり、非破壊の機械を使い調べたところ、
縦横各1本づつ切断されていた。(赤線が鉄筋位置)

 

◆内容説明

床下の通気が不足しているため、通気のための孔をあけた。

コンクリートに孔をあけるより、鉄筋位置を調べるほうが費用が掛かる。
そのため鉄筋探査を省略するケースが多い。

今回、主筋が切られている。
基礎の耐力への影響は大きい。

工務店さんで鉄筋探査の機械を自社で持っているところは皆無だと思います。
孔あけするので鉄筋探査をして欲しいという依頼は、年に1件くらい。
そのくらい、孔あけ時においても、鉄筋位置を調べる習慣はありません。

 

◆対策

コンクリートに孔をあける場合は、鉄筋の位置を調べる。

 

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■(2)編集後記

約束を守れない大手ハウスメーカーの工事責任者がいる。
約束しても期日までに行動が出来ず、8ケ月くらい逃げている。

こんな人が責任者ですと、下請けも付いてこないでしょう。
また、部下へも悪影響が出ると思います。

一部上場企業と言えば、きちんとしたイメージがありますが
この業界では、人出不足の影響で、そうでもありません。

この工事責任者がいる支店で家を建てないほうが良いです。

こちら側が諦めるのを待っているのかもしれません。
このまま、約束を履行しない場合、社名、名前を公開しようと思います。

 

 

 

雨天のコンクリート打設

先週は後半から4日間出張が続き、書類や段取り業務を
かなり溜めこんでしまいました。

今週は珍しく出張は1日だけ。
書類をできるだけ片付けたいと思います。

雨の日に基礎のコンクリートを打設しないように、監督へ伝えたところ、
「雨の日に打設して何が悪い。建築基準法に書いているか?」
「今日、打たないと上棟に間に合わない」と言ってきた。

私はこう言い返しました。
「あとから壊すことになりますよ。会社は大損害。施主からの信頼は無くなるでしょう」

この会社、ホームページには安心・安全な家づくりなどと書いていますが、
現場を見る限り、それは嘘。

過去に何度かミスを犯し、痛い目に会ってきた経験は、何も生かされていません。

今日から、ブラックリスト入りです。
この会社どうですかと尋ねられた場合、
現場のレベルが低すぎるので、やめたほうが良いとアドバイスします。

 

 

 

 

 

事例1109 「打ち継ぎ部 シート被り」

今日、カード会社から不正使用の疑いがあると電話がありました。

どうやらカードの情報が洩れ、
アマゾン、アップル、メルカリなど、ネット上で複数回、
使用されてしまったようです。

不正使用は、カード会社が保証してくれるため、
金銭的な被害はありませんが、
いろいろ本人で確認することが多く時間を取られます。

 

■(1)今回の事例______________

「打ち継ぎ部 シート被り」
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◆写真解説

住宅の基礎。防湿シートが打ち継ぎ面(深基礎とスラブ間)に被り、コンクリートの一体化を妨げる。
構造的な影響あり。

 

◆内容説明

今回の例は、深基礎がある場合によく見かける。
シートがコンクリートを分断し、一体化を妨げる。

住宅の基礎屋さんは、打ち継ぎ面をあまり気にしていない人が多い。
ゴミや泥が落ちていても、それがダメだと思わないようです。

大手ハウスメーカーの布基礎や、
ベタ基礎でも一部の会社は基礎本体に打ち継ぎを設けません。

ベタ基礎では、スラブと立ち上がりの2回打ちが多いです。
打ち継ぎが出来ますが、きちんと施工できれば、問題はありません。

 

◆対策

コンクリートを打設する前に、打ち継ぎ面を確認する。

 

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■(2)編集後記

弊社の事務所では書籍を一般販売しておりません。
それをやってしまうと本屋さんから叱られます。
自社サイトでのネット販売も禁止されています。

今日、書籍購入目的で来ていただいた方が見えたようです。
ご足労お掛けました。申し訳ございません。

例外として、面談やセミナー時には、販売可能です。
不特定多数の方へ売らなければ良いのでしょうか。
出版社に聞いてみます。

 

暑中コンクリート

お盆休み前で現場予定が埋まっております。
明日もスケジュールがきついです。

このところ基礎の検査が多い。
配筋検査時に生コン工場へ発注する強度(呼び強度)の聞き取りをします。

寒い時期に呼び強度を高めるのはよく知られています。
住宅の現場ではあまり知られていませんが、
暑い時期も、寒い時期同様、呼び強度を高める必要があります。

理由は、長期材齢の強度の増進が小さい。簡単に言うと、
あとあとの強度が気温の影響で上がりにくい。

建築学会やフラット35の基準では、住宅は監督が常駐しないため、
1年中、同じ呼び強度にすることになっています。
(一番寒い時に合わせ、設計強度+6N/mm2)

この基準もあまり知られていません。
夏だから、呼び強度を上げなくてよいという認識の基礎屋さんが大半です。

強度は高い方が良いですが、夏場は呼び強度を上げすぎると、
逆に打設時のコンクリート温度が高くなり、不具合が出る恐れもあります。
(セメントが増える分、熱量も増える)

きちんと管理をするのが難しい住宅の現場では、
夏場の呼び強度を必要以上に上げないほうがよいです。

そのあたりは、検査時に確認しております。

 

事例1093 「基礎天端レベラーの剥離」

東海地方も梅雨入りしました。

雨よりも、蒸し暑くなるのが嫌ですね。
これからの季節、屋根裏へ入る現場は出来るだけ午前中に組みたいです。

 

■(1)今回の事例______________

「基礎天端レベラーの剥離」
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◆写真解説

基礎天端レベラーの剥離、接着不良が原因。
土台を載せる前に割れて浮き上がった。

 

◆内容説明

基礎の水平を出す材料で、今ではほぼ100%の現場で使用されている。

剥離の原因は接着不良。原因は以下が考えられる。
コンクリートを打設した直後に施工するケースでは
接着面の水を除去しなかった。

コンクリートが固まったあとに施工するケースでは
接着面のごみ、油分、レイタンス等を除去していない。
プライマー未施工等。

また、施工厚さが薄いケースもある。

これらはどれも手間がかかる作業。手抜きをされやすい。
メーカーには、接着性能の改善を求めたい。

浮いたとしても、土台で十分押さえれば、構造的な影響はないと考える。
ただし、アンカーボルトのナットが緩んだり、土台が痩せると影響がないとも言えない。

 

◆対策

土台施工前にチェックする。

 

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■(2)編集後記

ちょうど1週間後、テクノロジーネクスト2018が開催されます。
http://tech.nikkeibp.co.jp/campaign/2018/tecnext2018/

私が出るのは13日の「建築・住宅・IT・ロボット・AIが生む新ビジネス」

登壇するのは最後のセッションですが、
朝から会場内にいて、全ての話を聞く予定です。
きっと得るものがたくさんあると思います。

きょう最終台本が届きました。
TV撮影の時にようにカンペが出ないため、内容を覚えないといけません。

事例1090 「基礎天端 水平不良」

今週も結構、現場予定が埋まっています。
その上、書類作成業務も多くあります。

目を通さないといけない、裁判書類もデスクに山積みです。

 

■(1)今回の事例______________

「基礎天端 水平不良」
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◆写真解説

基礎天端の水平不良。パッキンを入れて水平を調整。

 

◆内容説明

一部の大手を除き、ほとんどの会社は、基礎完成時の検査で水平測定をしない。

大工が気づき、パッキンなどで調整すればよいが、
そのまま建てられているケースも多い。
躯体が精度よく建たない。また、床の傾斜などの問題が起きる。

写真は、基礎完成検査で水平不良を指摘。
基礎で修正するように指示したにも関わらず、
パッキンを入れて調整した。

 

◆対策

基礎完成時に水平精度をチェックする。
(機材がないと無理です)

 

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■(2)編集後記

木造の構造検査。屋根部の柱(小屋束)の仕口を止める金物が
大量についていなかった。

私の感覚で、おおよそ30ケ。
ここまで多いと、誰か私の前に、気づいても良さそうです。

当然、瑕疵保険の検査員も指摘をしない。

金物は目立たない。気にして見ないと見落としてしまいます。

事例1089 「ジャンカ」

昼間は老人ホームの検査に行ってきました。

住宅以外の検査で、老人ホームの依頼は多い方です。
ここ数年、建築ラッシュです。

 

■(1)今回の事例______________

「ジャンカ」
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◆写真解説

べた基礎打ち継ぎ部の大きなジャンカ。
不具合個所をはつり取り、補修する必要がある。

 

◆内容説明

打ち継ぎ部はジャンカが出やすい。

日本コンクリート工学会のジャンカの程度の表に照らし合わせると
等級C~Dのレベル。(最悪がE)
検査で目にするジャンカの大半は等級Bであり、このくらいのジャンカはめったに見ない。

補修せず、放置をすれば、耐久性や構造耐力に影響する。

 

◆対策

基礎完成時にジャンカのチェックをする。

 

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■(2)編集後記

大手メーカーや工務店など、品質の勉強会、講習を行っている会社は多い。

定期的にやっているにも関わらず、あまり効果が上がらない、
ほとんど効果がないのは、職人の意識の問題だと思います。

今日紹介したジャンカも、見落とすレベルのものではありません。
それを補修もせず、放置するのは、隠れるからいいという意識からだと思います。

勉強会をしたうえで、車の免許のように取り締まりを行い、罰則制度を設けるとよいです。

 

コンクリートを綺麗に仕上げる

昨日は往復350KMほど高速道路走行。
フロントガラスやボンネットに付く虫の量は今シーズン最高でした。

ワイパーでは取れないため、セルフ以外のガソリンスタンドに入るか
自分で取るしかないです。

今日もこのあと、やや遠くの現場へ出かけます。
また、虫だらけになるでしょう。

 

基礎コンクリートの表面気泡や砂すじ。
著しい場合は、補修を求めています。

基礎職人や現場監督へ補修を指示すると、
仕方がないことで、何か問題でも?と言いたそうな顔をします。

表面気泡についての実験論文を読んだことがあります。
当然、気泡なしの方が、中性化や水密性に優れます。

基礎内部は、雨や直射日光の影響がないため、劣化は外部ほどは気にしなくても良いですが、
ひと手間で綺麗に施工できるなら、気泡抜きの施工を付け加えるべきだと思います。

前から認識してますが、こんないい道具があります。
http://www.pikacon.com/

これの代わりに木用の細い電動ドリルを使っている基礎屋さんも良く見かけます。

事例1081 「かぶり不足」

昨日、今日は近くの現場ばかり。

明日からやや遠く(150KM~200)の出張が続きます。
暖かくなってきたので、車のタイヤもスタッドレスから普通タイヤに換えました。

 

■(1)今回の事例______________

「かぶり不足」
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◆写真解説

下の地盤が雨で緩み、サイコロが沈下、かぶりが無くなっている。
コンクリートを流し込まれると分からなくなる。

 

◆内容説明

基礎下の地盤はしっかり転圧しているはずですが、
雨が降っただけでぬかるんでしまう現場が多い。

写真は地盤が緩く、人が乗っただけで、サイコロが沈み、
かぶりがほぼゼロになっている状態。

コンクリートが鉄筋まわりに十分まわらず、
耐力不足、早期の劣化などが懸念される。

スラブ下のかぶりは、建築基準法施行令第79条の規定を守り6CM以上確保する。

 

◆対策

コンクリート打設前にチェックする。

 

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■(2)編集後記

今回の例、現場担当者が基礎配筋検査日を間違えて認識していた。
そのため、急遽現場へ行き検査を行った。

タイミングが悪ければ、そのままコンクリートを打たれていた事例。

ほぼかぶりゼロは、裁判所も建て替えを命じる可能性が高い瑕疵。
検査出来て良かったです。

コンクリートを打った後でも、かぶりは非破壊で確認出来ます。
ただし費用は高額になるため、前もって見ておくことが良いです。

この状態で瑕疵保険の検査は合格していた。
第三者検査を頼まなければ、重大な瑕疵が隠されるところでした。

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