長井のブログ
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事例556『梁の緊結不良』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今朝、家の近くの方からの依頼で、 打ち合わせに行きます。 難しい内容の工事のため、不安を感じ 建築士に相談してから工事をしたいという希望。 慎重に計画を進めることは良いことです。 ■(1)今回の事例_______ 「梁の緊結不良」 _______________ ◆写真解説 梁の接合... -
住宅に関する専門家
今日は、防犯の専門家 柴山明輝さんと http://www.sumai-anzen.net/ 臭いの専門家 におい刑事 松林宏治さん http://www.201110.gr.jp/greeting.html と昼食を一緒に食べました。 今週はじめ、音の問題が飛び込んで来たり、 当社では対応できない専門外の問題が増えています。 音以外に臭いの問題も多いです。 検査した家のお客さんから泥... -
検査時間
今日の午前中の現場は、2時間半もかかったため、 次の現場へ行くのが少し遅れました。 午後は完成検査1件。指摘がほとんどなかったため 予定どおりに終わりました。 (午後の現場。2階の天井裏のグラスウールを、 赤外線サーモグラフィーで確認。問題ありません。 ダイワハウスの現場) 指摘が多いと、検査時間や書類を書くのに 時間がか... -
事例555『換気扇ダクトの潰れ』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日検査に行った現場4件中、2件は大工の仕事が雑でした。 大工不足の現状、腕の悪い大工も 工期を間に合わせるために、使わざる得ないのでしょう。 ■(1)今回の事例_______ 「換気扇ダクトの潰れ」 _______________ ◆写真解説 24H換気のダクトがつぶれている。 写... -
欠陥住宅が減らない?
昨日も瑕疵検査に行ってきました。 検査をしながらいつも思うことは、 「無知な上、適当な工事をする業者が多い」 失敗し痛い目に会わないと、 業者の意識は変わらないでしょう。 先週、建築士向けのセミナーに呼ばれ講演。 たくさんの紛争事例や、多いミスの内容などを話しました。 いろんな欠陥事例を知ることで、知識を得てもらう。 他人... -
事例554『鉄筋が細い』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日の午前中、検査で一緒になったJIOさんの検査員は きちんと検査していました。 当社に来ても任せられるレベルです。 当たり前のことなんですが、私にとっては珍しいこと。 検査は人がするもの、やはり担当者によって差がありますね。 ■(1)今回の事例_______ 「鉄筋が細い」 ______... -
増加傾向にあるリフォームトラブル
今朝の中日新聞に、 リフォームトラブルが増加している記事が出ていました。 最近では、高齢者や身障者を騙したトラブルに3件関わりました。 騙した業者は3件共、大手の会社。 大手がダメなら、無防備で安心してリフォームを頼めるところはない。 親などがリフォームをする際は、契約内容を見てあげるなど 注意を促してください。 私たちが... -
埃だらけの室内
午前中、検査に行った現場、 室内は、木や石膏ボードの粉が大量に舞っていた。 (埃にカメラのフラッシュが当たっています) 丸ノコに付いている集塵機が故障し、 集塵機なして材料を切断していたのが原因。 当然、床は真っ白。壁なども埃だらけです。 大工さんの健康にも影響します。 また、家の細部まで大量の埃が入り込むので、 このよう... -
事例553『耐力の分断』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 このところ、検査、書類作成、打ち合わせに 追われていたため、いろんなものが後回しになっていました。 まだ、数日バタバタしていますが、少しづつ片付けようと思います。 ■(1)今回の事例_______ 「耐力の分断」 _______________ ◆写真解説 2階床端と1階外周部の耐... -
不動産屋の裏側
前例のない瑕疵の書類作成に苦戦しています。すこし休憩しようと、デスクの上にあった本を読み出したら、一気に全て読んでしまいました。 題名は「狭小住宅」分譲住宅を売る営業マンが主人公です。狭小邸宅/集英社 ¥1,260Amazon.co.jp 不動産営業の裏側をリアルに描いています。 不動産屋のイメージがとても悪くなる内容です。 不動産購入の... -
勝訴
10CM近く、地盤沈下した家の裁判の判決。 設計、監理した建築士の責任が認められた。 (本事件、家の沈下のイメージ) 住宅を買う時に、貯金をはたいてしまうと、 費用がかかる裁判は決心しにくい。 そんな理由などで、私が検査に入ったあと、 本人が裁判をする決心がつくまでに2年ほどかかった。 生理的な限界を超える傾斜した家に、毎日... -
赤外線サーモグラフィーカメラ
今回、配管にビスが刺さってないかの検査。 配管に釘を打ってしまった場合、 すぐに水もれが起きないそうで、赤外線 サーモグラフィーカメラでの確認方法を選択。 床暖の配管は温度が高いため、はっきり出ます。 検査の結果、 すぐ横を2本のビスがかすめていますが、配管は傷んでません。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こちら P... -
事例552『「防水テープ 接着不良』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今週は、紛争書類の作成に追われています。 完成のノルマは、今週あと1件でしたが、、 弁護士から急に書類を頼まれたので、計2件となりました。 週末の余裕時間がなくなってしまいました。 ■(1)今回の事例________ 「防水テープ 接着不良」 ________________ ◆写真... -
学習効果の最大化
私の尊敬する人が、いいことを言っていました。 「学習効果は間違えたり、失敗した時に最大化される」 確かにそう思います。 ミスや間違ったことは、強く印象に残ります。 思い返すと、先入観からのミス、間違いが多いです。 例えば、 ・配置のズレ 基礎の配筋検査のとき、以前は配置を間違う訳ないという先入観から 配置寸法のチェック... -
職人の独り言
態度の悪い職人がいた。 基準法違反を指摘。 素直に是正に応じたのですが、作業をしながら 「面倒だ」、「このくらい良いじゃないか」など 小さな声でぶつぶつ言っていた。 わざと私に聞こえるように言ったのかもしれません。 そんなので動揺する私ではありません。 次の検査でも厳しく接したいと思います。 昨日も書きましたが、特定の職種... -
事例551『外壁の凍害』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 今日は1日現場へ出てました。 検査は3件でしたが、 移動距離が長かったため、時間がかかりました。 溜まっている書類を書く時間が、なかなかありません。 ■(1)今回の事例________ 「外壁の凍害」 ________________ ◆写真解説 サイディングの凍害。 浴室窓から伝... -
欠陥を減らすには
先週末、グループホームの火災で4名が亡くなった事件。 防火戸やスプリンクラーの未設置などが指摘されています。 防火関連の施工ミスはものすごく多い。 実際、商業施設などの欠陥調査へ行くと 100%に近い確率で、防火関連の施工不備があります。 施工不備になる原因は、設計図書での表記不足や 現場監督、職人の無知からです。 職人は、案... -
床下滞在時間記録 更新
今日の午後、2時間半くらい、ずっと床下にいました。 長時間入っていた理由は、 基礎のひび割れ数があまりに多かった。 その数、計200超。 (約1Mの距離でひびが10本) 無理な姿勢をしていたので、首が痛い。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こちら PCサイト→こちら -
事例550『防火施工の不備』
こんにちは住宅検査カノムの長井です。 あっせん仲裁に立ち会ってきました。 今日は特に、何かをしたわけではありませんが 双方の緊張感を感じ、何だか疲れました。 ■(1)今回の事例______ 「防火施工の不備」 ______________ ◆写真解説 省令準耐火仕様の家。 間仕切り壁上の防火被覆材をたくさんの配管が貫... -
簡易耐火プレート
「省令準耐火仕様」の施工で、間違いで多いのが コンセントなどの開口処理。 コンセントやスイッチ部は、 写真のような簡易耐火プレートを取り付けるか 内部のボックスを鋼製にしないといけない。 ↑住友林業の現場で撮影。大手はきちんと施工しています。 住宅検査カノムの スマートフォンサイト→こちら PCサイト→こちら