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事例1085 「サイディングの開き」

花粉症に加え、週末、標高が高いところで雨漏り検査をしたり、
最近は気温が低かったりで、体調がいまいち。

来週のセミナー準備など、やることはたくさんありますが、
体も休めたいと思います。

 

■(1)今回の事例______________

「サイディングの開き」
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◆写真解説

サイディングコーナーの開き。通気層内へ大量の雨が入る。
メーカーは製造不良を認めない。

 

◆内容説明

コーナー部分は貼り合わせ。施工後に反りが出て、接着面が開いた。
メーカーは、施工が悪いと言っているらしい。

現場を見ましたが、施工自体は一般的です。
明らかに製造不良ですが、建材メーカーが素直に非を認めることは、ほぼありません。

開いていることで、美観も悪いし、雨も入る。
修理は、張り替えが良いと思うが、再度開く懸念もある。

パワーボード(ALC)でも同様の現象が起きやすい。
劣化、不具合などを考え、外壁を選択する必要があります。

 

◆対策

不具合が起きたら早期に申し出る。
時間が経過すればするほど、製造不良を認められにくい。

 

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■(2)編集後記

先日、主に使っている車を6ケ月点検に出しました。
走行距離は20,000KM。

ディーラーで半年で乗る距離としては最高記録だと言われました。
LCCの飛行機のように使い倒している感じです。
もう1台、遠出用のワゴン車があるため、合計の走行距離はもっと多いです。

遠くから交通費などを加算してまで、呼んでいただけることに感謝します。

GWまで、やや遠くの予定がたくさん入っております。
裁判所2つ、セミナー1つ、瑕疵検査等4件。
連休中は渋滞のため、遠くの予定はお断りしているため、前倒しで組んでいる影響もあります。

 

 

外壁の寿命

サイディングの不具合を連続で見てきました。
(写真はまた紹介できると思います)

結構、釘穴や継ぎ目から内側(通気層)に水が入っています。
内側の防水紙も釘やタッカーを大量に打つため、そこから雨が入り、室内へ漏水する。

サイディングと下地の防水紙の2重防水構造は、それぞれが100%防水でなく、
2つ合わせて、100%に近づけていると考えたほうが良いでしょう。

年数が経過するほど、サイディングが動き、漏水しやすくなる。
対策としては、塗装をして水の侵入口を塞ぐしかありません。

今回、複数の現場を見て、塗り替えサイクルは、早めが良いと改めて思いました。

 

保証逃れ

下の写真は、雨漏りで天井クロスがはがれた。

とにかく一度見に来て欲しいと依頼を受け、確認に行きました。
原因は、外壁のシーリング切れ。
ほとんど全ての外壁でシーリングが切れていた。

外壁はALC。防水はこのALCだけのため、シーリングが切れれば、即雨漏りにつながる。

話を聞くと、築1年目から雨漏りが発生。
施工者は、シーリングを打ち替えせず、切れた箇所を埋める補修を雨漏りのたびに行ってきた。
簡易な補修のため、補修箇所は再度、切れる。
切れて雨漏りすれば、再補修を繰り返した。

10年過ぎた途端、補修は有償だと言い出し、
全面やり替え500万円の見積もりを出してきたらしい。
(家自体も3階建てで大きい)

そもそもシーリング切れは接着不良が原因。
プライマーの施工不備か、濡れた目地にシーリングを施工したと思われる。

原因が新築時の施工不備であるため、初期に全面やり替えを施工者負担ですべきであった。

保証期間中は、補修で時間を稼ぎ、保証が切れたら責任逃れをする。
会社ぐるみでなく、担当者の判断で行っていると思われる。
大きな補修費を使うと、上から叱られるためでしょう。

外壁全てのシーリングが切れているため、養生のやりようがない。
今晩も雨漏りで、家の中が水浸しになるでしょう。

当然、このまま放置することはありません。
施工者あてに是正を要求する書類を送りつけます。

施工者、特に親会社はかなり有名な会社。
ヒント:鉄骨メーカー、親会社は世界的に有名、自動車でない・・

 

 

事例1084 「防水紙の劣化」

今日は、午前午後共、雨漏りに関する仕事。

午後からの現場は明らかな施工不備を発見。
大手ハウスメーカーに責任追及する書類を送りつける予定です。

 

■(1)今回の事例______________

「防水紙の劣化」
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◆写真解説

外壁防水紙の劣化。メッシュだけが残り、水を通す。

 

◆内容説明

メッシュ以外の部分が取れてしまう現象。
当然、水が通ってしまい、防水紙の役割を果たさない。

 

外壁をめくる機会は度々ある。
前からあるメーカーの防水紙がこのようになるのを何度か見ています。

過去、メーカーに見解を求めたが、想定内というような回答が来た。
現在は商品改良されていると思われる。

目に見える箇所でないため、気づくケースが少なく、業界内で問題になっていません。

 

◆対策

防水紙の選択をする。
信頼できる商品を選ぶ。

 

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■(2)編集後記

建材不良は、いろいろ多発しております。

特に新しい商品は注意が必要です。
想定外の不具合が出ることが多いです。

車と違い、リコール制度はありません。
見捨てられる可能性が高いので、新商品を選択する際は、十分気を付けてください。

 

雨漏り検査

雨漏り検査依頼が多いです。

たまに、以前検査をしてまた漏ったという依頼もあります。
先日伺った現場は、修理の際に防水が切れて、同じところが漏れていました。

今月もあと数件の予約が入っています。

 

 

杜撰な施工

雨漏り検査に行ってきました。

雨漏り箇所は、増築部から。
増築をした際の屋根屋の施工があまりにも杜撰というか、あり得ない。
施工した本人は、雨漏りを予見できていたはず。

今までに雨漏り修理を行った複数のリフォーム業者も杜撰。
シーリングに頼るだけの修理しかしていない。

一度でも良い業者に当たれば、雨漏りはすでに止まっていた。
良い業者に当たる確率は相当、低いです。

 

再放送

先日、フジテレビで放送されたVTRが、
今日、東海テレビで再放送されました。

事前に連絡を頂く予定でしたが、担当者が忘れていたようで、告知できませんでした。

知人から「TV出てたよね」と言われ、
何のことかと思い、新聞の番組欄を見て理解しました。

 

今日は、朝から夕方まで難解な雨漏り検査。
施工者が何度調べても分からないため、依頼が来ました。

こういった難解なパターンでも、昨年は100%原因を突き止めました。
今回も施工者が見落としている、水の入り口を見つけましたが、
夕方までに雨漏りを再現することが出来ませんでした。

最近の傾向として、ほんの小さな穴から雨が入るケースが多い。
小さな穴を見つけるには、近くで目を凝らさないと見つけられない。
今回、足場の関係で、体を近づけられない個所もあったため、
次回は、足場を整えて、実施することを提案しました。

 

 

事例1058 「早期のシーリング切れ」

観光が盛んな場所へ検査に行ってきました。
紅葉も有名ですが、山や街を見る限り、色づきはいまいちでした。

ここ2,3年、紅葉が綺麗でないと感じております。

 

■(1)今回の事例______________

「早期のシーリング切れ」
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◆写真解説

築1年目に発生した外壁シーリング切れ。
雨漏りの原因になることもある。プライマーの施工不良。

 

◆内容説明

シーリング材自体に接着性はありますが、さらに接着を強めるため
シーリングを打つ前にプライマーを施工します。

最近は、塗装済のサイディング材が主流。色が付いたプライマーを使わないため、
塗り忘れが起きやすい。(プライマーは外壁に等に付くと落とせない)

サイディング材は収縮する材料であり、プライマーの施工忘れは
写真のように界面でシ-リングが切れやすい。

シーリングが切れても、下地防水がきちんとしていれば雨漏りしないが、
施工不備であり、修理が必要。

 

◆対策

シーリング工事を終日監視するのは難しい。
職人への施工の徹底が重要。

 

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■(2)編集後記

明日は午後からTVのロケ。
今回もひどい事例にカメラを入れます。

ひどい実態を広く知っていただき、業界が変わっていくことを期待します。

今月はTVロケ2件。雑誌などの取材3件。(自費を払っての広告取材ではないです)
月末に大半が集中する予定であり、忙しくなりそうです。

事例1057 「雨漏りの原因」

先日の台風による雨漏り調査依頼が多いです。

海水温の上昇で、台風の勢力が強まり、
今後、被害が増えていくと予想しています。

家の計画時に風、雨対策を心掛けたほうが良いです。

 

■(1)今回の事例______________

「雨漏りの原因」
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◆写真解説

釘を打ち損じたサイディングの穴。
小さな穴でも雨が入り、雨漏りの原因になることがある。

 

◆内容説明

壁からの雨漏りの原因の一つに、サイディングの釘穴がある。
写真は釘頭が飛んで、釘の周囲から内部へ雨が入った。

釘まわりから雨は入らないと思っている方が多い。
実際、水はごくわずかな隙間でも侵入する。また、サイディングが収縮を繰り返すことで
釘頭が浮いたり、胴まわりに隙間が出来れば雨が入る。

釘部などから通気層内に雨が入ることを、メーカーは想定している。
最終的には、下地の防水が重要になる。

サイディング、最近は金物留めが主流である。
しかし、金物施工でも窓まわりなど、カット部は釘を打つ。

漏水しやすい窓まわりで釘を打つため、雨漏りの原因になりやすい。

 

◆対策

下地の防水で漏水しやすい箇所を重点的に検査する。
サイディングの穴を放置しない。

 

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■(2)編集後記

建築業界は、いい加減な検査が当たり前でもなぜ叩かれないのでしょうか。

先週、大手ハウスメーカーの配筋検査に行ったとき、
性能評価の検査員もあとから来ました。

現場にいたのはわずか5分程度。基礎の中にも入らず帰りました。
基礎屋さんが、あの人はいつもすぐ帰ると言ってました。

また、欠陥検査を行った別の現場は、建物の配置が大きくずれていました。
その他、筋交いが1箇所ない、構造金物がデタラメに付いていても
中間検査に合格し、検査済証も下りている。

これらの検査をあまり期待しないとしても、
お金も払っていることですし、もう少し見てもよいと思います。

建築業界は自動車、機械などと違い、中小、零細の会社が主。
締め付けると、混乱するため、いろいろと緩いです。

 

 

 

事例1046 「換気扇開口からの雨漏り」

自宅のある市は、山尾議員の選挙区。
昨晩は、駅前にTV局がたくさん来てました。

地元で人気がある議員だっただけに、残念ですね。

 

■(1)今回の事例______________

「換気扇開口からの雨漏り」
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◆写真解説

換気扇開口からの雨漏り。
壁貫通パイプの勾配が内側に付いているため、フードの隙間から入った雨が室内へ流れる。
(水かけ試験後、内部を撮影。赤丸部に水が溜まっている。
内部の白いテープは、水かけ試験時の水止めです)

 

◆内容説明

トイレの窓枠から雨が漏るという話を聞き、直上にある換気扇を疑った。
少し水を掛けただけで、内部の貫通パイプへ水が入った。

 

◆対策

雨が入った時のために、貫通パイプの勾配を外側に取る。

 

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■(2)編集後記

建築総合展NAGOYAのセミナー
http://www.chukei-news.co.jp/kenchiku/

募集開始5日で定員の100名に達したようです。

今回、セミナーは何本か行われますが、有料は私だけ。
元中日ドラゴンズの山崎武氏、名大教授のセミナーが無料。
普通に考えると、反対のように思えます。
期待に副えるようなセミナーにするため、準備を進めます。

今回は、完全業者向けの内容です。
そのうち、一般向けのセミナーも行いたいですね。
有料の相談時に話すような、一般の方へ伝えたい話がたくさんあります。

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