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事例376『配管の逆勾配』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今週は、書類の締め切りに追われています。
 
 作成に時間がかかる紛争関係の依頼が
 集中しているため、時間配分に苦労しています。
 
 
 
■(1)今回の事例___________

  「配管の逆勾配」
 __________________
 
 376

  
 
 ◆写真解説
 
 床下で見つけた、目視でもわかる排水菅の逆勾配。
 低い箇所で排水が溜まる。

 
 ◆内容説明
 
 床下など、普段目に付かない箇所は
 手抜きの宝庫。
 
 この写真とは関係がありませんが、
 最近は、コストダウンから、できるだけ配管を
 ひとまとめにして少なくする傾向にあります。
 
 そうなると、配管経路に制約が出て、
 本来、1/100の勾配を取る必要があるところ、
 間取りによっては、勾配ゼロという現場もよく見ます。
 
 
 戸建て住宅は、配管のメンテナンスをほとんど行いません。
 きちんと勾配を取っておくことは大切です。
 
 
 ◆対策

 基礎完成検査のとき
 床下の配管工事が済んでいるケースが多い。
 
 このタイミングで水平器でチェックをする。
 
 
===================

■(2)編集後記
 
 
 「誰も教えてくれない 家づくりを成功させるリアル交渉術」
 岩山健一さん著  亜紀書房
 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4750511072/ie-kensa-22/ref=nosim
 
 を先週末に読みました。
 
 
 まず、大手ハウスメーカーが実名で登場するのにはビックリ。
 
 書いた岩山さんもすごいけど、
 出した出版社の亜紀書房も勇気があります。
 
 ただし、実名では書けなかった、
 もっとひどい事例があると思います。
 
 それでも今回、一部でも書けたことは素晴らしいと思います。
 
 
 あと、巻末袋とじ。
 有名ハウスメーカー20社建築検査時、マル秘評定書。
 
 これの評価については、異議ありません。
 評価の差は、全くの同意見です。
 
 
 あと、検査会社は、実名が伏せてありますが
 イニシャルなどで、私はどこのことか、すぐにわかりました。
 
 
 
 この本を読んでいろいろ実践されたら、
 ほとんどの業者は嫌がるでしょう。
 
 家は何度も建てるものではなく、
 消費者が未熟だから、騙しやすい
 
 それができなくなると、都合が悪いからです。
 
 
 
 家をこれから買う方は是非、
 読んでいただきたいと思います。
 
 
 私も、名古屋中心に業者ネタを相当数持っています。
 これらを、対面でしか公表できないのが本当に残念です。
   
 
 
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事例375『梁の大きな穴あけ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今週は車の移動が多かった。
 
 一番多い日で、1日400KM。
 高速道路中心ですが、さすがに疲れます。
 
 
■(1)今回の事例___________

  「梁の大きな穴あけ」
 __________________
 
 375

 
 
 
 ◆写真解説
 
 高さ18CMの梁に、直径10CMの穴
 を開けて管を通した。
 
 穴が大きすぎて、構造的に弱くなることは確実。

 
 ◆内容説明
 
 梁に排水菅を通した。
 
 排水菅は自然の勾配で流すため、
 経路に制約が出る。
 
 他に、通る箇所がなかったようですが、、
 梁の上下の残りが約4CMずつでは
 耐力的に厳しい。
 
 
 ◆対策

 設備や構造が行き当たりばったり。
 木造住宅では珍しいことではありません。
 
 図面段階で、気がつけば
 梁のかけ方を変えたりすることができる。
 
 
=====================

■(2)編集後記
 
 
 今日検査に行った現場で、左官屋さんが話しかけてきた。
   
 よくこの業者の検査をしていますが、
 この職人さんとは、初対面でした。
 
 
 60代過ぎの職人さんが言ったことを、まとめると、
 
 「あんたの会社が検査すると、前は必ず手直しに呼ばれた」
 
 「手直しに行くと、半日以上潰れる。手直しが出ないように、
 仕事の終わりに、自主検査をするようになった」
  
 「自主検査すると、今までいかに、やりっ放しだったか
 反省するようになった」
 
 「他の業者の仕事でも、自主検査をしていると、△◆業務店は、
 一番仕事がきれいだと、言われるようになった」
 
 「現場監督は、いい職人を使いたがる。
 このご時勢に、今でも仕事が殺到している。
 単価を上げてくれた会社もある」
 
 「この現場、わしの仕事は完璧だろう」
 
 
 こう言っていただくと、検査をやっているかいがあります。
 
 
 馴れ合いは、決していい結果を生まないことを
 改めて、感じました。
 
 
   
 
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事例374『畳裏のかび』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 震災の影響で、完成が遅れていた現場が
 今月かなりの数、完成するようです。
 
 当社は、今週、来週あたりに
 予定が多く入っています。
 
 
■(1)今回の事例___________

  「畳裏のかび」
 __________________
 
 374

  
 
 ◆写真解説
 
 完成検査で畳を上げたら、下地の合板が濡れていて、
 畳裏にカビが生えていた。(赤丸部)

 
 ◆内容説明
 
 躯体組み立て時、床合板が濡れないように
 ビニールで養生をする。
 
 この養生のジョイントから雨が入り、
 完成間際まで、剥がさなかったために、
 床合板が濡れたままだった。
 
 その上に、畳を置けば、合板は乾かない。
 よって、カビが生える。
 
 今の畳は、内部にポリスチレンフォーム
 などが入っているため、湿気が抜けにくいからです。
 
 
 ◆対策

 雨仕舞いが終わっても
 養生をなかなか剥がさない大工さんがいる。
 
 濡れてなければ、構わないが
 濡れた場合は早期に剥がし、乾かすべきです。
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 仕事柄、よく業者から恨みを買う。
 
  「お前が検査して欠陥を見つけたために裁判になった」と
  文句を言われたこともあるし、
  
  分譲住宅の検査で、基準法違反をいくつか指摘したら
  ヤクザが出てきて2000万円払えと言われたこともある。
  
  「他の検査会社は全て問題ないと言ったのに
  最後に、お前が出てきて瑕疵を見つけ、補修費が
  500万円かかった。余計なことしやがって」と
  文句を言われたことなど、書き出したらキリがない。
  
  
  
 先週末、いきなり請求書が届いた。
 そこには「(検査是正)報告書資料作成料」と書かれていた。
 
 新築の工事中の検査で、あまりに指摘が出たために
 腹が立って、送ってきたようだ。
 
 事実として、是正のために作られた報告書はもらっていない。
 社内検査記録のコピー4枚を現場で、
 その他、是正写真を10枚、メールで受け取っただけ。
 
 品質管理は業者の請負契約内の仕事。
 だから、請求書自体は架空・不正請求です。
 
 
 そこは、私が検査に入って指摘をし、是正させなかったら
 かなりの欠陥住宅でした。
 
 最初業者は、普段慣れている保険や確認申請の検査程度と
 思ったのでしょう。実際にやってみると、
 私の検査の厳しさに面食らったと思います。
 
 
 
 私が言いたいことは2つ
 
 1、このような業者は当然、リスト化しています。
   (いずれ社団法人AJIAのHPhttp://www.ajia.or.jp/に掲載予定)
   
   品質に無頓着な業者と契約してはいけない。
   できれば契約する前に、相談していただきたい。
   

 2、検査会社によって検査のレベルは違う。
 
   第三者機関といっても、所詮業界の人がやっている。
   どんな業界でも、はみ出すことは勇気がいる。
   反発覚悟で検査をしている会社は稀です。
   
   
   
 
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事例373『機械で調べた かぶり不足』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今週、完成検査した、建売住宅。
 
  傷、汚れ以外は指摘なし。
 
 これは非常に珍しいことで、
 だいたい、構造、防火、省エネなどの
 指摘が3,4つは出るのが平均。
 
 当社のデータで、完成検査で「指摘あり」は
   99.8%。
  
 指摘0は、3年ぶりでした。
 
 さすがは、東証一部上場企業。
 
 
 
■(1)今回の事例___________

  「機械で調べた かぶり不足」
 __________________
 
 373

  
 
 ◆写真解説
 
 完成した建物の鉄筋の位置を調べる機械。
 
 調査の結果、鉄筋まわりのコンクリートが
 薄いことが判明。かぶり厚不足。

 
 ◆内容説明
 
 コンクリートを打設すると、鉄筋は見えなくなる。
 
 しかし、鉄筋探査機を使うと、
 鉄筋の位置、かぶりなどを特定できる。
 
 かぶりについては、ミリ単位で機械が表示する。
 
 
 その他、鉄筋を調べる方法は、X線撮影がある。
 
 
 ◆対策

 直接目視するのと違い、
 非破壊試験には限界がある。
 
 見えなくなる前に、検査することが重要。
 
 
=================

■(2)編集後記
 
 
 この前読んだ「大人の流儀」(伊集院 静著、講談社)
 の中にこんな文章があった。
 
 
  昔、喧嘩のプロ、仲裁のプロに酒席で戯言を聞いたことがある。
  「こちらに九分の非があってもいったんはじめたら
  ビクッともせんことですわ。押しまくっとったら
  必ず突破口は見つかりますわ。そういうもんですよ、
  諍いちゅうもんは」
 
 
 比喩として、日本に対する中国の態度を、例に出していました。
 

 私が今まで関わった建築紛争を思い出すと、
 確かにそれは言えると思いました。
 
 明らかに向こうに非があるのに、
 堂々と押しまくる弁護士にかかると、
 こっちが間違っているような状況になる。
 
 
 業務として、こちらに九分の非があるのに押しまくる
 依頼は受けませんが、
 
 押された場合は、中国の言いなりになる
 日本のように、ならないことを心がけたいです。
 
 
 
 
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事例372『仕上げの瑕疵』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 先週、断熱材の検査で、厚さが薄そうな部分を発見。
 それを確かめるために、狭い隙間に指を突っ込んだら
 中指が抜けなくなった。
 
 約5分間くらい、いろいろ試しても、やはり抜けない。
 
 最後は、皮膚を傷めながら、強引に抜きました。
 
 入れるときは簡単に入ったのに、
 不思議でたまりません。
 
 
 
■(1)今回の事例____________

  「仕上げの瑕疵」
 __________________
 
 372

  
 
 ◆写真解説
 
 幅木の高さが合っていない。
 
 出来栄えが劣る、美観損傷型の瑕疵。
 気になる、ならないは個人差がある。

 
 ◆内容説明
 
 以前、新車の納車時、傷のチェックを営業から
 促されたが、面倒なので、適当に見てOKをした。
 
 その直後、運転をして帰るとき、
 メーターパネルのアクリルに、大きな傷が
 あることを発見。
 
 メーターを見るたびに、傷が目に入るが、
 OKと言ってしまった手前、
 そのまま、乗り続けた事があります。
 
 
 建物の場合も、完成時にきちんとチェックしてから
 引渡しを受けないと、
 
 生活してから、ここも、あそこもと、ちょっとした
 傷などが、気になるというケースは多いと思う。
 
 
 全てのメーカーが、仕上げの検査をし
 補修を行っているとは限りません。
 
 施主が傷などを気にしないように、
 チェックの機会を設けず、
 引き渡してしまう会社もある。
 
 住んでから後悔しないために
 よく確認してから引渡しを受けましょう。
 
 
 
 ◆対策

 ネットで評判が悪い、あのメーカーの
 完成仕上げレベルが、よかったりするなど、
 会社の名前だけでは判断できません。
 
 初めてのことなどで、チェックの要領がわからなければ
 経験のある兄弟、友人を誘うか、
 当社のような、業者に対し遠慮しない検査会社に
 同行を求めるのがよいでしょう。
 
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 先日、検査した中古住宅。
 
 驚いたのは、隣地、道路への越境。
 2、3CMとかいうレベルではなく、
 約80CMも越境している。
 
 また、建ペイ率は60%に対し
 それを大幅に超える80%であった。
 
 
 確認申請をごまかせば、
 違法建築であっても、登記できたり、
 固定資産税課も何も言わない。
 
 つまり、当面は何の支障もなく住める。

 縦割り行政が、未だにこのような違法建築を
 蔓延らせる。
 
 基準があっても、抜け道が多ければ意味がない。
 

 
 
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事例371『壁の隙間』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今朝、眼科へ行くため電車に乗りました。
 
 電車の中及び、駅はかなりの人。
 GW中ですが、今日は仕事の人が多いようです。
 
 
 
■(1)今回の事例___________

  「壁の隙間」
 __________________
 
 371

 
 ◆写真解説
 
 パネル据付精度が悪く、
 ユニットバスの外壁に約7mmの隙間ができた。
 
 これでは、カタログで表示されている
 防火性能をクリアできない。

 
 ◆内容説明
 
 高耐火性能を売りにしている大手ハウスメーカーの
 ユニットバスの天井点検口をのぞいたら、
 壁に隙間が見えた。
 
 パネルの精度が悪く、空いてしまったと思われるが
 隙間を埋めるなどの処置もなく、放置した状況をみると、
 ここの品質管理は、いい加減だと思う。
 
 
 高耐火性能のメリットは、省令準耐火仕様など、
 耐火性能によって、火災保険の割引がある。
 
 標準仕様でない場合、
 追加費用を出して、耐火性能を上げる方もいます。
 
 
 
 ◆対策
 
 高耐火性能の施工、まずは基準を理解することが大事。
 
 大手ハウスメーカーでは施工マニュアルが存在するが、
 大工さんが十分理解していないケースもある。
 
 
 保険会社から「詐欺だ」と言われないように
 施工中のチェックが大事です。
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 自宅の斜め前で昨日、注文住宅の地鎮祭があった。
 
 私はそのとき留守だったため、
 業者が工事の挨拶にきて、置いていった紙を
 帰宅してから見た。
 
 それを見た感想は
 
 ・・「宣伝チラシか?」
 
 
 紙面の大半は、◆エ△ホームの性能について書かれている。
 
 チラシと勘違いして捨ててしまい、
 工事挨拶に来ないと思う人もいるでしょう。
 
 そこまでして、売り込みたいかと思う。
 
 
 売り込み文句で、目に付いたのは
 「コストパフォーマンスが高い
   (高性能だけど安い)」という文字。
   
   
 安くて、いい家は確かに存在する。
 私も何度か見ているし、メーカーも言える。
 
 しかし、大半は「安かろう=悪かろう」です。
 
 
 
 「原発は安全だ」と同じで
 「安くていい」、・・・言うだけは簡単。
 
 
 焼肉チェーンの集団食中毒事件。
 ニュースを見ると、この店舗は、
 価格の安さを売りにしていたようです。
 
 安くするために=手(手数)を抜く、管理を抜く、材料を落とす
 
 これらは普通のことでしょう。
 
 
 建築は壁の中など、あとから見えないところで、
 主に手を抜かれるので、誰も気づかない。
 
 工事中の検査を行う第三者検査も
 業者から注文を受ける立場であり、
 どこも施主が期待しているレベルではない。
 
 
 チラシを鵜呑みにせず
 自分なりによく考えてみることが大事です。

 
 
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事例370『鉄筋の切断』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 30日土曜日に、レーシックの手術を受けました。
 
 今日で手術から3日経過。
 未だに、本などを読む気にはならず、
 GWあと2日間は、目を休めようと思います。
 
 
 
■(1)今回の事例___________

  「鉄筋の切断」
 __________________
 
 370

 
 
 ◆写真解説
 
 配管スリーブを入れるために、
 基礎の鉄筋を切断し、補強はなし。
 
 これでは基礎の耐力が、当然落ちる。
 
 
 ◆内容説明
 
 この指摘を出したとき、現場監督がこう言いました
 
  「ダメなんですか、社内検査では指摘されていません」
  

 大手ハウスメーカーの監督ですが、
 知識があまりないようなので
 
 これでOKなら、鉄筋のジョイントは、
 重ねるなどして、継がなくてもいいでしょうと
 
 説明したら、理解してもらえた。
 
 
 
 ◆対策
 
 基礎の配筋検査が終わったあとに
 設備業者さんが来て、鉄筋を切ることもあるので、
 コンクリートを打設する直前に検査するほうがよい。
 
 理想は、設計図書にて、鉄筋と配管の取り合いを考慮する。
 
 どうしても切断が必要な場合は
 補強筋の入れ方を図面に記載しておく。
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 強度の近視だった私。
 
 めがねのレンズは、一番薄いものを選んでも
 昔よく例えられていた「牛乳瓶の底」のような感じ。
 
 当然、めがねを1本作ると料金は5万から6万円。
 
 スポーツ用等にもコンタクトを持っていたので、
 お金が結構かかっていました。
 
 
 これ以外に、レーシックを考えたきっかけは
 
 ・周囲で何人か手術をした人がいた。
 ・現場でめがねが曇るなど、何かと不便。
 
 などがあります。

 今回、手術した病院は 
 名古屋 金山の名古屋アイクリニック
 http://www.lasik.jp/
 
 住宅検査で品質にうるさい私が
 ここを選んだポイントは、
 
  手術までに3回の事前検査。
  何かあれば術後直後は24H対応。
  院長の実績など。
 
 
 さて、手術のことを紹介しますと、
 
 手術前は、やはり緊張しました。
 特に手術前、待合室で術後、痛がっている人たちを
 見たら余計に緊張が増しました。
 
 
 手術は両目、約20分。
 
 最初に角膜の表面をレーザーで切断します。
 このとき、左目だけ、切れている感覚がありました。
 
 そのあと、レーザーで中の角膜を削る作業。
 焦げ臭い、臭いが印象的でした。
 
 
 術中、目は常に開けた状態で不安ですが、
 院長が状況を見ながら、声をかけてくれたので
 安心できました。
 
 私の場合は術中、術後の痛みは全くなし。
 
 ただし、強度近視のため、
 はっきり見えるまでに1日半を用しました。
 
 今日はとってもよく見えます。
 
 
 レーシックは決断までに、勇気が要ります。
 術後の今となっては、
 老眼が出てもおかしくない40代なので、
 もっと早くやればよかったと思いました。
 
 
 
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事例369『バルコニーの立ち上がりが低い』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 GWに入りました。
 
 10連休の会社もあるようですが、
 当社は1日と、3日~5日の合計4日間が休みです。
 
 
 
■(1)今回の事例___________

  「バルコニーの立ち上がりが低い」
 __________________
 
 369

 
 ◆写真解説
 
 バルコニー防水。
 掃きだしサッシ下の立ち上がりが低い。
 
 雨漏りの懸念から120mm以上必要。(瑕疵担保保証の基準)

 
 ◆内容説明
 
 バルコニーに付くサッシの下部は、
 雨漏りしやすい箇所。
 
 立ち上がりが低いほど、出入りは楽ですが、
 雨漏りの危険度は増えます。
 
 
 瑕疵保険で、雨漏りしにくい
 設計、施工基準が定められています。
 
 基準に違反していると、
 雨漏りしても、保険がおりない可能性が高いです。
 
 
 ◆対策
 
 完成してから直すのは大変。
 
 基準を知らない職人さんもいるので
 図面にこれらの数字を記載することが重要。
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 ・土地家屋調査士、司法書士に頼まなくても、登記ができる。
 ・弁理士に頼まなくても、特許の申請ができる。
 ・税理士に頼まなくても、税金の申告ができる。
 
 インターネットの情報や、便利なソフトの登場で
 資格者に頼まなくても、自分でできるものが増えてきました。
 
 
 住宅の建築においても
 プロ以上に、基準を勉強している施主さんが最近多い。
 
 資格を取ってから、ほとんど実務を行っていない
 一級建築士よりは確実に詳しい。
 
 こういうお客さんに接すると、私もいい刺激を受けます。
 
 
 こんなお客さんは今後、確実に増えます。
 
 そうなると、品質、基準に不勉強な業者や、
 甘い検査をしている瑕疵保証検査会社は、
 揚げ足を取られるでしょう。
 
 
 
 
 
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事例368『基礎の通気ふさぎ』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 今日午前中、コンクリート打設に立ち会いました。
 
 ここ最近、天気が不安定なので
 雨を心配しましたが、今現在も雨は降っていません。
 
 天気予報が、ころころ変わる時期は
 現場作業の判断が難しいですね。
 
 
■(1)今回の事例___________

  「基礎の通気ふさぎ」
 __________________
 
 368
 
 
 ◆写真解説
 
 基礎の上の通気部。
 外側がビニールで塞がれている。
 
 これは躯体組み立て時の床養生で、
 剥がし忘れたようだ。
 
 基礎の通気ができなく、床下が湿気る。

 
 ◆内容説明
 
 屋根が出来るまでの間、1階床が濡れないように、
 また、基礎内へ雨が入らないように
 ビニールをしっかり貼った。
 
 工程が進み、フローリングの上だけは養生を剥がした。
 外部はそのままで完成してしまった。
 
 
 
 気がついたきっかけは、床下の漏水。
 
 床下調査依頼があり、床下に入ると、
 何か空気が湿気ていると感じがし、
 通気が塞がれていることを発見した。
 
 
 外装職人は、見ているはずですが
 それが問題であることに気づかない。
 
 
 ◆対策
 
 養生をしっかりやることは自体、悪くない。
 
 完成時など床下を検査すれば、これは発見できる。
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 3月決算が終わり、
 5月は法人税と消費税の納付があります。
 
 税金のことを考えていたら、
 復興のための増税案のニュースに目が留まりました。
 
  「3年限定で3%消費税を上げる」
 
 
 これは住宅のような金額が大きいものは、
 影響をかなり受ける。
 
 実施前に、住宅の受注が集中するでしょう。
 
 仮設住宅の建設が、一段落したあとだと思いますが、
 駆け込み受注が増え、資材不足が再度起きる。
 
 また、住宅着工数減の影響で、
 腕が悪く、淘汰された職人、業者が
 需要増で復活し、今の基準を知らないままに
 施工することで、欠陥住宅が増えるでしょう。
 
 
 増税は、復興の詳細を決めて、無駄遣いや、
 取りっぱぐれを、無くしてからにして欲しいです。
 
 
 消費税が3%上がって逆に儲かる人が、世の中にはいる。
 
 それは課税売上げが1000万円以下の事業者。
 
  消費税を納めなくていいからです。
 
 
 個人事業者の建築士にも対象者は多い。
 中には売上げを、過少申告している例もあるようです。
 
 課税限度を下げたり、個人事業者にも法人と同じレベルで
 税務調査が入れば、税収は増えるはずです。
 
 ただし、現実は、税務署がそこまで手が回らないために
 現行の制度は変わらないでしょう。
 
 不公平感は何にでもありますね。
 
 
 
 
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事例367 『止まらない水の侵入』

こんにちは住宅検査カノムの長井です。
 
 
 最近時々、事務所の水まわりが臭い。
 下水臭ですが、どこから出ているかわからない。
 
 建物調査は専門ですが、
 臭い、音の発生源の特定は専門外。
 
 それでも、どこからか特定しないと
 管理会社も動きにくいようで
 
 一度調べてみようと思います。
 
 
■(1)今回の事例___________

  「止まらない水の侵入」
 __________________
 
 367

  
 
 ◆写真解説
 
 地下水が基礎内へ湧き出て、
 何度か止水工事を行っても改善しない。
 
 当初は抵抗したが、話し合いで建替えが決定。
 
 業者の英断に施主さんも納得。

 
 ◆内容説明
 
 傾斜地にある土地で、地面から浅いところに、
 地下水が通っていた。
 
 大雨のあとや、梅雨時、水位が上がると
 この地下水が基礎内へ進入してくる。
 
 
 対処として、外周部を防水したが、止まらない。
 
 注入などによる止水工事も検討したが、
 再発の保証ができないことを専門業者から告げられた。
 
 施主さんはそれでは納得がいかず
 基礎を造り直しを求めた。
 
 
 話し合いが決裂した場合、裁判も考えたが、
 業者の社長の英断で、建替えが決定。
 
 工事は現在完了し、
 水の進入は完全に無くなった。
 
 
 ◆対策
 
 一度失敗しないと
 このような地下水の予見は難しい。
 
 
 傾斜地に建築するときは
 コンクリート打ち継ぎ部や配管貫通部など
 水が入りやすい箇所は、あらかじめ防水措置の計画をする。
 
 
====================

■(2)編集後記
 
 
 強い余震で、周りの家は何ともないのに
 自宅だけ、壁にヒビが入ったなどの相談が増えています。
 
 大手ハウスメーカーは、点検をしているようですが
 
 ・10年保証が切れた。
 ・10年保証内でも、地震だから免責です。
  
  
 などで取り合ってもらいない人が多いようです。
 
 震度5強や6弱で壁に大きな亀裂が入るのは
 構造に瑕疵(欠陥)がある可能性が高い。
 
 これらの件で、相談先を探している方は
 下記で無料相談を受け付けています。
 
 
 ※業者に責任を問える築20年以内の方が対象です。
 
 
 ■住宅検査 東北
 
 0178‐76‐1478(青森)
 022‐393‐7083(仙台)
 
 共に9時から17時まで
 
 ■住宅検査 セイソク
 
 045-567-2866(横浜)
 
 10時から22時まで 
 
 ■住宅検査 関西
 
  072-810-8881(大阪)
  
 8時から18時まで
  
 ■当社
 
 052-739-5471(名古屋)
 
 9時から18時30分まで
 
 
 
 
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