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欠陥修理

今年春に完成した集合住宅で、重大な瑕疵が発覚。
今現在、入居者に退去していただき、修理を行っています。

修理をしている職人は、当時施工した人とは別の人たち。
手抜きを目の当たりにして驚いています。

この現場、瑕疵検査に入った際、壁を壊す提案をしました。
建てた人たちは無知。構造で手を抜いていると確信したためです。
壁を壊した結果、予想以上の手抜きが出てきました。

今回、現場に関わる方たちに欠陥修理の現場を見せることは良いことだと感じました。
職人は、壁まで壊して検査すると思っていないからです。
隠れても発覚するということを学んだと思います。

大きな瑕疵が出ると、双方の負担は大きいです。
また、直接関係がない入居者にも多大な迷惑をかけています。

大規模な修理しないといけない現場、建て替えないといけない現場が
次から次に出てきます。今年だけでも5件関わりました。

確率的はわずかですが、ゼロにすべきものだと思います。

 

 

是正工事が不十分

瑕疵検査や完成1回だけの検査後、是正確認の依頼を受けることが多い。

業者側から是正写真が出てきた場合は、無駄かなと思いますが、
確認に行ってみると、修理が出来ていなかったり、不十分な個所があったりします。

昨日確認に行った現場は、是正写真を確認済で、
会社も上場企業だから大丈夫だろうと思い伺いました。

確認した結果、2割くらい未施工がありました。
職人任せで、管理者が見ていないのでしょう。

職人からすれば、面倒な作業。手を抜きたくなるかもしれません。

写真は差し替えや他の現場の写真を出したりもできるため、
なるべく直接見たほうが良いと思いました。

 

 

TVロケ

午後から4時間、撮影してきました。
午前中も検査予定を詰め込んだため、余裕時間なしの1日でした。

今回、ロケ中に衝撃的な事実が発覚。
業界の悪習を暴露するすごい内容になるでしょう。

放送日は前もって告知しますが、放送されない地域の方へは、
ブログ上で内容の一部を紹介する予定です。

近年、マスコミを入れた事件の相手が、非を認めるケースが増えています。
非常に喜ばしいことです。

 

 

 

事例1058 「早期のシーリング切れ」

観光が盛んな場所へ検査に行ってきました。
紅葉も有名ですが、山や街を見る限り、色づきはいまいちでした。

ここ2,3年、紅葉が綺麗でないと感じております。

 

■(1)今回の事例______________

「早期のシーリング切れ」
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◆写真解説

築1年目に発生した外壁シーリング切れ。
雨漏りの原因になることもある。プライマーの施工不良。

 

◆内容説明

シーリング材自体に接着性はありますが、さらに接着を強めるため
シーリングを打つ前にプライマーを施工します。

最近は、塗装済のサイディング材が主流。色が付いたプライマーを使わないため、
塗り忘れが起きやすい。(プライマーは外壁に等に付くと落とせない)

サイディング材は収縮する材料であり、プライマーの施工忘れは
写真のように界面でシ-リングが切れやすい。

シーリングが切れても、下地防水がきちんとしていれば雨漏りしないが、
施工不備であり、修理が必要。

 

◆対策

シーリング工事を終日監視するのは難しい。
職人への施工の徹底が重要。

 

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■(2)編集後記

明日は午後からTVのロケ。
今回もひどい事例にカメラを入れます。

ひどい実態を広く知っていただき、業界が変わっていくことを期待します。

今月はTVロケ2件。雑誌などの取材3件。(自費を払っての広告取材ではないです)
月末に大半が集中する予定であり、忙しくなりそうです。

乾燥か多湿か

先ほど行ってきた完成の現場。大工、クロス屋が下手すぎ。
階段のやり替え、約30%ほどのクロス張替えの指摘を出してきました。

 

今日は空気が乾燥しています。

冬場、乾燥しすぎる家と、湿気て結露に悩まされる家。
2つのパターンがあります。
どちらが多いかと言えば、湿気ている家が多いです。

これは家の造りによって決まります。
気密等を考慮しないと湿気るパターンになることが多い。
建てる前にどちらのタイプの家か、施工者に確認するとよいです。
ただし、設計者、施工者も分かってないケースがほとんどです。

乾燥する方が、家には良いですが、風邪をひきやすくなりますし、肌に悪いです。
ちょうど良い程度に調整するには、空調などに頼らないといけません。

 

 

 

 

1日で2件の雨漏り検査

今日は朝7時から配筋検査。そのあと雨漏り検査を続けて2件。
事務所に戻ってから相談1件。ハードな日でした。

雨漏り検査は、赤外線サーモグラフィーカメラを持っているために始めた検査。
最近は、結構な数の依頼を受けています。

今日の現場も、原因が分かりにくい雨漏りでした。
(原因が簡単に分かれば、弊社に依頼してきません)

壁の表面を赤外線サーモグラフィーで撮影すると、
濡れている位置がはっきり分かります。
(紫色が濡れている箇所)

どれだけ高性能な赤外線サーモグラフィーカメラがあっても、
構造や仕上げの納まりが分かっていないと、原因の特定は難しいです。

あと、水かけもコツがあります。
疑わしき箇所の状況に応じて、時間やかけ方をかえます。

ブログ紹介

ブログを紹介します。
これから建てる方、建築関係者に読んでいただきたいです。

建てた家に欠陥があり、買取りという形で解決した内容です。
結果だけ聞けば、良かったと思えますが、
双方にとって金銭以外にも負担が大きく、痛みは相当なものです。

紛争事例は、なかなか表に出ることがありません。
裁判所でのやり取りなど、簡単に公開することは出来ません。
貴重な体験談です。他人の失敗例から皆様が学び、住宅紛争が減っていくことを願います。

↓ 紹介するブログはこちら 「夢の注文住宅がまさかの欠陥?」

https://ameblo.jp/sakurahills-h/entry-12318013687.html

ダメ業者情報

ある成長中の会社。品質がひどすぎる。
急成長する過程で、品質が後回しになるのはお決まりパターン。
成長が一段落し、上場すると、品質も大事だと気付く。

今日もその会社の現場へ行きました。
予想どおり、ひどい。
業界内で良いうわさは聞かない。業界以外の人はそんな情報を知らないから買ってしまう。

社内検査はない。検査は瑕疵保険、中間検査任せ。
保険の検査員は、厄介な現場に来たという顔をしてた。
現場をうろうろしたあと、ろくに建物内へ入らず帰った。

私の方は、指摘がありすぎて、通常の2倍以上時間がかかりました。
今度からこの会社だけ、検査価格を割り増ししようと思います。

出来たら・・、いや、絶対に買わないほうがいい。
家と土地欲しさに、急成長の犠牲になる必要はない。

この会社、体制を変えないと文春砲を浴びるかもしれませんね。

 

事例1057 「雨漏りの原因」

先日の台風による雨漏り調査依頼が多いです。

海水温の上昇で、台風の勢力が強まり、
今後、被害が増えていくと予想しています。

家の計画時に風、雨対策を心掛けたほうが良いです。

 

■(1)今回の事例______________

「雨漏りの原因」
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◆写真解説

釘を打ち損じたサイディングの穴。
小さな穴でも雨が入り、雨漏りの原因になることがある。

 

◆内容説明

壁からの雨漏りの原因の一つに、サイディングの釘穴がある。
写真は釘頭が飛んで、釘の周囲から内部へ雨が入った。

釘まわりから雨は入らないと思っている方が多い。
実際、水はごくわずかな隙間でも侵入する。また、サイディングが収縮を繰り返すことで
釘頭が浮いたり、胴まわりに隙間が出来れば雨が入る。

釘部などから通気層内に雨が入ることを、メーカーは想定している。
最終的には、下地の防水が重要になる。

サイディング、最近は金物留めが主流である。
しかし、金物施工でも窓まわりなど、カット部は釘を打つ。

漏水しやすい窓まわりで釘を打つため、雨漏りの原因になりやすい。

 

◆対策

下地の防水で漏水しやすい箇所を重点的に検査する。
サイディングの穴を放置しない。

 

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■(2)編集後記

建築業界は、いい加減な検査が当たり前でもなぜ叩かれないのでしょうか。

先週、大手ハウスメーカーの配筋検査に行ったとき、
性能評価の検査員もあとから来ました。

現場にいたのはわずか5分程度。基礎の中にも入らず帰りました。
基礎屋さんが、あの人はいつもすぐ帰ると言ってました。

また、欠陥検査を行った別の現場は、建物の配置が大きくずれていました。
その他、筋交いが1箇所ない、構造金物がデタラメに付いていても
中間検査に合格し、検査済証も下りている。

これらの検査をあまり期待しないとしても、
お金も払っていることですし、もう少し見てもよいと思います。

建築業界は自動車、機械などと違い、中小、零細の会社が主。
締め付けると、混乱するため、いろいろと緩いです。

 

 

 

事例1056 「梁穴あけ集中」

3連休、全て仕事です。今日は朝8時から現場入り。
また、事務所では、かなり重たい内容の書類を書いております。

現在、新築以外の検査は、予定が入らずお断りしていることが多いです。
この連休で、仕事をある程度片付け、平常に戻す予定です。

 

■(1)今回の事例______________

「梁穴あけ集中」
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◆写真解説

耐力壁部の梁、電線貫通のための穴が12ヶあいている。
穴は構造の欠点となりやすく、耐力低下は確実である。

 

◆内容説明

電気配線を通すため、穴を集中してあけた。

ここまで配管が多ければ、設計で配管スペース(パイプシャフト)を設けるべきである。
検査に立ち会った設計者は、自分のミスになるため、
梁にたくさん穴をあけて何が悪いと、開き直った。

もちろん、あとからきちんと補強させました。

 

◆対策

構造に影響しない範囲の穴あけなら良いが、
その判断は電気屋さんなどでは分からない。

構造設計の担当者含め、穴をあける前に協議が必要。

 

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■(2)編集後記

先週、大手メーカーの現場を1日で4件まわった。
指摘がゼロと現場もあれば、重大な手抜きがある現場もあった。

その違いは何か考えた。指摘が出ないメーカーは、

・下請けを固定している。他の会社の仕事もさせない。
・第三者検査が入る時は、社内検査をより厳重に行う。

この2点が大きいと思う。

依頼先を選ぶときは、施工体制を調べてみるのも良いですね。

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