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事例1087 「鋼製火打ち梁、座金未施工」

連休後半、現場予定を入れなかったため、
今週は現場予定がほぼ、埋まっております。

週末も休みなしで現場へ出ます。

 

■(1)今回の事例______________

「鋼製火打ち梁、座金未施工」
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◆写真解説

鋼製火打ち梁、ボルト部の座金未施工。最近検査でよく指摘をする。

 

◆内容説明

木製に代わり、最近では鋼製火打ちが主流になってきた。
ボルト接合部で、材へのめり込みを防ぐため、座金を使用するのが一般的。
施工マニュアルを見ても座金使用がうたわれている。

また、基準法施行令にも記載がある。

建築基準法施行令 第3節木造 第47条2
・・・ボルト締には、ボルトの径に応じ有効な大きさと厚さを有する座金を使用しなければならない。

火打ち本体が鋼製のため、座金は要らないと大工さんが勝手に判断しているケースもある。

 

◆対策

構造検査時に全数チェックをする。

 

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■(2)編集後記

この連休、子供のリクエストで、1日だけ春スキーに行きました。
標高2000M超にあるゲレンデはこの日、猛吹雪。
気温も低く、春スキーという雰囲気には程遠かったです。

駐車場でブーツに履き替える際、腰に違和感が出ました。
滑るには問題のない痛さのため、1日滑り切りました。

最近、腰の違和感を頻繁に感じるようになり、針治療だけに頼るのは、無理がある。
なので、腰を鍛えることにしました。

鍼灸師やスポーツトレーナーによると
私の腰痛の原因は、お尻の筋肉にあるそうです。

原因が分かれば、そこを集中して鍛えます。

事例1070 「火打ち梁のボルトの種類が違う」

気温が上がりません。
滋賀県に検査に行きましたが、帰り道、彦根あたりで2℃。

明後日くらいまでこの寒さが続きます。
水道管、生コンなどの凍結に注意が必要です。

 

■(1)今回の事例______________

「火打ち梁のボルトの種類が違う」
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◆写真解説

火打ち梁の固定ボルト。抜いてみたら長さ5CMのスクリューだった。
本来、貫通ボルトを施工する必要がある。

 

◆内容説明

鋼製の火打ち梁。固定は、貫通ボルト+釘で構造認定を取得している商品。
短いスクリューでは、強度不足になる。

釘は一緒に付いてくるが、ボルトは現場調達。
大工がボルトの種類を確認しなかった。

ボルトの頭だけ見れば、違いが分かりにくい。
ボルト未施工部があり、その穴を見て間違に気づいた。
(仮にあけた穴が貫通していなかった)

 

◆対策

構造検査時に確認すれば、貫通しているか判断できる。

 

 

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■(2)編集後記

この20日に発売された「日経ホームビルダー」

私がたくさん登場します。
・キッチン換気扇ダクトの記事
・2018年の住宅業界を読む
・結露水の記事
・いつもの連載

このうち2つは12月に取材。TV取材なども重なり、バタバタしました。
2018年の住宅業界を読むは、プロのカメラマンを呼んで約1時間半撮影。
そのうち、使われた写真は1枚だけでした。

TVでも15時間撮影して、放送は15分。
メディア業界は大変ですね。

 

事例1052 「ホールダウンボルトが細い」

新幹線の中からの更新です。

選挙期間中のため、国会議員を駅などでよく見かけます。
今日は片山さつぎ議員と山本一太議員を駅で見かけました。

帰りも名古屋駅で誰か見かけるかもしれません。

 

■(1)今回の事例______________

「ホールダウンボルトが細い」
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◆写真解説

地震時の柱の引き抜きを防ぐホールダウンボルト。
規定(M16)より細いボルト(M12)が使われている。
所定の耐力が期待できない。

 

◆内容説明

ホールダウンボルトはM16を使用する。
木造住宅の大工や監督にとって、必須の知識です。

未だに間違えるのは、法律、基準に疎い、誰かに指摘を受けないからだと思います。

ボルト径が細いと、地震時の大きな力に耐えられない恐れがある。

 

◆対策

構造の検査時に確認する。
プロであれば、見るだけでM12かM16か区別できる。

 

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■(2)編集後記

今回の件に関する告示が出てから15年以上経過しています。
未だに基準を理解しなくても、仕事ができるこの業界はおかしいです。

日産や神戸製鋼のニュースを見るたび、住宅業界よりは、ましだと思ってしまいます。

明日は建築総合展NAGOYAのセミナー。
満員御礼。毎回、セミナーでは情報の出し惜しみは致しません。
前準備は、ぎりぎりの明日午前中がメインです。

 

事例1049 「火打ち梁の撤去」

今日1日、たくさんのご依頼、お問い合わせがありました。

今現在、10日先くらいまでの予定は結構埋まっているため、
急ぎの依頼は受けられない可能性が高いです。

新築検査以外は、お早めにお問い合わせください。

 

■(1)今回の事例______________

「火打ち梁の撤去」
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◆写真解説

火打ち梁が取りついていた跡。納まりに支障があり1本外した。
ぎりぎりの設計をしていると、耐震等級が確保できない恐れがある。

 

◆内容説明

小屋梁の火打ち。
耐震等級計算を行うと、火打ちの数が計算に反映される。
計算をしない場合、隅角部については、取り付けが必要であるが、
その他の箇所は設計者の判断で設置をする。
(プレカット業者にお任せが多い)

写真の現場は、耐震等級3の家。
天井点検口と干渉したため、外したと思われる。

1本外したら、計算上問題にならない個所へ、付け直せばよい。
図面、設計通りでない施工。

 

◆対策

施主が構造図を見比べることは、まず行わない。
完成時に建築士のチェックを入れる。

 

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■(2)編集後記

この仕事をしているので、業界の内面をよく知っている。

最近気にして見ていたのは、業者のお客さんへの対応が平等でない。
つまり、エコひいきが存在する。

紛争の場合で例を挙げると、
あるお客さんに対しては解決金を奮発する。
その反面、別のお客さんへは、1円も払わず、簡単な補修で済ませ、
嫌なら紛争を勧める。

業者の対応が悪くなるケースは、過剰な要求をする、
瑕疵に該当しない軽微なことを次から次へ指摘し、きりがないケースなど。
これらは、業者側が嫌う行為の代表的なものです。

反対に対応が良くなるケースは、ミスを責めながらも、
関係者の反感を買わず、相手に迷惑をかけたと思わせることが出来たときなど。

対応を決めるのは相手。担当者の気持ちで対応が決まることも当然ある。
その相手を徹底的に攻撃をしても良い結果は得られません。

冷静になって、うまく立ち回ることを勧めます。

 

 

事例1047 「火打ち梁 緊結不良」

このところ続けて、そこそこ有名な住宅メーカーが倒産している。

詳しい内容まで分かりませんが、忙しくて倒産することもある。
この業界、人出不足などの問題もあり、しわ寄せが拡散しないとよいですが。

 

■(1)今回の事例______________

「火打ち梁 緊結不良」
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◆写真解説

鋼製の火打ち梁。ボルト部の座金+釘3本未施工。
認定内容どおりでなく、緊結不良な状態。

 

◆内容説明

Zマーク表示金物の鋼製火打ち。
必要な座金、釘が未使用。

(マーク表示金物は、公益財団法人日本住宅・木材技術センターが
1978年に軸組工法用接合金物として制定した規格金物)座金や釘は、別売りでなく、一緒に送られてくる。
大工の勝手な判断で使用されていない。

規格に適合した内容で施工を行わないと、強度が確保できない。

 

◆対策

使用する金物の施工要領を確認し、大工へ指示する。検査をする。

 

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■(2)編集後記

社内検査を現場監督が行っている会社が多い。

現場で見ていると、頻繁に電話をしている監督もいる。
仕方がないかもしれませんが、検査に集中できないでしょう。

私は、携帯を持って現場に入ることはありますが、検査中は電話に出ません。

集中を切らしてはダメだと思うからです。

裁判書類や欠陥検査書類の作成時も、まとめに入る時は一切、電話に出ません。
支障がない早朝に行うケースが多いですが、予想以上に時間が押し、
昼までかかることもあります。

 

 

 

ミス防止を考えていない商品

休み前で昨日まで現場予定が一杯。
昨日は、渋滞にはまりながらも、何とか予定どおりスケジュールをこなしました。

今日から4日間は現場予定なし。
暑い中、現場に出なくてよいのはうれしいです。
欠陥検査の書類作成、原稿書き、本を読むなどして過ごします。

 

日々、検査をしていて、現場でのミス防止措置が足らないと感じることが多いです。
一つの例を紹介します。

写真が鮮明でなく、少し見ずらいですが、
2種類のホールダウンボルトの写真。
メーカー、形状、太さ、色が同じ。
違いは、引き抜き力が違う。(上部の商品の方が強い)

メッキ性能確保のため、色分けが難しく、同じ色になっていると思います。
2種類のボルトが現場に入った場合、長さが同じであれば、間違える確率は高い。

職人や監督がパッと見てわかるような製品つくりをメーカーに求めます。

事例1014「ナット、座金がない」

このところ欠陥写真の更新があまりできていません。
もちろんネタ切れではありません。
紛争業務が非常に混み合っています。

 

■(1)今回の事例______________

「ナット、座金がない」
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◆写真解説

梁の仕口を固定するボルト。ナットが未施工。
社内検査等でチェックされていない。

 

◆内容説明

座金とナットがない状態。
見逃すのが不思議なくらい目立つもの。

瑕疵検査、社内検査のあとの検査で発見。
これ以外にも2箇所、ナットが締まっていなかった。

梁の仕口が固定されていないと、大地震時に梁が抜ける恐れがある。

 

◆対策

ボルト類は全数チェックが必要。

マーキングしていくと見落としは減る。

 

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■(2)編集後記

本日、秀光ビルドに依頼している方から、
業務に支障が出るほど、たくさんの問い合わせをいただきました。

ニュースになって初めて不安を抱く方。
買うときから、安いから何かあるのではと不安を抱いていた方。
いろいろ見えるようです。

私たち業界の内情を知っている者からすれば、
全てお任せするのは危険。どの会社に依頼するにも
疑ってかかるくらいで良いと思います。

この業界は、失敗を隠蔽する体質があります。
現場で隠蔽されてしまうと経営者まで情報が上がらない。
隠蔽するから、失敗から学べず、同じ失敗を繰り返す。

家を買うときは1000万円単位のお金を使います。
その1~2パーセントを品質チェックの費用に回すのも必要だと思います。

あとあと問題が発覚し、裁判を行うと、かなりの費用がかかります。
(弁護士費用、立証のための費用など)
裁判費用が出せなくて、泣き寝入りするケースも多いです。自己防衛が大事です。

ホールダウン ナットの緩み

今週はやや遠い現場が多いのと、毎日打ち合わせがあり、
時間の余裕があまりありません。明日も早く出発します。

大地震の際、柱の引き抜きを防ぐ「ホールダウン金物」
施工後、土台の痩せや柱脚のめり込みによって、ナットが緩むことがある。

構造検査では緩みを確認し、大工さんには壁を張るぎりぎりに増し締めをお願いします。
(ウレタン吹き付けの場合は、吹き付け前に増し締め)

金物メーカーに良い対策がないか打診中です。

事例992「梁接合ボルト未施工」

今月はすでに3回も医者にかかっています。
今週は食あたりになりました。

食あたりは1日で治りましたが、
治るまで吐き気、だるさで仕事どころではなかったです。

体調管理に気を付けたいと思います。

 

■(1)今回の事例______________

「梁接合ボルト未施工」
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梁接合ボルト未施工

◆写真解説

小屋梁の継手。固定ボルトが未施工。
接合部の緊結不良。

 

◆内容説明

梁の上面に取りつけるボルト。躯体組み立て時に施工し忘れた。
下から見上げても見えないため、
社内検査などでチェックできていない。

ボルト未施工は継手の緊結不良となり
大地震時に継手が外れやすくなる。

 

◆対策

構造検査時にボルトの全数チェックを行う。

 

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■(2)編集後記

今年の11月はかなり忙しいです。
忙しいのは私だけでなく、現場も同じ。

現場監督さんが現場の進行状況をつかんでなく、
予定を聞いて現場に伺っても
聞いた予定と2、3日ずれていることが多いです。

来月は多少余裕ができるとよいですが。

事例960「継手の緊結不足」

移動の多い週でした。
来週にかけても遠くの予定が入っています。

今日の帰り、高速道路で事故現場を見ました。
4台が追突し、中の2台は人が挟まれていたもようです。

原因は、わき見でしょうか。
運転に集中するよう、自分も気を付けないといけません。

 

■(1)今回の事例______________

「継手の緊結不足」
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増築部継手

◆写真解説

増築部と既設部の構造材(母屋)の継手。
載せてあるだけで金物などで緊結していない。

 

◆内容説明

屋根の構造材。
増築する際に緊結の施工を忘れている。

緊結を忘れると、大地震の際に分離し
倒壊の恐れがある。

最近、増築する家は少なくなりました。
監督、職人が不慣れでミスも起きやすい。

 

◆対策

接合部の緊結は重要なチェックポイント。
工事中にチェックする。

 

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■(2)編集後記

名古屋東部の住宅街で空き巣被害が増えているそうです。
愛知は全国的に見ても空き巣が多い県。

それだけ入りやすい家が多いのか、泥棒が多いのか。
たぶん、泥棒が多く集まってくるのでしょう。

狙われないためには、泥棒が嫌う防犯対策を講じるしかありません。

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