欠陥工事写真集 4
下記の写真は当社が実際に検査した現場の欠陥部分を写したものです。
(ご注意:欠陥という言葉の定義は難しく小さな瑕疵も含まれます)
これはほんの一部ですがいろいろありますね、検査の必要性を感じてください
写真の内容を解説⇒
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185、外壁構造用合板。
強度性能 図面は1級指示のところ2級が使われている。1級のほうが強度は上。
平成21年1月9日
186、木造梁接合部の金物。ナットを付け忘れている。
平成21年1月12日
187、先回に続き木造梁接合部の金物。ボルトの緩み。締め忘れや木がやせて緩むことがある。
平成21年1月16日
188、金物例3つめ。ナット下のスプリングワッシャーが変形している。これでは緩み防止のための意味を果たさない。
平成21年1月20日
189、ホールダウン金物、基礎への埋め込み不足。赤矢印の刻印部までコンクリートに埋め込む必要があるが、青印がコンクリート上端レベル。
平成21年1月23日
190、赤矢印の先に沿ってラインが見えますか?これはコールドジョイントというコンクリートの不良継ぎ目です。先に打設したコンクリートが乾燥し一体化されていない。
平成21年1月27日
191、ベタ基礎立ち上がり下部全般に発生しているジャンカ(空隙)。打ち継ぎ部の一体化ができていない現象である。
平成21年1月30日
192、基礎立ち上がり打ち継ぎ面の汚れ。コンクリートの小さな破片が多く散乱。
コンクリートの一体化を妨げる。
平成21年2月3日
193、基礎に重大な問題が発覚。壊す以外に解決方法がなく解体。
平成21年2月6日
194、木造住宅、筋交いのふし抜けによる貫通穴。断面の欠損となり耐力を低下させる。
平成21年2月10日
195、2×4 1階床組。
端部接合金物釘の外れと木部の割れ。
平成21年2月13日
196、基礎の鉄筋 T字接合部分の主筋折り曲げ長さの不足。基準は設計によりますが鉄筋直径の35倍~40倍必要。写真の260mmは鉄筋直径(13mm)の20倍しかない。
平成21年2月19日
197、基礎鉄筋のかぶり不足。ビニールシートと鉄筋が付いてコンクリートがまわらない。
平成21年2月24日
198、基礎立ち上がり部、配管スリーブの4ヶ集中。
コンクリートが鉄筋にまわらず強度不足になる。
平成21年2月26日
199、屋根の板金(棟部)のへこみ、錆び。
完成の検査時、2階の窓から下屋が見えて発見。
平成21年3月2日
200、希望を無視しリフォームされた例。左が希望、打ち合わせの図面。右が実際完成した図面。玄関(黄)、キッチン(緑)、トイレ(赤)、浴室・脱衣(青)全て位置が違う。
平成21年3月5日
201、屋根瓦の割れ。工事途中で割れたもの。あとから見えない場所だと気が付かないこともある。
平成21年3月12日
202、屋根を受ける柱(小屋束)の上部が短く、寸法不足部分に木が挟んである。
これでは接合部が弱くなる。
平成21年3月16日
203、集合住宅、隣世帯との境壁・・界壁。防火、防音のためボードを2重に隙間なく張る箇所なのに隙間があり木が見える。ボードを固定するビスも少ない。
平成21年3月19日
204、先回同様 集合住宅界壁の石膏ボード未施工。写真はユニットバス点検口から洗面室天井裏を撮影、木部が見える。
平成21年3月23日
205、入り口をつくるために基礎の主筋を切断している(矢印間)がその補強が全くない。基礎の強度低下は確実。
平成21年3月26日
206、基礎の鉄筋組。つながっていない箇所(赤矢印)と径が規定より細い箇所(青矢印、 径13mm以上必要なところ10mm)がある 。この部分は当然弱くなる。
平成21年3月31日
207、大地震時に柱が抜けないよう端部を緊結するホールダウン金物。写真は1階柱頭部。締め忘れなのか緩んでいる。
平成21年4月2日
208、筋交い端部金物。
写真で見える範囲でビス抜け2本。(丸印は筋かい面6本必要と表示あり)ビスが少ないと所定の耐力が出ず違法。
平成21年4月7日
209、梁の接合部。構造耐力上主要な部分の継手であるが金物による緊結がない。地震がこなければ問題はないですが・・・
平成21年4月9日
210、基礎と土台水切り間の隙間。小さな虫は仕方がないとしてもネズミが入らないように矢印部分には隙間を作らない。
平成21年4月13日
211、窓下断熱材入忘れ。
低い位置の小さな部分で忘れやすい箇所である。
断熱材は居住空間をすっぽり包みこむことが基本。
平成21年4月16日
212、屋根を支える小屋束、寸法が短く上部に「かいもの」がしてある。固定が不十分なため地震時などで壊れる可能性大。(202と類似)
平成21年4月20日
213、木造で地震時の引抜き防止のために基準法で定められている柱端部を固定する金物。いまだに付いていない現場が多い。
(写真は金物施工例でありOKです)
平成21年4月23日
214、外壁シーリング施工忘れ。雨漏りの原因になる。
平成21年4月28日
215、断熱材の隙間(赤丸部)と間違った取り付け(防湿層の耳を押込む)をしている。気密と断熱性両方の性能を落とす。
平成21年4月30日
216、シロアリの蟻道。光を嫌うシロアリはトンネルを造って基礎表面を上にあがる。床下でこれを見つけたら確実にシロアリがいる。
平成21年5月7日
217、柱のシロアリ被害。床下だけでなく柱の上まで被害に会うことがある。
平成21年5月12日
218、2階天井裏で見た柱上端部。梁がなく固定ができていない。柱端部は緊結しなければならない。
平成21年5月14日
219、筋交い未固定。これでは何の役にもたたない。
平成21年5月19日
220、屋根裏の写真。屋根の頂上部で空気を抜く棟換気への通路が断熱材でふさがっている。これでは設計どうりの換気ができない。
平成21年5月22日
221、サッシまわりシーリングの穴。穴があれば防水の役割を果たさない。
平成21年5月26日
222、壁内結露。壁をあけてみたら結露で内部はベタベタ。水滴(矢印部)やカビもあった。原因は断熱材の薄さ。
平成21年5月28日
223、木造小屋組(屋根裏部)のけた行筋交い。釘の固定が全くなく、役割を果たしていない。
平成21年6月2日
224、床下断熱材。設備配管、配線時に落下した?
断熱欠損部分ができる。
平成21年6月5日
225、2×4で1,2階の壁などを緊結する帯金物の釘の抜け。
平成21年6月9日
226、1階床の防蟻処理(オレンジ色が薬剤)。大引き裏側の未施工部(丸印)を指摘したら裏側は塗らないという回答が返ってきた。
実際はむらなく塗るのが正しい。
平成21年6月11日
227、外壁シーリングの幅不足。施工前の写真で下の方は幅ほぼ0mm。これではシーリングが充填できない。
平成21年6月16日
228、基礎と土台を緊結するアンカーボルト部分に基礎パッキンがない。
締め付け力のかかる箇所であり必要です。
平成21年6月19日
229、あと施工アンカー
コンクリートに穴をあけた時の粉があり、吸引など掃除をしないまま接着材を入れたと思われる。強度的に疑問です。
平成21年6月23日
230、防火構造とするべき外壁の内側に、必要な石膏ボードの施工がない。
(断熱材もない)
平成21年6月26日
231、筋交い端部の隙間。
圧縮、引張り力の両方がかかる筋交い。隙間は圧縮力に対しNG。
平成21年6月30日