欠陥工事写真集– archive –
-
1289、1階耐力壁下(赤囲い部)に基礎梁(基礎の立ち上がり)がない。図面どおりの施工でもなく、瑕疵保険などの検査で指摘を受けないのが不思議。
-
1288、柱脚の構造金物のビスが、梁の座彫り部を貫通。ビスの効きが悪く、耐力不足。
-
1287、天気が続いているにも関わらず、外壁下から水が出てくる。原因は、通気層内で結露が発生している。
-
1286、基礎の水平精度が悪く、基礎パッキンの調整板だけを複数重ね(写真は7枚)水平を調整し、土台を載せている。正しい施工方法ではなく、構造耐力的に問題がある。
-
1285、大雨で擁壁が崩壊。人への被害は無かったものの、下の建物が一部損傷した。現場を調べたところ、自然災害ではなく、違法造成と手抜き工事が原因であることが判明した。
-
1284、基礎レベラーの硬化不良。チョークで文字が書けないくらい柔らかい。
-
1283、天井に大量の水滴が付着。外壁通気層内の湿気た空気が、エアコンスリーブから室内へ流入し、天井面で結露した。
-
1282、集成材柱の割れ。変位が少ないはずの集成材にも関わらず、完成後に太いひび割れが生じた。壁の仕上げに影響する。
-
1281、雨漏りによる躯体(柱、土台、筋交い)の腐朽。室内側に気密シートの施工があると発覚が遅れることがある。
-
1280、これは何の写真かわかりますか?漆喰の外壁に発生したカビです。ひび割れも全般的に発生している。
-
1279、2×4耐力壁部の石膏ボードビス間隔。@100mmで施工する必要があるところ、@150mmで施工されている。クロスの上から磁石でビス位置を確認。
-
1278、エコキュートアンカーボルトの径が規定より小さい。(M12を使用すべきとところM10使用)座金も小さく、脚元の緊結が不十分。
-
1277、外壁の塗り替え工事で、契約に入っているシーリング打ち替えを省略され、ここからの雨漏りが止まらない。
-
1276、屋上防水改修工事後の写真。ALCの目地の見え方からも明らかに塗膜が薄く、雨漏りが止まらない。
-
1275、木造住宅、乾式タイルの外壁。雨漏りが原因で下地ボードが反って、波打っている。
-
1274、壁内に発生した大量のカビ。前回紹介した雨漏り現場の室内側の壁合板を開けた写真。
-
1273、雨漏りによる土台の腐朽。ハウスメーカーの対応が悪く、弊社が壁を開けて確認したところ、全て腐朽していた。構造材の腐朽は安全性にも影響する。
-
1272、夏場に多いエアコン吹き出し口付近の結露。天井裏が湿気て、石膏ボードが水分を含んだことが原因。
-
1271、エコキュートの基礎。厚さ150mm以上必要なところ、100mmしかない。満水時の重さに耐えられない恐れあり。
-
1270、2階階段ホールの傾斜が8/1000。歩くだけで傾斜を感じるレベル。不同沈下が原因。
-
1269、分電盤下の黒い汚れ。気流止めの施工が不十分なため、外気が壁内を経由して室内に入っている。量が多く、築半年程度でここまで汚れた。
-
1268、ユニットバスの床裏に断熱材がない。長期優良住宅等、省エネ仕様の場合において、床下を基礎断熱で密閉せず、通気を取る場合は、ユニットバス床に断熱材が必要。
-
1267、外壁の結露。石膏ボードを留め付けているタッカー部で冬場、結露が発生、クロスを変色させる。(写真はクロスをめくり石膏ボードを露出した状態)
-
1266、普通、床下断熱材は床合板に密着するように施工する。写真は断熱材を約20mm下げて施工。合板との間に空間があり、周囲の隙間から1階床側に空気がまわりこむ。
-
1265、マンションの床や壁が変色。雨漏りを疑い、赤外線サーモグラフィーカメラ撮影を実施。壁下と床の一部(青色部)が濡れていた。
-
1264、筋交いの大きな欠損。節が取れたことで空洞ができた。構造上の欠点となる。
-
1263、フロアタイルの浮き。施工不良により全体の約3割のタイルが浮いている(裏側に隙間がある)。タイルや目地が割れやすい。
-
1262、屋根改修工事を行ったが雨漏りが発生。改修工事で既存(カラーベスト)の上に新たな金属屋根材を施工した際、ルーフィング施工を忘れたことが原因。(写真は新設屋根材を一部めくった状態。ルーフィングがない)
-
1261、新築してすぐに外壁シーリングが切れた。施工不良が原因。雨漏りしやすくなる。
-
1260、棟瓦をめくり、棟換気の有無を確認。換気開口が施工されていなかった。
-
1259、土台サイズが小さく、基礎との隙間を木片を入れておさめた。床鳴りの原因になりやすい。
-
1258、サッシ下枠のたれ。ガラスの重みで中央部が下がった(写真は5/1000の傾斜)。建付けが悪く、網戸が外れやすくなる。
-
1257、1階内部の壁、構造用合板未施工。本来、合板が梁まで達するため、天井裏で合板が見える。
-
1256、ベタ基礎の鉄筋を探査した電磁波レーダーの画像。鉄筋(赤丸)がスラブの底(表面から150mm)の位置にあり、下のかぶりがない。縦軸が深さ。
-
1255、平屋天井と2階建て部の境。赤丸印部の断熱材が未施工。ここを開放すると気密が大幅に下がると共に、小屋裏の空気が2階建て部の1階天井裏へ入る。(天井断熱のケース)
-
1254、ウレタン施工(断熱材)の家で雨漏りが起きると、木の腐朽がひどいケースが多い。ウレタンが雨を吸水し、壁内が乾きにくいのが原因。
-
1253、ユニットバスのスイッチから勢いよく風が出ている。これは床下の空気流入で、1階天井裏へ達する。冬場、風呂や室内が寒い原因となる。
-
1252、構造用合板の釘(L=50mm)が裏側の受け材を突きつけている。受け材の向きを付け間違えたことが原因。
-
1251、鉄筋コンクリート造の壁。改修工事で断熱材を撤去したところ、多数のジャンカ、コールドジョイントが出てきた。新築時、断熱材でコンクリート表面が見えず、発見できなかった。
-
1250、コンクリート内に土の塊が混入。擁壁の水抜き穴をコア抜きして発覚。土の大きさによっては構造的な影響が大きい。
-
1249、クロス表面にカビが発生。壁内をあけると木下地に大量のカビが付着していた。
-
1248、土台が未施工のため、アンカーボルトが丸見え。図面どおりでない施工。
-
1247、周囲地盤からの基礎の高さが低い(300mmほど)。フラット35や長期優良住宅の仕様は劣化対策で400mm以上必要。
-
1246、最上階、天井断熱材未施工。オレンジ色の部分約2平米に断熱材が敷かれていない。これ以外の箇所も未施工多数。
-
1245、キッチン吊り戸、底板の反り。原因は湿気。新品に交換しても再度、反りが出た。
-
1244、火打ち梁ボルト締め未施工。大半の箇所で同様にナットが締まっていない。本締めを忘れたたまま完成。
-
1243、サイディングの変形。全ての継ぎ目に反りが出て、ひび割れも多数発生。美観を著しく損ねている。
-
1242、キッチン換気扇、アルミダクトのつぶれ。ダクトの断面積が減り、排気効率が悪くなる。
-
1241、木造住宅、乾式タイル壁の落下。下地のボードが重みで下がり、目地が切れた。
-
1240、床下断熱材の大きな隙間。定尺の材料だけを入れ、空いた部分はそのまま。
-
1239、外壁タイルが斜めに貼られている。軒天が水平。完成時の検査で指摘。
-
1238、床下に入り、基礎と土台の間から外部側を撮影。土台水切りの裏側に雨が入っている。本来、雨が入る箇所ではない。
-
1237、基礎立ち上がり、鉄筋のかぶり不足(写真内の線が鉄筋。数字が表面から鉄筋までの距離)。非破壊試験で鉄筋の位置を確認。
-
1236、最上階天井の外壁際、天井裏の熱が伝わっている。壁と天井との取り合い部、断熱材に隙間ができる納まりになっている。
-
1235、耐震補強工事をした家。新設した耐力壁下の基礎がブロック。これでは耐力壁が有効に働かない。
-
1234、柱の引抜きを防止するホールダウンボルト、基礎への埋込み不足。約50mm。
-
1233、室内のリフォーム。塗装工事全般において、仕上げが汚い。
-
1232、リフォームで屋根防水工事を依頼。排水ドレンまわりの亀裂を処理しなかったため、雨漏りが直らない。
-
1231、エコキュートの脚を固定するアンカーボルト。告示やメーカー仕様はM12のボルト使用。現場はワンサイズ小さいM10のボルトで施工されていた。
-
1230、床置き収納、天板の傾斜(16/1000)。傾斜している壁に取り付けたことが原因。